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B.LEAGUE 2023-24シーズン 第36節 A東京戦 GAME2 試合レポート

2024/05/04

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B.LEAGUE 2023-24シーズン 第36節 A東京戦 GAME2 試合レポート
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小野寺龍太郎HCコメント
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今日の試合は色々な要素があったので、勝ち負けだけでは表すことのできない試合でしたが、まずはとにかく勝ちたかった試合でした。

そのうえで、テクニカルな話をさせていただくと、前半はある程度プラン通りにでき、昨日よりオフェンス・ディフェンスのミスや、簡単な失点は減らすことができていました。

昨日やられた部分は選手たちも修正をして、コートで表現できていましたし、オフェンス面でも思うようなアドバンテージを作ることができ、決めきることができていました。

前半はプラン通りの試合ができていたと考えています。



A東京相手に前半で50点近くとるということはオフェンスの効率もよく、評価できる部分であると思います。

ただ、3Qの入りは、昨日と同じようにターンオーバーが目立つような形になってしまいました。

そこから一気に得点を取られてしまい、後半のできに関しては良かったとは言えませんでしたし、勝つには値しない内容でした。



自分たちのようなチャレンジするチームが、CSにいくチームに対して自らミスしていては勝つことは難しいですし、我慢強く僅差でついていった点は評価できると思いますが、リードを守り切れないなど、シーズン通しての課題が今日も出てしまいました。

昨日も今日も勝てるチャンスはあったと思いますが、そこを勝ち切れなかったことは自分たちの弱さでもあり、上位チームに勝つためにはもっと強くならなければいけないですし、フィジカル要素含めてタフに戦っていかなければいけないと感じました。



A東京に対して戦える部分もありましたし、どのチーム相手にも戦える自信はどの選手もあると思いますが、勝ち切る力はこれからつけていなかなければいけない部分です。
シーズンの総括として、遂行レベルの高さ、サイズのミスマッチを消していけるようなリバウンドを含めたタフなフィジカルコンタクトを身に付けていくことがB1で戦うためには必要だと感じています。



ホーム最終戦、最後は6,000人を超えるたくさんのファンの皆さんの前で、会場が桜色に染まった中で、桜井選手を勝って送り出すことができなかったことはとても悔しいです。

桜井選手はオフェンスでも良いアタックができていて状態もよく、戦力として彼の力をもって最後に追いつき逆転まで行きたかったのですが、接戦をものにできなかったことはコーチとしても責任を感じています。



桜井選手の引退というクラブとしても一つの節目のシーズンではありましたが、これからCSを戦えるチームを目指して、強豪ひしめく東地区の中でどのようにレバンガ北海道が進んでいく道を作っていくのか、しっかり見据えながらやっていくことが、今日会場を満員にしてくれたファンの皆さまに対しての恩返しだと改めて感じましたし、北海道は可能性のあるチームだと感じています。
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小野寺龍太郎