りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第35節 仙台戦 GAME2 試合レポート

1Q

今シーズン最後となる仙台との対戦は、昨日に引き続き#5クリーナーのポストプレーで先制。
互いにインテンシティ高い入りでロースコアな試合運びとなる中、#1関野の3PTやファストブレイク、#40ウェルシュの高精度なミドルジャンパーなどで得点を積み上げる。
終盤はややペースを落とすも、シュートで終えるオフェンスを継続し、14-13の1点ビハインドで最初のQを終える。

''

2Q

2Qは#34盛實の3PTからスタート。
途中、1Qでの#5クリーナー負傷退場によりon1で凌ぐ時間帯が続くが、#7中野が4本の3PTを沈めるなどで躍動して流れを渡さない。
対する仙台も#14青木のアグレッシブなオフェンスからスコアを重ね、大きなリードとはならず、31-32の1点リードで試合を折り返す。

''

3Q

後半は#2ラモスの連続得点、#25アレンの3PTからスタートし、一歩前へ出る。
その後相手を24秒バイオレーションに追い込み、テイクチャージを奪うなどで攻勢に出て、#1関野の1on1で2桁リードに持ち込む。
仙台も#45ブースの連続3PTなどで譲らず、再び試合は拮抗するが、#34盛實のアシストが光って#25アレンの3PT、#40ウェルシュのAND1が決まり、9点リードで最終Qへ。

''

4Q

勝負の4Q、出だしの1分間で7-0のランを許し、再び1ポゼッション差まで追い詰められる立ち上がりとなる。
タイムアウト請求後、#25アレンの3PTでランを断ち切り、#4寺園がファウルドローからのフリースローを2本揃えて7点差でオフィシャルタイムアウトへ。

激しさを増す展開の中、ディフェンスの集中力を切らさずに戦い、1:31に#1関野がキックアウトからの3PTを沈めて7点リードで試合終盤へ。
最後はファウルゲームを仕掛けられるが、#4寺園を筆頭に落ち着いてフリースローを沈め続け、AWAYの地で連敗ストップ、シーズン20勝目を掴み取る!

''

小野寺龍太郎HC コメント

HC

小野寺龍太郎

ここ数試合はディフェンスの部分で満足のいく結果が得られず、これまで積み重ねてきたものを出し切ることができずに、それが連敗に繋がり、苦しいゲームが続いていました。
今日は昨日のゲームに少しのアジャストを加えつつ、自分たちが何をやるべきなのかを再確認してゲームに入り、結果として選手たちがカムバックし、今日のようなゲームを勝ち切ってくれたことを非常に嬉しく思います。

試合中は色んなミスこそありましたが、我慢強くディフェンスゲームを続けて、リードでゲームを進めることができたのはポジティブな要素だと考えています。
改めて、今シーズンのチームの成長を感じられたゲームでした。

シーズン最終盤に差し掛かり、今日も会場では多くの方が応援してくれていました。
配信も多くの方がご覧になっている中、チームとして勝利をお見せしたい気持ちでしたが、最近はそれができていなかった中、今日はAWAYで勝利することができ、来週末のホーム最終戦、シーズン最後の試合を良い雰囲気の中で臨むことができると思います。
最終戦での勝利に繋げられる雰囲気を作ることができた、前向きな試合でした。

残り2試合、ホームで勝利して良い形でシーズンを終えて、ファンの皆さんと喜びを分かち合えるよう、残り1週間準備していきたいと思います。

#1 関野剛平選手 コメント

SG/SF

関野剛平

やっと勝ち星を挙げられた、ほっとしたというのが率直な感想です。
もちろんチームとして勝ちを目指して戦っていますが、最終的にうまくかみ合わずに負けてしまう試合が続いていたので、今日の試合は競っていた中で勝ち切ったことは自信にもなりますし、次にも繋がるんじゃないかと思います。

■試合の最後1分半ほど、ショットクロックがほとんどない中で決めた3PTについて
時間が残っていなかったので、自分に回ってきたら打つと決めていました。
時間がなかったので、迷いなく、打つことしか考えていなかったので、気持ちよく打てたのかもしれないです。

■FG、FTも含めすべてのシュート成功率が100%でしたが、感覚が特別良かったなどありましたか
感覚が特別良かったということはないですが、今日だけではなく、無理なシュートは打たないようにしています。
難しい状況でも打っていくことは自分の仕事ではないですし、タフショットを打って速攻を喰らうことになればチームとしても流れが悪くなることになるので、空いている時はしっかり狙って、無理な状況ではしっかりさばいて、という判断を正しくするように意識しています。
今日はフリーの状況でしっかりと決めきれたことは良かったと思います。
最後のショットもイン・アウトだったので打ちやすいパスでしたし、ショットクロックも残り僅かで、迷わずに打ち切れました。

■今シーズン最後となる今週末のホームゲームへの意気込み
既にCSの可能性がなくなっている状況にも関わらず、ホームゲームではたくさんのブースターの方が会場に来て応援し続けてくれているので、最後はその恩返しということも含めて、チームとして勝ち切って、最高の雰囲気で終わりたいですし、感謝の気持ちを込めて、勝利したいと思います。

#7 中野司選手 コメント

SG

中野司

最終スコアだけ見れば、レバンガが目指しているようなバスケができたと思います。
島谷選手、クリーナー選手を欠く中、チームとしても厳しい状況の中で、相手の失点を66点に抑えることができた価値のあるゲームだったと思います。
控えのメンバー含め、全員がしっかりと負傷者の穴を埋めることができたと思います。

◼︎2Q、4本の3PTを決め切ったことについて
このAWAYの3連戦でプレータイムを掴めていない中、もちろん悔しい思いもありましたが、良くても悪くても残り3試合、考えすぎて硬く入って硬いまま終わるのではなく、自分が持っているパフォーマンスを最大限出せるようにリラックスして入ろうと思い、結果、それが思い切り良くシュートを打てた要因になったのかもしれません。

◼︎今後、シューターとしてどういう風に存在感を示したいですか
自分自身の存在意義を作っていくために、まずはシュートを決めて、チームにとって得点面での影響、貢献というのはすごく大きな役割だと思いますし、そこはシューターとして、責任を持ってプレーしないといけないと思います。
リーグ自体も外国籍でフォワードの選手が増えてきているので、シュートに加えて、ディフェンス力もより強く求められてくると思っています。
自分自身、そこは今日も含めてあまり良くなかったので、リーグ内、チーム内で自分の存在価値を上げていくためにも、ディフェンス面での課題をしっかりと克服して、より価値のある選手になれるように成長していきたいと思っています。

◼︎最後2試合、どのような姿を見せたいか
シーズン最終戦をホームで迎えられることは、リーグの中でも半分のチームしかできないことであり、特別だと思っています。
ファンの皆さんに対して1シーズンの感謝を伝える、という意味も込めて、しっかりと連勝して終えたいと思います。
僕たちはCSには出場できませんが、最後しっかりと、これまでの58試合で成長してきた姿を表現したいです。
自分の役割を全うし、前向きな気持ちのもと良い形で終われるよう、残り2試合をしっかり戦っていきます。

りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第35節 仙台戦 GAME2 試合ハイライト

次節ホームゲーム情報

ホームゲーム情報はこちら