北海道のスタートはGAME1と同じ布陣。
開始早々#5クリーナーの3PTが決まるが、ファウルが立て込み、我慢しながら戦う立ち上がりとなる。
ピック&ロールゲームから#40ウェルシュへの合わせで得点を積み重ねる北海道に対し、千葉Jはアウトサイドでオープンを作り3PTで加点して流れを奪い合う。
中盤は千葉Jのファウルドローからのフリースローや、オールコートプレスを受けて徐々に流れを奪われ、終わり際、千葉J#12金近のブザービーターで30得点に乗せられ、7点ビハインドで1Qを終える。
好調な#40ウェルシュの加点で対抗するが、アウトサイドでの加点が伸びず、千葉J#3小川のバスカンで2桁点差を背負う。
1on1やオープンからの3PTを沈める千葉Jに点差を開かれつつも、北海道は#34盛實が貴重な3PTを沈めてオフィシャルタイムアウトへ。
終盤は#2ラモスのドライブ、#4寺園のジャンパーも決まって盛り返し、9点ビハインドでゲームを折り返す。
後半の立ち上がり、ペイントでの失点が響いて点差が開く。
リングにアタックできない時間帯が続き、5:27にようやく#25アレンの3PTが決まるが、流れを変えることはできず、千葉Jの高確率なスリーポイントゲームを止めることができない。
終盤はゾーンディフェンスを取り入れながら守るも、30得点のビッグクォーターを再び許して最終Qへ。
千葉Jの高確率な3PTが決まり続けて相手の攻勢を断ち切ることができない苦しい試合展開が続く。
3Q終盤からシュートを狙い続けた#6菊地、交代出場した#1関野の3PTが決まって僅かに点差を縮めるが、試合を通して千葉Jの3PTを阻むことができず、81-108でホーム連敗となる。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
「昨日に引き続きハイスコアゲームを許してしまいました。
昨日と同じようなやられ方をしてしまったり、途中ゾーンディフェンスを敷いた中でも、相手に3PTシュートを簡単に打たれてしまうケースが多かったと思います。
後半、千葉のゾーンブレイクに対してはそこまで準備してきた訳ではありませんでしたが、シンプルに1対1の状況で、目の前で、素晴らしく高い確率でシュートを決め切っており、外国籍選手も日本人選手も、それぞれしっかり高確率で決めてくる、非常に守りづらいチームだということを改めて感じました。
なかなか慣れないディフェンスをさせてしまったことも、今日のゲームで大量失点をしてしまった原因だと考えています。
前回の秋田戦からホーム3連敗という状況で、昨日も含め悔しいゲームになりました。
多くのファンの皆さんの前で、内容としても良くないゲームをしてしまい非常に悔しい気持ちです。
ここから今シーズン最後の5試合を迎えますが、勝ちに値するような内容、ファイトをしていく必要がもっともっとあると感じています。
自分たちが今シーズンやってきたものをしっかり試合の中で出して、自分たちが結果にコミットできるように、またすぐ次の試合に向けて良い準備をしていきたいと思います。」
#25 テリー・アレン選手コメント
テリー・アレン
「今日はハイスコアゲームとなり、点数を取られすぎてしまいました。
相手に60%の確率で3PTを決められたのが敗因だと思います。
スミス選手とホグ選手はチェックしていてもタフに決め切っており、その他にも様々なパターンで相手が攻めてきましたが、守り切ることができませんでした。
もちろんアジャストも入りましたが、それも上手くいかず、調子の良い選手をどんどん波に乗せてしまったと感じます。」
■残りAWAY3試合、HOME2試合となりましたが、どのように戦いたいですか?
「もちろん5試合とも勝ちに行く気持ちで臨みます。
まずは目の前の1試合、越谷戦に集中して、良い準備をしたいです。」
#34 盛實海翔選手コメント
盛實海翔
「前半は何とかついていけましたが、後半の勝負所で力の差が出てしまったゲームだと思います。
相手のラインナップに対応しようとして、自分たちのディフェンスがルーズになり、そこから高確率な3PTを決められてしまいました。
自分たちもリズムよく攻められず、ゲームを通して自分たちの流れに持ち込むことができませんでした。」
■後半の自分たちのゾーンディフェンスについて
「自分たちはゾーンにあまり慣れていませんが、そこまで大きく崩れたということはないと思います。
ただ、相手は個の能力も高く、ディフェンスの上からでもシュートを決めてきたので、やはりそれを止めるためには、もう1歩、2歩頑張ってディフェンスをしなければいけないと感じました。」
■今シーズンも残り5試合となりましたが
「たくさんのファンの方の前で、今日のような試合になってしまって悔しい思いです。
個の能力が高いと言えど、やられてはいけない場面で気持ちよく打たせるような場面もあったので、そこは改善が必要だと思います。
残り5試合、ここから急激に戦術や戦略が変わることはないと思います。
これまで積み上げてきたものの精度を上げて、やるべきことをやり切りたいと思います。」