今シーズン初となる佐賀との対戦、スタートは#2ラモス、#4寺園、#5クリーナー、#14星野、#40ウェルシュの布陣。
立ち上がり、#2ラモス、#4寺園らペリメーター陣のアタックで加点やファウルを誘い得点。
#4寺園の3PT、#40ウェルシュのエルボージャンパーで一歩前に出る。
ピックアンドロールゲームを展開する佐賀は#25角田のトップからの3PTが決まり再び同点とされ、タイムアウトを請求。
タイムアウト明けは佐賀#2ガルシアがコートインし、アグレッシブなドライブで押し切られて点の取り合いが続くが、#5クリーナーの3PTなどで2点リードし1Q終了。
2Qは#15島谷の3PTからスタート。
#25アレンの1on1、#18内藤のロングツーなどで徐々に点差を開く。
さらに#40ウェルシュらビッグ陣がリバウンドで奮闘してセカンドチャンスを与えず、#25アレン、#18内藤の3PTで2桁リードを奪うことに成功。
ハンドラーに対しても高強度のディフェンスを仕掛けて流れを渡さず、好調な#2ラモスの3PT、ダンクなどで主導権を握ると、最後は#15島谷のブザービーター3PTが決まり、14点にリードを広げて前半終了。
後半、佐賀#14金丸の連続得点などシューター陣による外角の得点が決まり出すが、スポットで#4寺園、#2ラモス、#5クリーナーらが打ち切り、高確率で決め返す。
その後は激しく得点を奪い合うハイスコアゲームとなるが、高確率でアウトサイドシュートを決め切った北海道が31得点のビッグクォーターで主導権を譲らず、わずかに点差を開いて最終Qへ。
#34盛實の連続3PTが決まるが、ペイントでイージーな得点を許しタイムアウトを請求。
タイムアウト明け、再び#34盛實の3PTが決まるが、そこからはシュートが落ち、ファウルも嵩み重たい展開となる。
そこから5分間は無得点で終えるが、ディフェンスで集中力を切らさず、最小限の失点で試合終盤へ。
最後は#2ラモス、#34盛實のペネトレイトで突き離し、最終スコア78-98で勝利を飾り、連敗を止める。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
「前節の茨城戦で非常に内容の悪いゲームで敗れてしまった中で、互いに準備期間の限られた状況で、今季初対戦となる佐賀さんとの今節に向けて、フィードバックやスカウティング等の準備をしてきました。
98点というオフェンス部分に目が行くかもしれませんが、途中まで点数の取り合いをしてしまったことは、内容として良かったとは言えないのですが、茨城戦での非常に悔しい負けを経て、しっかりと選手たちも切り替えて、チーム全体で準備をして、結果として今日の勝利を得られたことはチームとして大きかったと思います。
今日を含めて今季残り10試合、どのように戦っていくのかを考えた時に、今シーズン大事にしてきたものをしっかり出せる時間を多くしようと話して臨み、そのようなゲームで勝てたということは非常に価値のある勝利だったと考えています。
ただ、修正が必要な部分は多岐に渡っていますし、オフェンス・ディフェンス共に、特に4Qのオフェンス、3Qまでのディフェンスに関しては、もう少し強固にペイントエリアを守らなければいけなかったですし、色々な要素はありますが、シンプルに修正する部分を整理して、明日のGAME2に向けて、もっと良い内容で良い結果が得られるような準備をしたいと思います。」
■内藤選手がやるべきプレーを遂行しようとする姿勢とそのことがチームにもたらす影響について
「すごく評価しています。
内藤選手は序盤プレータイムが少なかったですが、ここ数試合伸ばしています。
今日であればガルシア選手、越谷さんとの対戦ではLJ・ピーク選手のような選手にマッチアップさせたいと考えています。
そういった中で、求められたことを遂行レベル高くやろうとしているので、たとえそれができなかったとしても、その場合は自分たちが次のプランに移行するのかを判断できるので、まずやるべきことをやりきろうとしてくれることを高く評価しています。
今日もガルシア選手にやられてしまう場面はありましたが、しっかりとボディアップして、最後あともう少しだねというところまで持っていけていることは、チームにとっても、ベンチでその姿を見ている選手たちにとっても、テルがあれだけやっているのだから自分たちもやらなきゃいけないという雰囲気にもなりますし、内藤選手にとっての自信にもつながると思っているので、プレータームをどんどん与えて、プレーしてもらいたいと思っています。」
#4 寺園脩斗選手
寺園脩斗
「前節の茨城戦でチームとしてやろうとしていたことができなくて負けてしまったので、その分今日の試合では、オフェンス・ディフェンスともに、自分たちが守るべきルールをしっかり遂行しようとして、それができたのではないかと思います。
ここ数試合、ペイントエリアでの失点が多いので、バスケットにおいてペイントエリアでは得点効率が高くなる傾向があるので、そこをどう抑えるかがGAME2の鍵になると思います。
ピック&ロールプレーをされた時に、ガードはしっかりとプレッシャーをかけ、ビッグマンは2対1の状況で相手のガードとビッグマンの両方をしっかり守ることが重要となるので、互いにコミュニケーションを取ることでチームとして守っていきたいと思います。」
■チーム全体で3PTが46.2%と高確率だったことについて
「自分たちが狙っていたところで思い切りよくシュートを打てたことが良い結果に繋がったと思いますし、一人ひとりがコーチ陣のスカウティングによる相手のディフェンスの穴となる部分を理解して、そこでしっかりと打てたことが確率の良さに繋がったのではないかと思います。
自分自身としては、バイウィーク前に疲れが出たあたりで確率が落ちてしまっていたのですが、バイウィークに走り込みながらシュートを打つ練習をやってみて、きつい状態でもシュートが入るように練習してきたので、自信を持ってシュートを打てていることが入っている要因の一つだと感じています。」