りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第30節 茨城戦 試合レポート

1Q

負けられない同地区対決、スタートは#2ラモス、#4寺園、#5クリーナー、#14星野、#40ウェルシュの布陣。
#2ラモスのアタックで先制し、#14星野の3PTが続くが、茨城#13中村の連続ドライブや3PTなどで流れを掴みきれず、主導権を奪い合う立ち上がりとなる。
その後トランジションやビッグ陣による加点で一歩前に出るも、茨城のタイムアウト明けは相手の内外からの連続得点を許して追い上げられる。
最終的に1点リードで最初のQを終える。

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2Q

#6菊地がコートイン。茨城#20フロイドのインサイドプレーから連続得点を奪われタイムアウトを請求。
タイムアウト明けは#15島谷がアタックから打開するが、高強度のディフェンスを展開する茨城に対してペースダウンし、1点差のまま試合が推移。
互いにシュートが落ちる中、茨城はインサイドからの加点が決まり出し、1点ビハインドとなってオフィシャルタイムアウトへ。
その後#25アレン、#4寺園の3PTが決まって再び一歩前に出るかに思えたが、ボールフローからズレを突かれ、茨城#20フロイドの連続得点から再び追い上げを許して2点リードで前半終了。

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3Q

後半は茨城#21ジェイコブセンの得点で開始早々同点となる。
シュートを落とす時間帯もディフェンスで我慢し、#4寺園の連続加点、#5クリーナーのフェイダウェイで再び一歩前に出るが、茨城のタイムアウト後は再び立て直され、茨城#17駒沢の連続ドライブが決まり、すぐに北海道がタイムアウトを請求する。
その後は#34盛實と茨城#0フランクスが3PTを応酬、最後は連続得点に成功した北海道が6点のリードを奪って最終クォーターへ。

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4Q

勝負の最終Q、好調な茨城#13中村の連続得点を許し、#20フロイドのレイアップで逆転を許す。
北海道はペリメーター陣のショットが落ち、最初の4分間を無得点に終えたのち、#25アレンが3PTを沈めてスコアを動かすが、#20フロイドの左ドライブから連続で加点され、2点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
ガード陣に対して高強度のディフェンスを仕掛けられる中、#40ウェルシュのエルボージャンパーから加点して対抗するが、茨城#14の久岡3PT、ファウルからのフリースローで徐々に加点を許し、ビハインド状態で試合終盤へ。
引き続きビッグ陣のオープンを使って加点し、残り1:01では2点ビハインドまで詰め寄るが、残り27秒、ミスマッチからターンオーバーとなって流れをものとされ、ファウルゲームの末敵地で悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HC コメント

HC

小野寺龍太郎

「試合を通して、止めなければいけないショットを止めきれず、簡単にやられ過ぎてしまった部分が多かったゲームとなりました。
相手選手毎にプレーの特徴があり、それを頭では分かってはいながらも、簡単に抜かれてしまったり、ストレートにバスケットにドライブを許すという場面が、スモール、ビッグ共に、今日は多く目立っていたと思います。

お互い短い準備期間の中で相手のスカウティングをしているので、どこを許容し、どこを止めるかはゲームプランの中で優先順位を決めて取り組んでいますが、今日はそれをコートの中で表現できない時間帯、できないポゼッションがあったと考えています。

今日差が出たのはハーフコートのオフェンス効率という部分だけで、大きなファストブレイクや、大きなセカンドチャンスを与えたわけではありません。
勿体無い失点の積み重ねと、4Qにビッグクォーターを許してしまうという非常に悔しい敗戦となりましたが、次のAWAY佐賀戦まで時間的な余裕はありませんし、この時期にお互い初対戦で難しい戦いになると思いますが、しっかり切り替えて、また準備をして、良い準備が必ず良い結果に繋がるように、チーム全員でもう一度臨みたいです。

水曜日のナイトゲームにも関わらず、多くのファンの皆さんが北海道からも来てくださって、応援の声は本当に力になりました。
だからこそ勝利をお見せしたかったのですが、非常に悔しい結果となったので、週末はしっかり勝って札幌に戻れるよう、次に向けてしっかり準備をしたいと思います。」

#4 寺園脩斗選手 コメント

PG

寺園脩斗

「相手のガードに簡単なレイアップを許したり、ボールマンに対して簡単にペイントで得点されたりなど、普段僕たちがやられていない部分でやられてしまったことが敗因だと思います。

最後オフェンスでのミスもありましたが、それ以前にディフェンスでやられてはいけない失点が多くあったと思います。
僕たちは点を取って勝つチームではなく、ディフェンスを頑張って、走ってファストブレイクを狙うチームですが、今日はその肝心のディフェンスの部分で、相手に簡単なスコアを与えてしまいました。
茨城とは最終節でもう一度対戦がありますが、次は必ずやり返したいですし、ホームなので今日の悔しさの分大きな点差をつけて勝ちたいです。」

⚫︎︎次節、佐賀戦に向けて
「ピックアンドロールのディフェンスをもう一度チームで話し合うことが必要ですし、前節で琉球に対して良い戦いができていて、みんな少なからず自信がつき、少しチームとしてオフェンスマインドに傾いていたのではないかと感じます。
そこでディフェンスでの気の緩みが出たと思うので、僕たちはディフェンスのチームであり、チームディフェンスを頑張らないと勝てない、ということをもう一回再認識して次の試合に臨みたいです。

残り10試合ですが、まだまだこの10試合で成長できると思いますし、僕たちはレバンガ史上最高勝率を目指しているので、そこに向けて最後まで戦い、チームとして成長していきたいです。」

#34 盛實海翔選手 コメント

SG

盛實海翔

「HCや寺園選手が試合後に話していた通り、勝負所だけを見てもそうですが、今日は試合を通して自分たちのプランの中でやられてはいけない得点の取られ方をしてしまいました。
象徴的なのは最後のフランクス選手のダンクシュートになると思うのですが、あの場面だけをとっても表れてしまっていたと思います。

シーズンも終盤になり過密日程が続く中で、これまで以上にチーム全体の力が必要になってくると思います。
今日もありましたが、予期せぬファウルトラブルなど、想定していなかったことも起こりえる中で、チーム全員で、1人1人がステップアップする気持ちでやっていかなければいけないですし、スタートで出る5人かベンチからの出場かは関係なく、全員がそういった気持ちを持つ必要があると思います。

今日は本当に勝ちたかったゲームですし、自分たちがやられてはいけない形で失点して負けてしまうといった、負け方も良くなかったので、気持ちも下がってしまいそうなゲームになってしまったのですが、次の試合は待ってはくれないので、ここをうまく切り替えて、少しでも多くの勝ち星を積み重ねられるように、チームとして前を向いてやっていきたいと思います。

次のゲームまでの短い時間で、急激にスキルが向上したり、チームとしてやることを変えることは現実的に難しいと思います。
自分たちが掲げているディフェンスでのやられてはいけない部分でやられてしまうと今日のようなゲームになってしまうので、強い言い方をすれば、プライドを持って、ディフェンスではやられてはいけないところをやらせないで守り切り、オフェンスでは自分たちらしさを出して迷わずにやっていくことが必要になってくると思っています。」

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