入りは#4寺園の連続ジャンパーが決まり同点で渡り合うが、その後は簡単には得点させてもらえず、4:21にAND1を許してからは追いかける展開に転じる。
#5クリーナーの連続加点などで喰らいつくも、#4ジョーンズなどのアウトサイドシュートから点差を広げられ、5点差で最初のクォーターを終える。
早い段階でビハインドを回収したいところだが、良いオフェンスの終わり方ができず2桁ビハインドを背負う我慢の展開。
#6菊地の3PT、#4寺園の速い攻撃が決まって相手を猛追し、前線から激しいディフェンスを仕掛けるなどで対抗するが、個人技で突破されるなどで再び2桁点差となり、最終的に29得点を許すビッグクォーターをつくられ16点ビハインドで前半終了。
後半の立ち上がり、#5クリーナーのアタック、#2ラモスのジャンパーが決まるが、その後はシュートが落ち、逆にビッグプレーを許すなど残り3分で19点差を開かれる。
タイムアウトで悪い流れを断ち切りたいところだったが、その後のポゼッションをターンオーバーで終えるなどで反撃の起点をつくることはできず、その後も群馬の強力なオフェンスから失点が続き、20点差をつけられて最終Qへ。
#2ラモス、#4寺園らの3PTが決まるが、すぐに決め返され点差を縮めることができない。
そこから大きく点差が開いたまま試合終盤に差し掛かり、#14星野の連続加点、#6菊地の3PTなどで追いかけるが、時間は過ぎ70-55でGAME1を落とす。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
「前半はイージーなターンオーバーからの失点であったり、オフェンスの終わり方が良くないポゼッションが多くありました。
また、群馬さんの素晴らしいディフェンスに対して自分たちが準備していたことをうまく遂行できない時間帯や、オフェンスが単調になってしまうケースが目立ってしまっていました。
群馬さんのディフェンスが本当に素晴らしかったと思いますが、そこに対してカウンターの準備であったり、自分たちができることはもっとあったと思っており、ハーフタイムに狙いどころを整理して再確認し、後半に臨みました。
通常よりもスクリーンゲームやポストゲームを多用しましたが、なかなか3PTの確率を上げることができず、4Qに入る前にある程度試合が決まってしまう展開となってしまいました。
自分たちでコントロールできる部分にフォーカスできずにゲームが崩れてしまう時間帯があったので、そういった部分をしっかりなくしていくことができれば、明日はもっと良い内容のバスケットができると思っています。
タフな上位チームとの連戦の中、今日もAWAYで選手たちはハードにプレーしてくれました。
群馬さんに勝つことは簡単なことではありませんが、明日しっかりカムバックして、チームとしてより良いバスケットをお見せして、バイウィークに入る前の明日の試合を勝ち切ることができるよう準備したいと思います。」
#2 ドワイト・ラモス選手
Dwight Ramos
「オフェンスで得点が伸び悩んだのは、チームとしてプレーの判断が遅かったと個人的には感じています。
考え過ぎてしまうことで、次のアクションが遅くなってしまい、うまくリズムを作れないまま試合を終えてしまいました。
群馬は全員が走って飛んで、しっかりギャップを埋めるディフェンスをしており、相手のチームディフェンスも良かったと思います。
また、サイズのあるビッグマンがいることで自分たちもなかなかインサイドを攻めることができていませんでした。
しっかりプレーの判断スピードを上げてやるべきことを遂行すれば得点も伸びると思うので、明日はそこを意識したいです。
今日の試合は悪かった点ばかりではなく、素晴らしい選手が揃った群馬相手に失点を70点に抑えることができていますし、シーズンが進むにつれて今のチームはしっかり切り替えができるようになってきています。
明日の試合前にはキャプテンとしてチームに向けて話したいと思っていますし、負けた試合の後にどうアクションするかが大事だと思っています。」
#4 寺園脩斗選手
寺園脩斗
「直近で対戦したA東京さんやSR渋谷さんはチームルールが徹底されており、ディフェンスにおける動きがある程度わかる中で自分たちもオフェンスをしていましたが、群馬さんに関しては都度違った守り方になっており、そこに対して自分たちの判断が遅くなり、時間がかかりすぎてオフェンスがうまくいかなくなってしまっていました。
ここ最近の良かった試合では、オフェンスがうまくいくことでディフェンスも良い形で守れていましたが、今日はそれが崩れてしまっていました。
失点は最終的に見ると70点に抑えていますが、ペースが遅い展開の中での70点は自分たちにとっては取られ過ぎなので、明日は修正が必要になると思います。
上位チームに対して勝つには、たとえうまくいかない時間帯でも、コートの5人、ベンチにいる全員含めて、オフェンス・ディフェンス共に40分間やり切らなければ自分たちは勝てるチームではないので、明日はチームでやるべきことをやり切りたいと思います。」