#2ラモス、#4寺園の連続得点が決まって幸先良いスタート切るが、開始3分過ぎには同点にされ振り出しへ戻る。
ボールムーブから#1関野の3PTが決まるなど再びリードするかに思えたが、ミスマッチを突かれ、インサイドに切り込まれるなどで相手の攻勢となる。
#5クレモンズの連続3PTなどで失点が嵩み、18-26で1Qを終える。
開始早々タイトなディフェンスから#15島谷がアンスポを誘うプレーが出るも、その後は相手の高確率なショットを止めきれず、2桁ビハインドを追いかける展開が続く。
SR渋谷の緻密なディフェンスを崩せずスコアリングにも苦しみ、さらに#5クリーナーが負傷により交代するなど苦しい流れとなる。
終盤、再度ディフェンスから踏ん張り、スティールからの加点や#2ラモスの3PTなどで追いかけ点差を一桁に戻すも、#13田中にブザービーターで3PTを決められ、12点差で前半終了。
後半の立ち上がりはターンオーバーが続いて流れに乗れず、#22トラビスに連続加点を許すなど、この日最大の20点差が開く厳しい戦いとなる。
なんとか反撃に出たいところで、#5クリーナー、#34盛實、#6菊地の3PTがテンポ良く決まり、さらにもう一度#34盛實が3PTを沈めるなどで猛追し、最終的に10点差まで詰めて最終Qへ。
得意の位置から#40ウェルシュがミドルジャンパーを沈めて一桁点差とすると、#6菊地のフリースローも決まり6点差に。
しかしそこからは一進一退の攻防戦となり、取っては取り返され、もう一押しの反撃ができず12点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
残り1分半を切り、#2ラモスのスコアリングが光って再度6点差まで詰め寄るが、時間も無くなる中あと一歩届かず、ファウルゲームの末86-92でホームでの連勝を逃す。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
今日は前半だけで48得点取られてしまい、平均得点から見ても、自分たちの問題で本来のSR渋谷さん以上の力を引き出させてしまったと思います。
ある程度想定内ではありましたが、1on1でアドバンテージを取られてそれがファウルになったり、得点に繋げられたりなど、高いFG%で得点されてしまいました。
準備してきたディフェンスをどれだけやっても相手にやられてしまう時はあるので、後半は一定の条件が整った場合は、普段は選択しない形のディフェンスを仕掛けるなど、一定のリスクを冒しながらの戦い方を選びました。
入りはミスが起きたりアジャストできなかった場面も多かったのですが、相手のリズムを狂わせ、連勝を掴み取るためには、たとえリスクのあることも時にはチャレンジが必要なのだと感じました。
強豪に連勝するのは簡単なことではなく、絶対に負けられないと向かってくる相手に対して、普段通りのことをやっていても勝てるはずはなく、自分たちはさらにアグレッシブに戦う必要があります。
この2日間、我慢しながらワンポゼッションずつを大事にプレーする大切さを学びました。
今日は負けてしまいましたが、次の群馬戦では勝ちに繋げられるように頑張りたいです。
#2 ドワイト・ラモス選手
ドワイト・ラモス
昨日はロースコアの試合展開で、自分たちが目指す内容でしたが、今日は前半で自分たちのディフェンスができず、結果として点を取り合ってハイスコアな試合になってしまいました。
SR渋谷さんは高確率でシュートを決めていましたし、簡単に打たせてしまっていたとも思います。
■GAME1は無得点、今日は25得点でしたが、昨日と今日で何か変化があったのでしょうか
今日はまた新しい日であり、昨日とは全く別の日です。
昨日は無得点でしたが、そこについてはあまり深く考えておらず、自分が無得点でも、チームは勝利できたので良かったです。
どんなに自分が得点したとしても、チームが勝たなければ意味がないので、チームとして勝利することを一番に望んでいます。
■後半、意地を見せてカムバックした点について
最後まで諦めることなく戦い続けられたことは、チームとしての成長だと感じています。
後半のディフェンスは、自分たちがこの試合のために用意してきたものではなかったのですが、過去の練習でやってきたことでしたし、どのような形で戦うのが最善策なのかをチームとして共通理解できていたので、カムバックに繋げられたと思います。
ただ、今日はもっと試合を通してアグレッシブな戦いが必要だったと思います。
ハーフタイムは、自分自身に「もっと後半はアグレッシブに行こう」と言い聞かせて、後半に臨みました。
#15 島谷怜選手
島谷怜
相手がオフェンスの部分でアジャストしてきたことに対し、守りきれない時間帯が続いてしまい、それが最終的な点差に響いたと思います。
■3Q最大20得点差からカムバックできたことについて
先週のA東京戦や水曜日の秋田戦で、自分たちの目指すバスケができて、ビハインドからカムバックする力はついてきたと思います。
強豪との連戦の中でも勝ち星を掴めていることもあって、全員が自信を持って、これまで自分たちが積み上げてきたものをコート上で体現できていると思います。
■今季北海きたえーる開催では最多の入場者数となりましたが、プレー中に声援は感じていますか?
皆さんの応援や声は、本当にチームの力になっていると思います。
だからこそ、今日の試合は勝ちたかったという思いがあります。