ファーストオフェンスで#1関野が相手のミスを誘うなど、高いプレッシャーレベルで試合に入る。
続いて#5クリーナーの3PTが決まるも後が続かず、シュートが落ちて相手の先行を許してしまうが、攻め気を失わず、#25アレンのFTツーショット、#4寺園のジャンパーなどから加点し、5点ビハインドで最初のQを終える。
シュート決定率が上がらず、最初の2分間が無得点に終わる。
#14星野のアタック、#25アレンのジャンパーが決まるが、その後も高い壁に阻まれて簡単にゴールには向かわせてもらえず、点差を開かれる我慢の展開となる。
試合の激しさが増す中、#2ラモス、#15島谷らの果敢なアタック、#25アレンの加点で喰らい付き、7点ビハインドで前半終了。
逆転を期す後半の開始早々、相手にバスケットカウントを許す。
#6菊地の3PTで対抗するが、すぐに取り返され、ペイントからの失点も嵩み2桁ビハインドを背負う我慢の展開となる。
タイムアウト明けもミスで終えるなど流れに乗れない中、相手スローインから#15島谷が連続スティール、#25アレンの連続加点で京都の流れを断ち切り、#4寺園、#25ウェルシュの連続加点で一桁点差まで巻き返す。
しかし終盤、#51古川の連続加点から再び引き離され、13点差で最終Qへ。
トランジションから#14星野、#2ラモスの3PTと続いて再度追い上げを図りたいところだったが、#32カロイアロにオープンの3PTを沈められて16点差となったところでタイムアウトを請求。
#40ウェルシュ、#4寺園らのジャンパーで追いかけるが、相手ペリメーター陣に連続得点を許すなど最後まで点差を縮めることはできず、京都のペースを崩せないままホームで悔しい連敗を喫した。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
「2日間ホームで連敗という結果で終わってしまいました。
前半戦が終わり、これまでの30試合を振り返ってみても、京都戦は両日ともに80失点以上してしまうなど、特にディフェンス面では非常に内容が良くない2試合でした。
試合結果に表れているように、勝ちに値するような質のバスケができていなかったと思います。
1on1で簡単にやられてしまう、イージーなファウルをする、様々な要素がありますが、良いディフェンスができたポゼッションは少なかったです。
関野選手を筆頭に、ディフェンスの強度自体は昨日より高められたと思いますが、コミュニケーションなど、それ以外の部分では自分たちの求めているレベルでプレーすることができなかったと感じています。
普段の練習ではしっかりコミュニケーションが取れていても、何か一つ上手く行かないことがあると、急にコミュニケーションレベルが下がってしまう場面もありました。
各選手によってプレータイムの差はありますが、一定のコミュニケーションレベルは全ての選手に求めたいと思っています。
このチームでは、オフェンス含め、チームのケミストリーをさらに高めていくためには、全員で助け合いながらオフェンス・ディフェンスすることが必要不可欠なので、再度そこに立ち返って後半戦の30試合に向けてしっかりと準備していきたいと思います。」
#25 テリー・アレン選手
Terry Allen
「昨日と似たような状況下で相手にやられてしまいました。
ディフェンスでは相手を止められた回数が少なく、ペイントでも簡単にやられてしまい、普段はもう少し防げているオープンの3PTを高確率で決められてしまったことが勝敗に響いてしまったと思います。」
■本日15得点でしたが、個人的なスタッツの振り返りをお願いします
まずはディフェンスでチームに貢献して、得点はあくまでプラスアルファの要素であると考えています。
個人のスタッツはさほど重要ではなく、何よりチームとして勝利することができなかったので、非常に残念です。
自分のプレータイムが短かろうと長かろうと、いつも自分ができることを全てやるという意気込みで試合に臨んでいます。
■バイウィーク中に取り組みたいことはありますか
前提として練習の内容はコーチ陣が決めることですが、シュートの確率は上げなければいけないので、シュートの練習、またハンドリングの練習も加えたいと思っています。
昨日も今日もピックアンドポップ、ピックアンドロールから相当やられてしまい、今のバスケはピックから攻めることが主流になっていると思うので、そこへの対策、練習が重要になってくると思います。