リーグ屈指のFG決定率を誇る京都との対戦。
入りは流れの掴み合いとなり、#1関野のワンストップ、#1関野、#14星野らのアウトサイドシュートから加点。
対する京都はインサイドからの加点、北海道は#34盛實、#5クリーナーらの3PTなどアウトサイドからの加点で対抗するが、次第に点の取り合いとなって京都のペース加速を許してしまい、17-24で最初のQを終える。
#34盛實、#66松下、#15島谷の3PTが続けて決まり幸先良い滑り出しとなる。
ファウルから重たい流れとなる時間帯もディフェンスで我慢し、#2ラモスの連続3PTなどから点差を縮め、4点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
その後試合は膠着状態となり、再びどちらに流れが転ぶか分からない展開の中、ターンオーバーから続けて失点。
一時2桁ビハインドを背負うも、最後は#4寺園の加点で取り戻し、7点ビハインドで前半終了。
#1関野の連続3PT、#14星野のジャンパーでリズム良く加点するが、取っては取り返され点差を縮めることができない。
その後インサイド陣からの連続加点を許し13点ビハインドを背負いタイムアウトを請求。
タイムアウト明けもシュートが落ち、京都の速いペースを崩すことができず、相手に29得点のビッグクォーターを作られ19点差で3Qを終える。
#15島谷の3PTが決まり、再度ディフェンスから踏ん張って反撃を狙う。
およそ4分間を無得点に押さえ、相手のミスを誘うなどの好守を見せる。
オフェンス面でも#15島谷のスティールから#6菊地のユーロステップ、3PTなどで相手を猛追するが、試合終盤に#51古川の3PTに再び突き放される。
その後最後までゴールを狙い続けるが、新年最初のホームゲームは76-92で悔しい敗戦。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
自分たちが大事にしているペイントエリアや3PTに対するディフェンスが機能せず、事前のスカウティングで気をつけるべきポイントを分かっていながらも、やられてしまうケースが多かったと思います。
エナジーレベルや強度も低く、リバウンドやボックスアウトもソフトになってしまった場面もありました。
自分たちがいくつ得点したかは関係無く、90点以上の失点をしていては、勝てる試合に持っていくことは難しいです。
ミスが重なって、低いレベルのディフェンスをしてしまったことで、自分たちがペイントエリアで18得点なのに対し、相手は54得点、3PTも40%以上の確率で決められており、勝つに値するレベルのゲームができていませんでした。
オフェンスも良くない終わり方をしたり、ターンオーバーもあったのですが、
まずはもう一度自分たちが立ち返るべきディフェンス、リバウンドを取り戻して、明日もう一度臨みたいと思います。
#15 島谷怜選手
島谷 怜
前半からディフェンスでの失点が多く、結果として試合を通して50点近くをペイントエリアで失点してしまい、それが最後まで響いた試合となりました。
後半もそこを修正できず、相手に自由にプレーさせ続けてしまったので、今日はディフェンスが一番の敗因だと考えています。
自分たちのディフェンスシステム的にも、ある程度の点数をペイントエリアで取られるのは仕方がないと思っていますが、明日はボールプレッシャーの部分など、自分たちが日頃から積み上げてきたものをコートで出し切ることができれば、相手を止められる場面も必ず出てくると思います。
普段は関野選手、松下選手などの強いディフェンダーがハンドラーにマッチアップすることが多いのですが、今日はそのケースが少なく、相手は自分たちのディフェンスの弱いところを徹底的に突いてきました。
相手にズレを作られないよう全員でインテンシティ高くやらなければいけないですし、それができている時間帯もあったので、40分間やり続けることが、明日の勝負の鍵になると思います。