りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第15節 三河戦GAME2 試合レポート

1Q

#4寺園が先制したのち、その後10点を速いペースで奪われタイムアウトを請求。
その後も立て直すことができず、ターンオーバーも続いて開始早々に16点差を開かれる苦しい展開となる。
2度目のタイムアウトを請求、再度修正を図ってディフェンスのギアを上げ、#34盛實の3PT、#2ラモスの連続加点などで巻き返し、9点ビハインドで最初のQを終える。

''

''

2Q

立ち上がりは再び三河に連続得点を許すが、#1関野、#40ウェルシュらが攻守に渡ってハッスルし、#34盛實の3PTが決まるなどで相手の背中を追いかける。
しかし終盤はファウルがかさみ、フリースローなどから徐々に点差を離され、12点ビハインドで試合を折り返す。

''

''

3Q

後半は激しい流れの奪い合いの中、#4寺園の加点や#1関野のテイクチャージなどで攻勢に出るが、相手も譲らず2ポゼッション差を追いかける時間帯が続く。
ディフェンスで気を吐いた北海道が流れに乗り、1:52に#5クリーナーが3PTを沈めてついに逆転に成功。
最後も#66松下のファストブレイクや#ラモスのタフショットが決まり、4点リードに転じて最終Qへ。

''

''

4Q

4Qも互いの気迫がぶつかり合う緊張した展開が続く。
6:41に同点に追いつかれるも、#40ウェルシュのミドルジャンパー、#34盛實の3PTが決まり5点リードでオフィシャルタイムアウトへ。
僅差を争う展開が続き、1点リードで迎えた残り19秒、勝利で試合を終わらせるべく執念を見せる中、残り11秒で相手にチャンスを与えて逆転を許すと、最後はラストショットが惜しくも弾かれて試合終了となった。

''

''

小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「昨日は内容が良くない試合をしてしまい、自分たちの課題が残る試合でした。
今日の試合は、エスコンフィールドHOKKAIDOでの開催となる試合は一生にあるかないかの貴重な試合である中、この素晴らしい環境で試合をさせてもらえる感謝の気持ちを含めて、絶対勝って恩返しをする気持ちで臨みました。

選手たちは40分間タフに戦ってくれました。
1Qの入りでビハインドを背負い、一時は16点差をつけられ非常に悪い状況でしたが、そこから内容的にも修正できてカムバックすることができました。
後半の入りは良かったですし、3Qではオフェンス・ディフェンスともにバランスよく、自分たちのやるべきことが整理された中で試合ができたと考えています。

4Qは互いにディフェンシブになりながらスコアができない状況が続きましたが、リードしながらタフにプレーしていました。
今日のような僅差のゲームに勝てないのは、プレーを描いた、判断をしたHCの問題、責任であると思います。

残り20秒までリードしながら逆転され、負けて悔しいですし、切り替えることも簡単ではないと思いますが、選手たちには下を向かずに次節の試合に向けて準備をしていって欲しいと思います。

大きなイベントとして注目していただいた試合の中、最後勝ち切ることができなかったですが、たくさんのファン・ブースターの皆さんの前で選手たちは本当に頑張っていました。
そこを勝ちに繋げてあげられなかった自分の責任を感じています。」

#15 島谷怜選手

PG

島谷怜

■最後のゲームクロージングの部分について
クロージングの部分で出たミスは、チームとしては勝たなければいけない試合だったので、してはいけないことだったと、ただただそう思っています。

この2日間、本当にたくさんの方に試合を観ていただき、選手として幸せな時間でした。
だからこそ勝利を届けたかったという気持ちが強かったです。

■3Q以降アリーナの空気が変わっていましたが、プレーをしていて感じることはありましたか?
僕たちのペースでプレーできていたと思いますし、15,000人を超える声援を受けながら試合を戦うことができていたと思います。
皆さんの声援に背中を押されました。感謝しています。

■逆転を果たした3Qはチームとしての勢いが変わったと思うのですが、どのような指示がありましたか?
シンプルに自分たちのやるべきこと、ボールプレッシャーなどをしっかりやろう、前半で50点とられていたので、後半も同じようでは勝てない、という話はしていました。
まずディフェンスのギアを一人ひとりが入れることと、チームとしてのルールも確認しながら、3Qのディフェンスは良かったと思います。

■GAME1からGAME2への修正力について
ディフェンスの部分だと思います。
チームルールの遂行や、個人の強度をしっかり出すことができれば、上位チーム相手にも戦えることは示せていますし、勝ち切らなければいけない試合が2節続いてしまいましたが、そこを勝ち切ることができれば、チームとしてより強くなり自信がついてくると思っています。

試合のクロージングの部分をしっかりプレーすることはもちろんですが、40分通したときの1、2点差のゲームでは、フリースローでの得点や1つのポゼッションを守ること、決めきるべきシュートなど、細かな積み重ねが大事だと大学の時から指導されてきました。
最後の局面だけ見るとそこのミスにフォーカスしてしまいがちですが、それまでの積み重ねの場面を振り返って、個人個人が改善していけばチームとしてより強固になり、勝てるゲームが増えていくのではと思っています。

■「レバンガ北海道 Winter Classic@エスコンフィールド」を振り返っての感想
この2日間、たくさんの応援をありがとうございました。
応援してくださった皆さんの応援に応えることができずに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

これだけの素晴らしい環境を作ってくださった関係者の皆さんに心から感謝しています。

この2日間は、試合の結果に対して非常に悔しい気持ちと、この素晴らしい会場でバスケができたことへの嬉しい気持ち、両方があります。
2024年は間もなく終わりますが、僕たちのシーズンはまだまだ続きます。
年明けからまた、バスケットの楽しさや応援への感謝を伝える機会があるので、それを伝えられるよう、2025年も引き続きチームで頑張っていきたいと思います。

次節ホームゲーム情報

ホームゲーム情報はこちら