りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第15節 三河戦GAME1 試合レポート

1Q

エスコンフィールドHOKKAIDOで迎えた初戦。
先制こそ相手に許すも、#14星野のジャンパーや#40ウェルシュの連続加点で対抗。
しかし三河の高確率なアウトサイドからの得点からリードを奪われてしまい、残り4分でタイムアウトを請求。
ファウルもかさみ流れに乗り切れない中、#66松下の3PT、#15島谷の連続加点で追いかけ、18-25で最初のQを終える。

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2Q

オフェンスで良い形に持ち込めずに流れを失い0-8のランを許す。
#40ウェルシュのセカンドチャンスからなんとか加点し、#2ラモスの果敢なアタックや#5クリーナーの連続加点で追い上げる。
ラスト1分、良い流れから#1関野が3PTを沈めるも、取っては取り返され、11点ビハインドでゲームを折り返す。

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3Q

後半は点の奪い合いののち、互いにターンオーバーなどから波に乗り切れず、どちらに流れが転ぶか分からない試合展開に。
#1関野、#4寺園の3PTで1桁に点差を戻して先に流れを掴み、#5クリーナーの連続加点から一時は5点差まで追い上げるが、#54ガードナーの加点を止められず7点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

立ち上がりに再び0-8のランを許し、途中でタイムアウトを請求するも、シュートが決まらず点差を開かれ続ける苦しい展開。
その後、#4寺園が連続加点してスコアリングで牽引するかに思えたが、ファエルトラブルで退場となり試合終盤へ。
最後もシュートが落ち得点が伸び悩む中、三河の高精度な攻撃を崩しきれず、Winter Classic初戦は69-86の悔しい敗戦となった。

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「今日の試合を開催するにあたり、たくさんの方にご尽力いただき、本当に素晴らしい会場で、素晴らしい環境の中で試合をさせていただいたことに感謝申し上げます。

自分を含めて、選手もスタッフも楽しみにしていた試合でした。
レバンガ北海道に関わるすべての方の想いがあった試合だったと思います。
結果として負けてしまい、内容的にも難しいゲームでした。

1Qのディフェンスの部分、前半のターンオーバーからの失点、ガードナー選手に対してのディフェンスや、レイマン選手が3番、4番でプレーする時間帯、今日すごく良いパフォーマンスだったオーガスト選手たちの特徴をもう少し整理していかなければいけないとゲーム中も感じましたし、ゲームが終わってからも悔やまれる部分だと感じます。

三河さんがやってくるプレーの傾向は理解していたはずですが、選手のピック&ポップからの1対1だったり、オーガスト選手の外のショットではなくペイントエリアでの得点など、自分たちのディフェンスのルールの中でやられてはいけない要素がたくさん出てしまいました。
レイマン選手に対しては、シンプルに自分たちはもっとファイトしなければいない部分があったと思います。
ボールプレッシャーやコミュニケーションレベルなどのファンダメンタルの部分含めて、今日は足りなかったです。
ペイントを攻められて守り切れなかったのが今日の試合だったと思います。

自分たちが負ける試合では、オフェンスでうまく行かず終わり方が悪いとディフェンスの強度もコミュニケーションも上がらないという課題が出てしまっています。
そこの要素は改善できる部分ではあると考えていますが、良いゲーム悪いゲームがランダムに発生するので、要因を理解し、どのラインナップでバランスよくプレーしていくのか考えて行かなければいいけないと思っています。

明日、マインドセットをしっかりして集まり、チームルールの原理原則の部分を整理しながら、三河さんに対してのアジャストが多くなるゲームになると想定しながら、明日に向けてしっかり準備したいと思います。」

#15 島谷怜選手

PG

島谷怜

「今日の試合は、19,000人を超えるたくさんの方がお越しいただいた中で、勝つことができず悔しい気持ちです。
勝つに値しないプレーが続いたことはチームとして良くなかった部分ですし、明日もたくさんの方が会場に来てくださると思うので、観に来てくれた方たちのためにも、自分たちのバスケをしっかりしなければいけないと思います。

・今日の試合はいつもと異なる特別な場所での開催でしたが、試合に影響はあったと思いますか?
試合会場の違いは関係ないと思います。
それぞれの試合に向けたマインドセットや姿勢の部分が重要だと思っています。
会場の違いによる様々な影響に関しては、自分たちも相手も同じなので、関係ないのかなと思います。

・今回の開催は北海道のスポーツをリードしているファイターズの協力があっての実現だと折茂社長は話されていましたが、レバンガの価値の高まりにより実現したと感じますか?
今回の開催にあたり、関係者の皆さまには感謝しています。
エスコンフィールドHOKKAIDOでBリーグ史上初の公式戦開催が実現したのは、僕自身はバスケットボールの価値が上がってきているからだと感じています。
その中で、ファイターズの関係者の皆さまがバスケットボールへの評価と期待をしてくださったおかげだと思いますし、レバンガ北海道だけの価値ということではなく、バスケットボール界全体の力だと思いますし、このような開催の実現に対して改めて感謝したいと思います。

・エスコンフィールドでの開催を終えた率直な感想をお願いします
初めての雰囲気の中で、多くの歓声の中でプレーできて楽しかったですし、選手として誰もが経験できることではないと思うので、この機会に関わることができて本当に感謝しています。
演出の部分がいつもと違っていましたが、昂ったり高揚する感覚はありましたが、そこまで緊張はありませんでした。

今までに見たことのない大勢の方たちの中で、バスケ選手としてプレーできることは幸せです。
これまでに何度も観戦に来ていた球場に、自分が試合でコートに立つという経験は想像もしていなかったです。
実際に今日を迎えて、嬉しい気持ちが強かったです。
いつも観客席で観ている場所に立っていることが信じられない気持ちでした。

僕たちは、結果で恩返しすることが役割だと思うので、明日に向けてしっかり準備したいと思います。」

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