りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第14節 三遠戦GAME2 試合レポート

1Q

ファーストオフェンスで今季初スタートを任された#25アレンが加点。
互いに激しいディフェンスを展開する中、#1関野の3PTが決まるが、相手のテンポの速いオフェンスと高確率な3PTなどから先行を許す。
再度ディフェンスから立て直し、随所で相手をストップする好守を見せつつ、#1関野が2本目の3PTを沈めると、#4寺園や#5クリーナーのリムランなどアーリーオフェンスで対抗し、5点ビハインドで最初のQを終える。

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2Q

立ち上がりは相手のディフェンスを崩せず、なかなか攻めきれず2桁ビハインドを背負う。
ファウルもかさみ重たい展開となるが、#34盛實のディープスリーから#15島谷、#14星野の加点と続いて0-7のランを作り出す。
3点差でオフィシャルタイムアウトを迎え、逆転のチャンスを狙いたいところだったが、互いにシュートが落ちて流れを奪い合う中で、立て続けにフリースローを与えてしまい、9点ビハインドで前半終了。

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3Q

後半はターンオーバーが続いて連続得点を許す厳しい立ち上がりとなるが、#4寺園の粘り強い加点から徐々に追い上げ、残り3:44に#34盛實の3PTが決まると遂に逆転。
その後は両者譲らぬクロスゲームとなりリードを奪い合うが、最後は三遠の連続3PTで引き離され、6点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

#5クリーナーの3PT、#40ウェルシュのAND1などで2点差まで追いかける。
その後も相手の攻撃を許さない堅守を続け、#40ウェルシュのミドルジャンパーで1点差まで詰めるなど、相手の背中をしっかりと捉えて2点差でオフィシャルタイムアウトへ。
その後も白熱した展開の中、ボールに喰らいつく泥臭さも見せて粘るが、終盤はターンオーバーが響き、3:23には6点差となりタイムアウトを請求。
終盤は#4寺園、#1関野らを投入、ゲームクロージングを任され、意地と意地のぶつかり合いが続くが、最後はあと一歩及ばず5点差の悔しい敗戦となった。

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

GAME1はチームで求めてきた内容ではなかったので、どこを優先的に修正すべきかを考えて臨みました。
まずは102点取られたディフェンスについて、ルールの再確認はもちろん、トランジションやピックアンドロール、オフボールスクリーンなど色々な要素でやられてしまい、ターンオーバーからの失点も多かったので、まずはそこを重点的に修正しました。

GAME2がよりタフなゲームになることは全員が理解して試合に臨むことができ、今日は良い部分、チームの成長もたくさん見られたと思います。
アレン選手や、普段はプレータイムが少ない内藤選手もコートの中で非常に良い働きをしてくれました。
ただ、僅差のゲームを勝ちきれなかったのは自分たちの弱さであり、少ないフリースローのパーセンテージを伸ばせなかったことや、そもそももっとファウルをもらえるように強くリングにアタックしなければいけないことなどは課題として残りました。

自分たちがコントロールできない部分にフォーカスしてしまった時間帯があったことも事実で、自分たちのやるべきことにフォーカスし続けることが、強豪相手に勝つための一つのポイントだと感じました。

チームの成長は感じることができましたが、勝てそうだったゲームを落としてしまったことに変わりはありません。
負けて、勝てなくて非常に悔しいがですが、北海道から会場まで足を運んでくださった方や、配信を通して応援してくださっている多くのファンの方々の想いにしっかりと応えられるよう、もっと成長して、次はこのようなゲームを勝ち切れるように練習を重ねていきたいと思います。

#15 島谷怜選手

PG

島谷怜

自分たちのマインドセットの部分も含めて、昨日の試合では受け身になってしまっていた部分があったと思いますが、今日の試合では一切なく、自分たちらしい試合はできたと思います。
勝ち切れた試合だったと全員が感じていると思いますが、ターンオーバーやファウルなどで、最後に差がついてしまったと思います。

Q. 昨日は100点ゲームをされた中、今日の試合の守備で改善したことは
シンプルなことですが、ボールプレッシャーやスクリーンブレイクなど、そういった一つ一つのプレーを細かくしっかりやろうと試合前にチームで話をしました。
今日も多くはなってしまいましたが、ターンオーバーからの失点を減らすこと、そしてオフェンスの終わり方も昨日はあまり良くなかったので、そこも改善しようと臨み、昨日より改善できたのではないかと思います。

Q. 今日の試合はいつも以上に選手たちから気迫を感じましたが、特別な話し合いなどありましたか?
昨日の試合後に、ラモス選手から、相手は関係なく、自身を持って、自分たちのバスケットを信じて、もう一度明日全員でやろうという話をしてくれました。
ディフェンス、そしてオフェンスでも、全員がしっかりとマインドセットして今日の試合に臨めたと思いますし、だからこそ勝つチャンスがあったと思うので、勝ちに繋げられなかったことが本当に悔しいです。

Q. リーグトップクラスの三遠相手にGAME1から改善して80点台まで失点を抑えたことへの手ごたえはありますか
昨日の試合からは失点を減らすことができましたが、80点以上取られているので、抑えることができたとは言えないと思いますが、今日はフリースローを32本与えてしまっており、フリースローから24点取られているので、そこを改善できればリーグ上位の相手に対しても70点台に抑えることができると証明できたと思います。
上位のチーム相手にも自分たちが戦えると今日の試合で自分たちがわかったと思うので、後は勝つだけだと思いますし、勝つことでどんな相手にも勝てると証明できると思うので、次の三河、そして年明けの千葉Jとの対戦では、最後に勝つことを意識して臨みたいと思います。

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