ターンオーバーが重なり流れを掴むことができない滑り出しとなる。
相手のシュートが決まり出しリードを奪われるが、#15島谷の気迫あるレイアップでバスケットカウントを獲得するなど再度エナジーを出し、#5クリーナーの3PT、相手の5秒バイオレーションを獲得するなど良い流れを引き寄せ、2点ビハインドで最初のQを終える。
インサイド陣の加点、#14星野のファストブレイクからリードを奪取。
互いに得点が伸ばせずどちらに流れが転ぶか分からない展開となるが、、#15島谷が本日2本目のレイアップを沈めるなど1点リードを死守してオフィシャルタイムアウトへ。
その後も速いペースから#4寺園、#7中野らペリメーター陣の加点も光り、群馬のリードを許さず4点リードに転じてゲームを折り返す。
後半は#5クリーナーがセカンドチャンスで奮闘しリードを死守するも、その後は決めては決め返される一進一退の攻防に突入する。
群馬の連続3PTに対し#34盛實のタフな連続得点で対抗するが、群馬#9辻の連続3PTなどで徐々に点差を詰められ、終盤フリースローから逆転を許し、2点ビハインドで最終Qへ。
#7中野の3PT、合わせから#25アレンが加点するが、その後は6分間スコアレスの時間が続く。
なんとかディフェンスで耐えたいところだったが、アグレッシブな攻撃を続ける群馬に徐々にリードを奪われ、10点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
終盤はなかなかリングに向かったプレーができず、#4寺園の3PTなどで対抗するが、一度開いた点差を埋めきれず、74-64の悔しい敗戦。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
今日は端的に答えるのが難しいゲームになりました。
前節が終わってからの短期間で用意してきたオフェンス、ディフェンスを、前半は迷うことなくプレーできたと思います。
もちろん入りのターンオーバー、ミスは改善しなければいけませんが、前半は全体的に準備してきたものを出すことができましたし、自分たちがコントロールできた時間も長かったと思います。
3Q、我慢しながらの戦いで追い着かれながらも、点差を開かれずに終えることができましたが、そこからの5分間で群馬のラインナップが変わり、自分たちがアドバンテージをとるべき時間帯にビハインドを広げられてしまいました。
相手のフィジカルな守りに対して悪いオフェンス、悪いショットで終わる時間帯が長く続き、それに伴うようにディフェンスでも混乱してしまったことが要因で、そこが勝敗を分ける時間帯だったと思います。
ただ、様々なディフェンスを仕掛けてくる群馬に対して自分たちが迷うことなくプレーできた時間帯は多かったですし、収穫は多いゲームでした。
ターンオーバーからの失点を減らすなどで、自分たちはもっとディフェンスの効率を上げることもできると考えています。
平日夜にも関わらず、たくさんのブースターの方が現地に来られており、配信でもご覧になられていた中、勝ちきれず悔しいゲームとなりましたが、しっかり切り替えて、やるべきことを整理し、準備して、次戦の川崎に臨みたいと思います。
#5 ライアン・クリーナー選手
Ryan Kriener
前半は非常に良い戦い方ができていたと思います。
後半は、最後勝ちきれなかったという意味ではフラストレーションが残る試合となりましたが、4Qの遂行力が、その前の1~3Qに比べると少し低かったと思います。
次節の川崎戦では、40分間しっかりとチームで遂行力を保ってプレーできるように戦いたいです。
Q.4Q、相手のラインナップが変わりビハインドを広げられてしまったことについて
個人的には(相手がスモールラインナップできて)ミスマッチを見過ぎてしまったと思います。
振り返ってみると、ミスマッチを強調するよりも、チームの流れの中でプレーをして、その中でミスマッチを突く方が良かったのではと思います。
Q.本日20得点13リバウンドという個人スタッツとなりましたが、個人として、本日のゴール下での攻防戦はどのように評価しますか
ゴール下という点では悪くはなかったですが、2~3本簡単なシュートを決めきれなかったのは残念です。
そこが決まればもっとチームの助けになったと思います。
ただ下を向いても仕方がないので、自分たちがやってることをやり続け、あまり準備期間は取れないのですが、上を向いて次戦に臨みたいと思います。
#15 島谷怜選手
島谷怜
試合を通して、能力の高い選手が揃っている相手に対して70点台に押さえられたということは、自分たちのディフェンスがある程度はできていたと思います。
試合のほとんどの時間は良かった部分も多かったと思いますが、相手は決め切るべきシュート、タフショットも含めて決めており、逆に自分たちは勝負所でターンオーバーや決めるべきシュートを落としてしまい、その部分が最終的な点差となって結果に繋がってしまったと思います。
Q.4Qの入りについて
想定していたラインナップではなかったこともあり、ディフェンスの部分での難しさもありましたが、ミスマッチを攻めようとしすぎてしまったことで、オフェンスでも混乱してしまいました。
ボールも人も止まってしまい、ターンオーバーや単発のシュートで終わってしまうなどで、4Qの入りで離されてしまったことが試合に影響してしまったと思います。
Q.週末の川崎戦に向けて
相手がまた変わるので、コーチ陣のスカウティングを元に自分たちのやるべきことを準備していきたいです。
今日もディフェンスゲームはできていたと思うので、あとは勝負所での一つ一つのプレーの差になってくると思います。
自分たちはどんな相手に対しても大差をつけて勝つようなチームではないので、ディフェンスで粘り強く戦い、シュート1本をしっかり決め切ることにこだわって、勝つためにやっていきたいと思います。