りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第10節 秋田戦 GAME2 試合レポート

1Q

昨日の悔しさを晴らしたいGAME2。
入りはやや秋田に押され気味のスタートとなるも、#4寺園を筆頭に積極的なシュートから加点して喰らい付く。
#34盛實の3PT、#1関野のファストブレイク、3PTの連続加点も光り、最後にリードを奪い19-17で最初のQを終える。

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2Q

1Qに続き、どちらも譲らぬ拮抗したロースコアな試合展開が続き、23-23でオフィシャルタイムアウトを迎える。
その後はシュートが落ち、ペイントにも思うように侵入できず、得点を伸ばすことができない。
対する秋田にはFTから得点を重ねられ、リードを奪われるが、#34盛實のドライブが決まって相手の背中を捉え、6点ビハインドで前半終了。

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3Q

開始早々、ペイントからの加点を許して点差を広げられるが、#15島谷のエナジー溢れるドライブでバスケットカウントを獲得しチームに流れを引き寄せる。
そこからは秋田と流れの奪い合いとなるが、ディフェンスで我慢し、#5クリーナーのエンドワン、リバウンドに飛び込み、チームで繋いで#34盛實の3PTが決まるなど、反撃の狼煙をあげて3点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

開始早々#40ウェルシュのダンクが決まり、その後の#4寺園のシュートで逆転に成功。
相手の得点ペースを落としつつ、#14星野の強気なアタックも決まり、#4寺園が4Qだけで14得点を挙げるなど、攻守共にアグレッシブな姿勢を貫き、流れを自分たちのものにする。 最後は激しいファウルゲームとなるも、秋田を今季最小失点となる61得点に抑え、ホームで激闘を制す!

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小野寺龍太郎

HC

小野寺龍太郎

「前半のスコアリングの部分で、特に2Qの得点が停滞してしまい、1Qで良かった部分が2Qで消えてしまったり、オフェンスでの消極性が2Qの6点につながっているとハーフタイムに話しました。

自分たちがペイントにアタックしていないことや、2Qだけで言えば外だけで回して3ポイントの成功がないこと、フリースローももらえていないことなどを整理しました。
シンプルにペイントにアタックしていくことで、秋田さんのディフェンスを寄せてスポットが空きやすくなる構造で準備をしてきていたことをしっかりと思い出し、後半プレーすることができたと思います。

後半は、最後まで我慢強くペイントにアタックしながらスポットショットも作ることができて、前半に比べて比較的良いオフェンスができていたと思います。
その要因としては、ディフェンスで我慢して相手のオフェンスを後半は30点で抑えることができ、試合通して61点にコントロールできたことは、今シーズンの中でもディンフェスのインテンシティ、コミュニケーションレベル高くできたことが勝ちにつながったと思います。

自分たちのオフェンスがハイスコアだったわけではなく、ディフェンスで我慢しながら、長い時間プレーしても集中を切らさずにプレーした選手たちが、昨日のゲームからカムバックして掴み取った今日の勝利は大きいと感じています。

ホームで多くのファンの皆さんの前で良いパフォーマンスと勝ち試合をお見せできたことは、すごく嬉しく感じています。
次節からアウェー戦が続きますが、アウェーでも変わらずハードにプレーにして、勝利を北海道に持ち帰り、また18日にここで皆さんと会いたいと思います。」

■相手をロースコアに抑えられたことに対しての評価
自分たちは常に失点を70点以下に抑えていくことを目指していますが、そのためには、秋田さんをペースアップさせず、コントロールしてスローダウンさせるように狙いを持っていました。
今日のゲームでそれができた要因はいくつかありますが、チームで誰が出てもディフェンスでハッスルしていましたし、その中でも特にディフェンスを求めている選手たち、関野選手であったり、松下選手、星野選手などが良いパフォーマンスをしてくれたことで、固く丁寧なバスケができたと思います。

#1 関野剛平

SG/SF

関野剛平

「オフェンスの最後の終わり方や、前半、特に2Qのオフェンスでのミスから相手に簡単に得点を取らせてしまうところはありましたが、試合をトータルして失点という面では61点に抑えられていたので、良かったのではないかと思います。

前半も秋田さんに31点しか取られていなかったですし、チームのコンセプトの範囲でも戦えている試合だったと思うので、自分たちのディフェンスのイージーミスなどを減らしていけば、もっと相手の得点を減らせたゲーム内容だったと思います。
この勢いを次節に繋げて、アウェーでも自分たちのゲームをしていけるように準備していきたいです。」

■昨日のディフェンスからチーム全体で良くなった点はどこにあると思いますか
昨日は勝てるゲームだったと思っているのですが、これまでに接戦を落としてきたゲームから何も学ぶことなくプレーをしており、自滅につながっていったと思いますし、リードしていても、ディフェンスのところにフォーカスできていなかったと思います。

今日はディフェンスの面では最初から最後までチーム全員で意識は持っていました。
昨日のゲームから一人ひとりの切り替えができていたことも勝因の一つだと思います。

■流れを変えるようなプレーもありましたが、ディフェンスで意識していたことはありますか
チームとして流れが悪かった中、ディフェンスでハッスルしてプレーすることを心がけていましたし、会場内のファンの皆さんの声援やプレーで盛り上がった時の歓声を聞いて、とても力をもらえていました。
昨日の負けは、一人ひとりメンタルにくるものがありましたが、悔しさからやる気が一段階アップして臨んだ今日のような状態をベースに、次節も戦っていきたいと思います。

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