りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第7節 仙台戦 試合レポート

1Q

ファーストオフェンスで#15島谷が加点し、さらに相手のターンオーバーを誘って再度#15島谷がファストブレイクから加点するなどで先行。
決めては決め返され大きなリードは作れないものの、要所で#66松下が3PTを沈めるなどで流れを渡さない。
その後速い展開から#5クリーナーのダンク、#2ラモスのジャンパーなど落ち着いた試合運びでリードするが、終盤はインサイドからの失点、ターンオーバーが続いて失速し、8点ビハインドで最初のQを終える。

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2Q

#4寺園の強気なアタック、#1関野のディフェンスなどから流れを掴みたいところだが、相手の高確率な3PTに断ち切られ徐々にリードを広げられる我慢の展開。
その後もシュートが落ちる一方、相手のオフェンスを守りきれず2桁ビハインドを背負う。
終盤は#7中野の連続ジャンパー、#25アレン、#2ラモスらの3PTなどでペースを取り戻し1桁点差に戻すも、終わり際に相手のビッグプレーを許し、37-49で前半終了。

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3Q

相手のディフェンスをなかなか攻略しきれず重たい立ち上がりとなるが、#40ウェルシュ、#5クリーナーのエルボージャンパー、#15島谷の3PTと続き1桁点差へ。
その後はどちらに流れが転ぶかわからない膠着状態が続くも、我慢が功を奏し、#66松下の3PT、#4寺園の連続加点、#5クリーナーのテイクチャージで流れを引き寄せる。
終盤は#1関野、寺園らの3PTで猛追、最後は#7中野のブザービータースリーが決まり、2点差まで詰めて最終Qへ。

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4Q

#15島谷のアタックでついに逆転に成功するが、すぐに決め返され再び流れの奪い合いとなる。
リバウンドに喰らい付き反撃の機会を伺うも、相手に連続得点を許し5点ビハインドで試合終盤へ。
なんとか流れを取り戻したいところだが、勝負所でのショットが落ち、ターンオーバーなどから波を掴みきれず、相手にはアグレッシブなドライブで加点を許す苦しい展開。
9点差まで再び離されるも、#15島谷のAND1、#5クリーナーの連続得点でワンポゼッション差へと徐々に追い上げ、残り5.7秒で#4寺園が値千金の3PTを沈めて同点に戻し、勝負の行方はオーバータイムへ。

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EX

集中力を切らさず、アグレッシブなディフェンスで最初の3分半は相手を無得点に抑え、#5クリーナー、#15島谷の3PTで一気に攻勢に出る。
その後も#4寺園が正確にジャンパーを沈めるなどで徐々にリードを広げ、最後はホームの歓声も味方に守り切り、97-88でホーム3連勝を飾る!

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「入りから2Qの終盤まで、仙台のキッド選手に対するマッチアップやオフボールのディフェンスにおいてトラブルが起きてしまい、ディフェンスリバウンドも二桁取られ、そこからセカンドチャンスで失点し続けてしまう苦しい戦いでした。
仙台さんのオフェンスの傾向からしても、外国籍選手陣のリバウンド、インサイドである程度やられるのは想定していましたが、そこに対してソフトにやり続けてしまいました。

2Qの途中からは、キッド選手へのマッチアップを準備していたものではない方法で対応していましたが、後半は選手たちがしっかりとアジャストしてくれて、後半の失点はある程度コントロールできたと思います。

延長戦に持ち込むことができたのは、オフェンスでの個々の選手たちの活躍など色々ありましたが、粘り強くディフェンスリバウンドを取り続けて戦ったことが、逆転、そして勝利できた大きな要因だと考えています。

このようなゲームを勝ちきれたのはチームにとって非常に大きなことであり、成長を感じられる一戦でした。」

■#4寺園選手の勝負強さについて
「誰かが何かを教えてどうこうできるものではなく、もちろん自分の指導が作用したものでもなく、日頃の彼の努力と責任感、覚悟など、数値化できないものを感じることができますし、彼には大きな信頼を置いています。
昨年に引き続き、コート上の選手たちからはもちろん、ベンチからの信頼も勝ち取ってプレーしていて、その結果をコート上で発揮してくれています。
寺園選手はまだまだできると思っていますし、これからももっと成長していってくれると思っています。」

#15 島谷怜選手

PG

島谷怜

「まず、勝てたことが大きいと思っています。
試合を通して自分たちのバスケをすることができていませんでしたが、それでも最後に勝ち切れたことは、チームの力がついてきていると感じますし、今日の試合は自分たちの自信にしていい試合だと思います。

昨季までは競った試合を勝ちきれないことが多くありましたが、やるべきディフェンスをしっかり徹底できれば勝てるとチームでは捉えていました。
今日は前半で50失点近くしてしまいましたが、立て直して後半は30点弱に失点を抑えることができました。
今季のチームは、全員がやるべきディフェンスを理解し、それを遂行しきれば勝てるという共通認識を持てていることが強みだと思います。」

■Bリーグキャリアハイの21得点だったことについて
「最初のアタックがうまくいったので、相手が自分への守り方を変えてきた時に、弱気にならずにこれまで確率の低かった3PTを打ち続けたことが今日の結果に繋がったと思います。
そこは自分の自信にもなりますし、外が入ることによってアタックもより活きてくるとわかっているので、その部分も収穫でした。」

■次節への意気込みとファン・ブースターへのメッセージ
「AWAYでの連戦を終えてホームに戻って来て、ファンの皆さんの声援のおかげで勝てていると本当に感じています。
今日の試合もずっと劣勢の中、皆さんの声の力や応援が勝利に繋がったと思うので、週末もぜひ北海きたえーるでチームへの応援をよろしくお願いします。
会場で皆さんを待っています!」

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