ファーストオフェンスは#4寺園がジャンパーを沈めるが、その後はターンオーバーが続き流れを掴みきれない重たい滑り出しとなる。
タイムアウトを請求するが、相手の激しいプレッシャーを前にオフェンスをいい形で終わることができず、12点のランを許して2回目のタイムアウトで修正を図る。
その後は徐々に調子を取り戻し、#7中野、#25アレンらの加点、#5クリーナーの連続得点で対抗し、7点ビハインドで1Q終了。
#1関野がルーズボール争いから#5クリーナーの加点に繋げるなど、#1関野がグッドディフェンスなどで流れを引き寄せるが、相手の連続3PTを許すなどで点差を縮めることができない。
中盤からは#7中野のジャンパー、#66松下のファストブレイク、#4寺園のアタックなどペリメーター陣の得点が光って追い上げの攻勢を作ると、#66松下が価値ある3PTを沈めて逆転まであと一歩のところに迫る。
しかし終盤は相手のインサイドからの加点やAND1などを許し、1Qの7点ビハインドを持ち越して試合を折り返す。
後半最初の得点はハイローから#5クリーナーが加点。
#1関野のレイアップや#4寺園のジャンパー、#66松下の3PTなどで詰め寄るが、要所でのターンオーバーから走られるなどで、追い付いては離される我慢の試合展開。
スコアに苦しむ北海道は2桁ビハインドを背負うが、終盤は#5クリーナー、#6菊地らの3PTや#15島谷のアタックなどで再び追い上げ、4点ビハインドで最終Qへ。
勝負の4Q、互いに点を取り合うハイテンポな試合展開となるが、#25アレンの3PTや#40ウェルシュの力強いセカンドチャンスで渡り合う。
合わせから#6菊地の加点や#5クリーナーのダンクが決まるなどでいい流れを作り、4点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
終盤も数ポゼッション差を争う僅差の戦いが続くが、ファウルがかさみ重たい展開から大阪#1パークスジュニア、#5ボンズの3PTを許して突き放され、最後は大阪のペースに持ち込まれて悔しい敗戦を喫した。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
悪い入り方をしてしまい、特に最初の5分間はターンオーバーからの失点を繰り返し、17点取られる一方で自分たちは4点に留まる時間帯が続きました。
自分たちが思っていた以上に相手のプレッシャーやディナイが強く、試合をビハインドで進めてしまった要因は最初の5分間にあったと考えています。
そこからラインナップを変えて、エントリーの仕方、プレッシャーリリースの部分などオフェンスの修正をしていくことで、徐々に自分たちのペースに持ち込めた時間帯もありましたが、4Qでは相手に31点も取られてしまいました。
要所でのレイパークスジュニア選手の3PTだったり、安易なファウルからフリースローを与えてしまうなど、ディフェンスのミス、コミュニケーションミスといった、自分たちがコントロールできる部分で相手に大きくやられてしまった場面が多かったと思います。
今日は21個のターンオーバーから22失点、レイパークスジュニア選手、ボンズ選手に合計52点取られており、やられている要素や選手は限定されているので、明日はディフェンスの修正をしつつ、オフェンスをターンオーバーで終わらせないことも目標にしたいと思います。
自分たちのやるべきことを高いレベルで遂行することで勝つチャンスは必ずあるゲームなので、もう一回今日のゲームを整理して、明日どのように戦っていくのか、今日これから準備をしていきます。
#4 寺園脩斗選手
寺園脩斗
今日の試合は、ターンオーバーと、入りで自分がゲームを作ることができなかったことが敗因です。
セカンドメンバーや後半は、最初にディフェンスで面食らってしまった分、自分たちもディフェンスをハードにやって、流れに持ってこられた時間帯もあったのですが、勝負どころでレイパークスジュニア選手やボンズ選手にやられてしまいました。
この2人が得点の要になるのは分かっていたので、明日はチームで守れるように修正したいです。
入りの部分で、自分たちが想定していたよりも相手がアグレッシブにディフェンスを仕掛けてきたことは想定外でしたが、どんなシチュエーションでもゲームを作るのがPGの責任だと思っています。
今日の入りはしっかりと反省して、明日は島谷選手と僕のどちらがスタート起用になるかは分からないのですが、スタートで出るのであれば、しっかりとゲームの流れを作れるように頑張ります。
#66 松下裕汰
松下裕汰
今日は自分たちのターンオーバーで負けてしまった試合だったと思うので、GAME2では必ず修正して、明日は勝ちたいと思います。
■3PT 2/3を含む8得点、タフなディフェンスで日本人選手最長25分超えのプレータイムだっとことについて
自分はパークスジュニア選手や牧選手などのボールハンドラーの選手につくことが多かったのですが、かなりやられてしまいました。
ディフェンスに関してはチームから信頼されて役割を与えられており、自分の仕事であると思っているので、明日は守り切って勝つことで、信頼に応えたいと思います。