GAME1とは打って変わって互いにロースコアな滑り出し。
序盤はオフェンスが噛み合わず重たい入りとなるが、#40ウェルシュを筆頭にリバウンドで踏ん張り、徐々に調子を取り戻して#15島谷、#1関野、#5クリーナーの3PTが続く。
相手も譲らず大きなリードとはならないが、終盤は#6菊地のスコアが光り、2点リードで1Q終了。
思うように得点を伸ばせず開始早々にリードを許す。
#5クリーナー、#40ウェルシュらの加点で遅れを回収するが、アグレッシブに切り込む相手にAND1を奪われるなどで再度逆転される。
その後相手に3PTを許すも、#1関野がすぐ決め返し、フリースローなどから粘り強く応戦。
最後のポゼッションでは#4寺園がブザービーターを沈める勝負強さを見せ、1点差で喰らい付いて前半終了。
後半はシュートが落ち、最初の4分を無得点に終える苦しい立ち上がりとなる。
途中7点差をつけられタイムアウトを請求するが、その後もフィールドゴールが決まらず2桁ビハインドを背負う我慢の時間帯が続く。
ペイントでの失点も重なり点差が開く中、ようやく#4寺園が加点に成功するが、その後も相手に連続得点を許し、自分たちの攻撃も24秒バイオレーションに追い込まれるなどで流れを失ってしまう。
終わり際に#6菊地が3PTを沈めて意地を見せるも、18点ビハインドで最終Qへ。
開始早々#4寺園がジャンパーを沈めるが、相手も決め返し点差を縮めることができない。
思うようにフィールドゴールが決まらず、アタックからのフリースローを獲得するなどで点数を積み上げ、随所での#4寺園の得点で追いすがるが、勢いに乗るFE名古屋の得点を止められず苦しい展開が続き、70-54で悔しい敗戦となった。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
「昨日はお互いに点を取り合う展開でしたが、今日の試合の入りは、自分たちもFEさんも、いいショットは打っていてもなかなか決まらない時間帯がありました。
後半はFEさんのオフェンスに対してペイント内での失点を止められず、特に日本人選手のピック&ロールゲームからの得点を許してしまう展開を入りの時間帯で作られてしまいました。
オフェンスでも重い展開となってしまい、そこで我慢することができずに、結果的に3Qで大差をつけられてしまいました。
今日の最後は観に来てくださったファンの皆さんに対して申し訳ない試合をしてしまったと反省しています。
内容としては色々な要素があると思いますが、54点では勝つことは難しいですし、中でもペイント内での得点が12点で、タフショットではないのに決め切れなかったケースも多く、今日はターンオーバーやファンブルも多かったですが、ペイントエリアでの得点に関しては今シーズンここまで苦しんでいる現状があります。
徐々には良くなってきていると思いますが、スコアリングの部分は早急に改善していく必要があると思っています。
悪いショットではないからこそ、それを決め切っていくことが重要ですし、ゾーンに対するオフェンスなど、得点までの過程の部分もしっかり整理して、次の滋賀戦に向けて準備したいと思います。」
#4 寺園脩斗選手
寺園脩斗
「試合の総括としては、昨日からの改善点であったペイントエリアでの失点で、相手に流れを作られている時間帯にやられてしまった部分と、第3Qに6点しか取れなかったことが大きな反省点として挙げられます。
これは毎回言っていることですが、オフェンスがうまくいっていない時に、それが影響してディフェンスも悪くなってしまっており、こういったことは絶対に繰り返してはいけないことだと思っています。
試合後にもチームで改めて認識合わせをしたので、今日の試合を教訓に、次の滋賀戦にしっかりと活かさなければいけないと思っています。」
■チームのスコアリングの部分に関して寺園選手が考える改善点などがあれば
「決め切るという点に関しては、練習を重ねていくしかないと思っています。
シューティングにしても、試合ではノーマークで打てる機会はあまりないので、タフな状況で決め切ることを想定したシューティングが必要です。
今日の試合に関してはノーマークで打てている場面もありましたが、そこで相手は決め切り、自分たちは決めることができずに差が開いてしまいました。
チームのスタイルとして日本人選手もしっかりと得点を取っていく必要があるので、自分も含めて、より責任を持って決め切ることを意識して、練習からやっていかなければいけないですし、試合では全員がリングに向かってプレーしていく必要があると思っています。」
■AWAY会場にまで足を運んでくださったファン・ブースターに向けて
「遠くAWAYの会場にも駆けつけてくれたブースターの皆さんがいる中で勝利を届けられないのは非常に悔しいです。
次の滋賀戦に向けてチームでしっかりと準備をして、絶対に勝利を届けたいですし、勝たなければいけないと思っているので、そこに向けて全力を尽くします。」