りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第3節 FE名古屋戦 GAME1 試合レポート

1Q

開始早々FE名古屋に速いペースで得点され、やや押され気味の滑り出しとなるが、#15島谷のアタック、#7中野の3連続3PTなどでペースを上げて応戦し、ハイスコアな試合展開に。
その後も#7中野の加点は続き、開始およそ5分で13得点を量産するなどハイペースな試合展開に対抗する。
相手のターンオーバーを誘い#81関野らが加点してリードするが、相手も譲らず1ポゼッション差で1Qを終える。

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2Q

#4寺園、#25アレンらの加点で流れを繋ぐが、相手もタフショットを決め切るなどでペースを落とさず、僅差を追いかける展開が続く。
#4寺園が欲しいところで決め切る勝負強さを見せると、#40ウェルシュのダンクでリードを奪ってオフィシャルタイムアウトへ。

その後#5クリーナーがAND1を含む連続得点に成功し、リードを確かなものにしたいところだったが、終盤はFE名古屋の個人技や高さに突破されて再度流れの奪い合いとなり、46-47の1点リードで前半終了。

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3Q

後半も点の取り合いが続き、#7中野、#40ウェルシュらが応戦。
#1関野がB1通算300本目となる3PTを沈めるなど、ペースは落とさず膠着状態で渡り合っていくが、ターンオーバーやオフェンスが停滞したところで一気にFE名古屋の流れに持ち込まれ、残り2分半を切ってリードを許してしまう。
タイムアウトを請求するが悪い流れは断ち切れず、アグレッシブに攻める相手を前に5点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

最終Qに入ってすぐに#15島谷が3PT、ファストブレイクで意地を見せ、スコアを同点に戻す。
相手のターンオーバーから#5クリーナーが加点して再びリードを奪うが、相手も譲らずシーソーゲームの様相となる。

残り1:30を同点で迎え、勝敗の行方が分からない展開の中、最後は#1関野のディフェンスが光り、相手のスローインを弾いて#5クリーナーがファウルを獲得。
決定打となるフリースローを2本とも沈めて81-83とし、FE名古屋#3並里のラストショットを再び#1関野が守り切り、敵地で今シーズン初勝利を掴み取る!

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「結果的に勝つことができて、チームとして良かったですし、大きな1勝だと考えています。

今日からAWAYでの戦いが続きますが、会場や配信を通して応援してくださるファンの皆さんの声が届いて、選手たちが最後まで我慢強くプレーしてくれた結果、なんとか勝つことができました。
明日はもっと良い内容のバスケットができるように、FEさんよりもハードにプレーできるように、今から準備して臨みたいと思います。
このチームは我慢できる選手たちが揃っているので、試合を通して我慢強く戦い抜いて、タフなゲームを勝ち切りたいです。

今日の内容に関しては、攻守ともに良い部分悪い部分がありました。
自分も含めコーチ陣としては数字の面を評価していく必要がありますが、今日はペイントエリアでの失点をいかに効率よく減らしていくかを最も重要なポイントとして臨んだ中、ペイントエリアでの失点が多くなってしまいました。
4Qのディフェンスはよかったと思いますが、試合の入りに点の取り合いとなってしまったので、明日は自分たちがこだわっているディフェンスをしっかり表現できるように改善して臨みたいと思います。」

#7 中野司選手

SG

中野司

「開幕からの4試合はなかなか勝利に繋がるような戦いができずに苦しい状況が続いていましたが、今日の試合は苦しい時間帯もチームで我慢して勝ち切ることができました。

個人的には前節の試合もシュートは打てていたのですが、得点面で貢献できていなかったので、今日のスタート起用でも得点面を求められていたので、しっかり打ち切るというところは継続していこうと思って臨んだ結果が1Qの得点(13得点)につながったことは良かったです。

ディフェンス面でも前半は体格のミスマッチで失点してしまった部分もありましたが、後半は修正できたと思います。
チーム全体としてもサイズが小さい分、全員でアグレッシブにディフェンスできたことが良かったと思います。」

■ファン・ブースターの皆さんへメッセージを
「たくさんの応援ありがとうございました!
4連敗で苦しい状況でしたが、皆さんの応援のおかげで何とか勝利することができました。
この勢いを止めることなく、明日も連勝目指して頑張ります。
引き続き全緑応援よろしくお願いします!」

#5 ライアン・クリーナー選手

PF

Ryan Kriener

「まずは今シーズン初勝利することができて本当に嬉しく思います。
チームとしても、特に最終Qで全員で粘って戦えたことが良かったと思います。
ただ、試合を通してまだまだ改善できることがたくさんあると思っており、裏を返せば成長できる要素がたくさんあると言うことなので、引き続きチームで成長していきたいです。

明日はホームでGAME1を落としたFE名古屋さんが必ず取り返すという今日以上の強いエネルギーで試合に臨んでくると思いますし、今日以上にフィジカルな戦いになると思うので、自分たちはそれを上回るプレーで明日も勝利したいと思います。」

■第4Q冒頭のブロックショットの場面
「4点ビハインドで迎えた最終Qだったので、しっかり相手を止めなければいけないという意識をチームとして持って、4Qに入りました。
あの場面で自分はファウルトラブルを抱えていた訳ではないので、あの場面も含めて、アグレッシブにディフェンスに臨みました。」

■第4Q最後の場面について
「時間もあまりなかったので、とにかく全速力で走り、得点を決めることを考えていました。
運よくファウルをもらうことができて、フリースローも決めることができたので良かったです。
フリースローの時はAWAY会場ならではの圧力がありましたが、子どもの頃から遊びも含めてバスケをしてきて、試合を決めることができる場面でシュートを決めることを想像してやってきているので、プレッシャーよりもやりがいを感じますし、決め切ることができてよかったです。」

#1 関野剛平選手

SG/SF

関野剛平

「率直な感想として、やっと1勝できて嬉しいです。

試合の内容としては、自分たちは1試合70失点以下をディフェンスのコンセプトとして掲げており、最終Qはある程度抑えることができましたが、前半は点数を取られ過ぎてしまい、自分たちのゲーム展開ではなかったので、その点に関しては明日修正していかなければいけないと思います。
得点を取ることに関しては、今日のように積極的に全員が狙っていくことを継続して、明日はクロスゲームではなく、リードを保った状態でしっかり勝ちたいと思います。」

■第4Qのディフェンスの修正に関して言える範囲で教えてください
「入りのディフェンスの強度であったり、ポストアップされる前の動きの部分ですね。
一人ひとりのボールプレッシャーによってポストアップに入って来るパスの精度を落とすことができますし、ゴールから遠い位置でボールを持たせることもできるので、ボールがないところでの争いをもっともっと強度高くやっていかなければ、どのチームに対しても70点以下に抑えるということは難しいと思います。」

■第4Q最後の場面でチームを勝利に導くディフェンスが2つあったと思います
「あれは完全に僕のおかげで勝ちましたね(笑)
あのスローインでのディフェンスはマジで狙っていました。
シューターではない選手だったので、必ずパスをしてくると思っていて、どこにパスしてくるのか目をギンギンにして狙っていました。
うまくボールに触れて、それをライアンが拾ってくれたので、よかったです。
ただ、本当は自分でスティールしてそのままレイアップまでいって、8秒時間を使って、最後まで自分で決め切りたかったので、そこまでいけなかったのは悔しいです。

最後の並里選手へのディフェンスは、ファウルがまだ使えたので、早いタイミングでファウルをしようと思っていましたが、笛が鳴らなかったので、最後シュートモーションに入られてからは絶対にファウルをとられないように注意していました。そこも僕の切り替えの早さがよかったと思います!」

■B1個人通算3P300回成功達成について
「前節の時点でそのことを知っていましたが、今日決めた時にはすっかり頭から抜けていました。
むしろ、自分では線を見ないで打ったので、決めてから3PTだったんだ、と思ったくらいです。本当はホームで決めたかったですね。
ただ、勝った試合で決められたことは本当に良かったです。」

■明日のGAME2に向けて
「出だしのところで相手のリズムにさせないことと、HCが掲げる70失点以下をしっかり達成して、チームが目指す勝ち方で勝つことでもっと自信もついてくると思うので、明日は失点を抑えて勝ちたいと思います。
個人的には理由のないターンオーバーを減らして、しっかりシュートで終われるようにしたいです。」

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