りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第2節 長崎戦 GAME2 試合レポート

1Q

スタートは#1関野、#4寺園、#5クリーナー、#6菊地、#40ウェルシュの布陣。
滑り出しから積極的に攻め続け、#4寺園がアタックからFTを獲得すると、#5クリーナーの連続加点、#4寺園の3PTで勢いづく。
その後長崎に先行される時間帯もディフェンスで我慢し、#66松下の3PTで追いかけて19-19の同点で1Qを終える。

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2Q

2Qも一進一退の攻防戦が続く中、速い展開から#15島谷の3PT、#40ウェルシュらの得点で再び逆転に成功。
その後も互いに譲らぬクロスゲームの中、高さを活かして加点を続ける相手に対し、#7中野の3PTやフリースローからの加点を積み重ね、1点リードで試合を折り返す。

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3Q

後半は重たい入りに思えたところで、#4寺園、#5クリーナーらが加点するが、相手の3PTやAND1などで流れを奪われ、膠着状態を破られリードを許してしまう。
点差を広げたくない北海道は#4寺園のジャンパーや、合わせからの#40ウェルシュの加点などで再び盛り返し、終わり際に#15島谷がドライブから加点するなどで意地を見せ、53-56の3点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

入りに連続加点を許して点差を広げられたのち、#5クリーナーがファストブレイクから加点して勢いに乗り追い上げたいところだが、その後思うように得点ペースを上げることができず、ミスからの失点も重なり2桁ビハインドを背負う苦しい時間帯が続く。

最後までボールへの執着心を見せてエナジーを出し、#4寺園のフリースローや#7中野の3PTなどで長崎の背中を追いかけるが、届かずに9点差で試合終了となった。

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「今日試合に出たメンバーは、ゲームプランに対して忠実にフィジカルにやろうとファイトしてくれましたし、そんな選手たちを誇りに思います。
厳しい状況の中、集中力を切らさず最後まで戦い抜いてくれて、リバウンドも全員で頑張り、スモール陣はミスマッチを感じさせないディフェンスをしてくれ、そういった点では価値のあるゲームでした。

しかしながら、結果として今節は2連敗、開幕戦からは黒星が続いていることに対しては危機感を持っています。
ゲームの内容としては、3試合を通して求めるディフェンスができるポゼッションが増えてきており、そこは引き続き高い基準を目指してやっていきたいですが、得点すること、特に後半に関しては停滞しているので、それは自分たちの課題として捉えています。
今はこの課題を解決できない状況が続いているので、誰がいる、いない関係なく、今いるメンバーでやるべきことを遂行し、戦っていくことにフォーカスして準備していきたいです。

後半失速する要因としては、昨日はターンオーバー、今日はシュートパーセンテージの問題がありました。
良いシュートの場面はたくさん作れていますが、なかなか決め切れず、相手にリバウンドを取られて走られるケースが多く発生しています。
この課題を解決するために、メンタル面、スキル面の両方において、全員で取り組んでいきたいと思います。」

#7 中野司選手

SG

中野司

「昨日も今日も同じような試合展開になってしまい、今日は3Qまでは良いゲームができていたのですが、4Qの大事な場面で自分たちのオフェンスを機能させられない時間帯が続き、 その一方で相手はシュートを決め切り、点差が開いてしまいました。

自身を含め、大事な場面でシュートを決め切れず悔しいゲームになってしまったので、練習から見直さなければいけないと思っています。

今日は負傷者が多く、プレータイムが増えるであろう中で、自分の役割を果たさなければと思っていたのですが、理想通りのプレーはできませんでした。
この悔しさを次の練習からぶつけて、二度と経験しないよう、ステップアップできたらと思っています。

Q. 今日は3PTだけでなく、中に切り込むような動きも多かった印象ですが、意識していることはありましたか
自分自身、タッチを確かめたい思いもあって3PTにこだわってしまった部分もあったのですが、相手はボールにコミットしてくる(飛んでくる)のがスカウティングで分かっていたので、その点は(切り込むなどで)昨日よりも上手くかわすことができたのではないかと思います。

ただ、打ったシュートが果たして本当に良いシュートだったのか、より良くできるのではないか、という点は、後で試合を見直して考えたいです。

まだまだ昨季に比べて自分の中で良いイメージではプレーできていないのですが、もし負傷者が出場できない状況が続いたとしたら、スモール陣には普段以上のチャンスが巡ってくると思っているので、ポジティブに捉えて良いアピールができるようにしていきたいです。」

#5 ライアン・クリーナー選手

PF

Ryan Kriener

「今日は負傷者が多く出ている中、一丸となって戦い抜いたチームのことを誇りに思います。
しかしながらシーズン終盤に振り返った時に、今日のような試合は『あの試合では勝たないといけなかったよね』という試合になると思います。
チームが抱えている課題は理解しているつもりなので、そのハードルを越えられるよう、引き続き努力していきます。

Q. 本日は21得点の活躍でしたが、個人的な振り返りとしてはいかがですか
「新しいチームに移籍して、新しい戦術の下で、自分の力を発揮していくには時間がかかると思っています。
今シーズンはまだ得点面で貢献できていなかったこともあり、昨日の試合後、コーチと一緒にGAME1の試合映像を見直して、自分がオフェンスでもっと貢献するにはどのようにしたら良いかを考えました。
今日はそれを意識して少し改善できたのではと思いますが、この改善は自分1人でできることではないので、自分にパスをくれたチームメイトに感謝していますし、今日を機にこれから積み重ねていきたいと思っています。」

Q. 北海道で初めてのホームゲームでしたが、どのように感じましたか
「自分にとってすごく良い経験になりました。
これまではファンの方と直接的な交流があまり無かったのですが、今日はファンの皆さんの前でプレーができ、どんな状況でもポジティブに応援してくれて嬉しかったです。
これからもホームで戦えることを楽しみにしています。」

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