B.LEAGUE 2023-24シーズン 第36節 A東京戦 GAME1 試合レポート

1Q

スタートは#6菊地、#15島谷、#22トラビス、#24ブルックス、#81関野の布陣。
開始早々#24ブルックスの3PTが決まり、その後はポストの1on1などでも粘り強く守り、最初の4分半は相手を無得点に抑えるが、北海道もシュートが落ちてロースコアな攻防戦が続く。
その後#15島谷、#6菊地らのアタック、#7中野の3PTなどて流れを渡さず競り合い、12-12の同点で1Q終了。

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2Q

#7中野の3PTで幸先良いスタートを切り、#4寺園のジャンパー、#21ウィリスジュニアのタフショット、3PTなどでリードを奪う。
中盤はファウルが嵩み、相手のドライブなどから失点して追い上げを許すが、#22トラビスがペイントで奮闘し、AND1を獲得するなどでリードを死守して38-33で前半を折り返す。

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3Q

後半の立ち上がりはターンオーバーなどから流れを掴めず相手の追い上げを許してしまう。
#22トラビスの得点でなんとか対抗するが、その後も思うような波に乗れず、フリースローなどから徐々に点差を広げられる苦しい展開となる。
#24ブルックスのアタック、#7中野の3PTなどが決まり、なんとか反撃に出たいところだが、終了間際に#22トラビスがファウルトラブルに陥るなど、流れを自分たちに引き寄せられず二桁ビハインドを背負い最終Qへ。

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4Q

開始早々に#7中野が4本目となる3PTを沈め、その後#21ウィリスジュニアのファストブレイクなどで一時は1桁点差に戻すが、すぐに相手に取り返されてその先が縮まらない。
その後もなんとかフリースローからの加点などで喰らい付くが、A東京のスモール陣も含めた高い壁に阻まれて逆転までには辿り着かず、66-78でホームで敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

今日のゲームの前半は悪くなかったです。ディフェンシブな入りができましたし、お互いオフェンスで決めきれない中で、ディフェンスリバウンドを含め、ある程度は想定通りに守れていましたし、大きなトラブルもなかったと思います。

しかし、後半の入りについては、直近のゲームで続いている課題である、3Qで逆転されそのまま自分たちの流れを取り戻すことができないゲームの流れになってしまいました。
やっていることは間違えていないので、やる精度の問題だと思います。
アドバンテージを作るための動きをしているにもかかわらずうまくいかないというのは、質の低いバスケをしている時間が長かったからだと思います。
それではリーグ上位のチームに勝つことは難しいです。
勝つためには、自分たちはすべての要素を高いレベルで行わなければいけません。
今日の試合結果はどう考えても、1つのQだけで18点の差がついた3Qの出来によるものです。

明日はこのチームで戦う最後のゲームです。桜井選手の現役最後の試合でもあります。
桜井選手本人は何か特別なことを望んでいるわけではありませんが、桜井選手と一緒に勝って、良い形で送り出してあげたいとチーム全員がそう感じていますし、それができるのは今のチームのメンバーしかいません。
明日の目的はA東京に勝つことです。
最後にホームで、ファンやブースター、支えてくださる皆さんにも喜んでいただけるゲームができるように準備したいと思います。

#7 中野司選手 コメント

SG

中野司

ここ数試合、前半の入りが良くても、3Qの入りが良くない展開が多い中で、今日の後半も同じようにチームとして良くないオフェンスとディフェンスが続いてしまい、そのまま流れを取り戻すことなく試合を終えてしまいました。そこは、チームとしての反省点です。
個人的には良いシュートを打つことはできていたと思うのですが、ディフェンス面ではサイズがある選手に対してもっとフィジカルにやりにいかなければいけなかったです。

■自身の要所での得点について
自分の中ではチャンスがあれば打って行こうと思っていましたし、ビッグマンが良いスクリーンをかけてくれて、そこでズレができたり、ガードからの打ちやすいパスもあり、周りに助けられて打つことができました。
1本決めたことで自分の流れが掴めたと思います。

■サイズの大きな選手とのマッチアップで意識したこと 高さで勝てない分、フィジカル面で押し負けないようにコンタクトを取っていかなければならないと思っていましたが、相手のバックスクリーンに対して抜けることができず、イージーに点数を取られてしまいました。
打たれる前にペイントから押し出す努力をしなければいけないですし、明日はボールを持たれても押し負けないように対応したいと思います。

#11 桜井良太選手 コメント

SG/SF

桜井良太

今日は3Qでターンオーバーなどが目立ったゲームでした。
1試合通して何かで大きくやられた試合ではなかったと思います。
ただ、要所要所で相手とのサイズの差であったり、個の力で点を取られる場面が多く、自分たちのオフェンスでいうと、サイズのミスマッチに対してアドバンテージを作れるはずのところで作れない状況が起きていました。
サイズも含めた個の能力の高さもアルバルク東京の強さだと思いますし、じりじりと差がついていったゲームの印象です。

■明日で残すところ1試合です
不思議なくらい、まだいつもと変わらない感覚です。
最後だから勝ちたいというのはあまりよくないですが、やはり最後だからこそ勝ちたいと個人的に思っています。
良い形でみんなで笑顔で終われたらいいなと思っています。
そんなに甘い相手ではありませんが、勝つチャンスというのは十分にあると思っていますし、今日の試合でも手応えはあったので、チームで勝って終わりたいと思います。

■今日のプレーに関して個人的に振り返ると
久々にプレータイムが長かった中で、あまり良いところがなかったかなと思います。
ディフェンスでもう少し貢献できることがあったのでは、と悔しい思いの方が大きいです。

■明日の最後の試合に向けて
最後爪痕は残したいですね。普段こんなこと言わないのですが、最後なので (ニッコリ)
最後は思いっきり自分らしく、ファウルを決めるのか、シュートを決めるのか、観てくれる人の印象の残るプレーをしたいと思います。

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