B.LEAGUE 2023-24シーズン 第35節 秋田戦 GAME1 試合レポート

1Q

立ち上がりは秋田に先行され、#22トラビスがなんとかゴール下をねじこむが、その後は繋がらず相手のハイペースな加点を許してタイムアウトを請求。
流れを断ち切りたいタイムアウト明け、#6菊地の4点プレーからの連続得点で反撃に成功。
秋田の高確率な3PTを浴びつつも、#81関野の3PTや#21ウィリスジュニアのゴール下で対抗し、22-17の5点ビハインドで1Q終了。

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2Q

#7中野の3PTや#21ウィリスジュニアのダンクなどで幸先良い滑り出しとなり、ディフェンス強度を取り戻し逆転に成功する。
その後拮抗した展開が続くが、#15島谷のスティールも光り、ファストブレイクから#22トラビスがダンクを含む連続加点に成功するなどでリードを奪う。
終盤は相手にオープンショットを与え連続で3PTを沈められるが、ビハインドを返し切り42-42の同点でゲームを折り返す。

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3Q

後半は#66松下のドライブからの得点でスタートするが、ファウルトラブルや#15島谷が負傷で一時コートを離れるなどで重たい展開となり、思うようにオフェンスが繋がらない我慢の時間帯が続く。
互いにロースコアな展開の中、相手のシュートも落ちてなんとか均衡を保っていたが、秋田の粘り強いオフェンスリバウンドなどから徐々に流れを奪われ、終盤は秋田#5田口の得点を皮切りに相手を波に乗せる形となり、57-49の8点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

相手を波に乗せたまま流れを奪い戻せず、リードを広げられる苦しい展開が続く。
オフェンスもターンオーバーやタフショットで終えてリズムを掴めず、一時は15点ビハインドの苦しい状況に。
終盤は治療を終えて復帰した#15島谷のアタックや#6菊地の連続3PT、#21ウィリスジュニアのジャンパー、#7中野の3PTなどで喰らい付いて1桁点差に戻し、終盤はファウルゲームに持ち込むものの、3Qで開いた点差を埋めきれず、73-65と8点差の悔しい敗戦となった。

小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

前節の仙台戦もそうでしたが、前半はある程度プラン通りのよいゲームができていても、後半に入り3Qで崩れてしまう試合が続いています。
オフェンスで良い終わり方ができずにディフェンスでミスが続いてしまうことが今日の3Qでも見られ、オフェンスでは個でのドリブルが増え、孤立した状態で1対1をしてしまい、そこからターンオーバーをして走られるなど、オフェンスのプロセスを含め終わり方がよくなかったことで、3Qは秋田さんの流れになってしまいました。

秋田さんのディフェンスが素晴らしかった部分もありますが、自分たちのやるべきことがルーズになってしまい、アドバンテージをどこで作るのかということが不透明になってしまった時間帯があり、無理やりバスケットに向かっていくケースが増えてしまったことで、自分たちで良くないゲームの内容にしてしまいました。

秋田さんは古川選手や田口選手といったシューター陣に活躍されてしまうと難しくなってしまうので、ディフェンスではやるべきコンタクトやリバウンドの部分を徹底し、オフェンスにおいては個ではなくチームでどのようにアドバンテージを作っていくのかを整理して、明日は今日の点差を返して、勝つべき内容のゲームをしたいと思います。

#6 菊地広人選手コメント

PG/SG

菊地広人

前半はある程度できていたことが3Qに入りうまくいかなくなってしまいました。
後半に入りディフェンスの強度が落ちてしまったことでうまくいかなくなるケースが多いですが、今日はオフェンスでも、チームで崩そうと狙いを持っている中、個で打開しようとしてしまったことで、攻守共にうまくいかない時間帯で我慢できずに崩れてしまったと思います。

やろうとしていることは間違っていないと思いますが、プレーの強度や精度が足りずに、声を出すのが遅れたりなどの一つ一つのプレーの積み重ねで、自分たちから崩れてしまっています。
ここ数試合は自分たちがリードした状態で後半に入り、相手がギアを上げてくることもあり、そこで受け身になってしまうことが3Qに崩れてしまう要因の一つと感じています。

今日は寺園選手が出場できなかったこともあり、いつもは脩斗さんが日本人選手の中で得点を担ってくれているので、今日はその分、自分もしっかり得点を狙いに行かなければいけないと意識して臨みましたし、得点を取ることが自分の持ち味でもあると思っています。

島谷選手が離脱したときは自分もファウルが3つでベンチにいる状況だったので、ファウルをコントロールできていればもっと自分にできることがあったと思うので、明日の試合に向けて改善していきたいです。

チームのディフェンスとして大きな問題があるわけではないので、あとは強度と精度をいかに上げて、40分間やり通せるかだと思います。
個人としてはミスをなくし、オフェンスではアグレッシブに攻めることを意識して、明日の試合に臨みたいと思います。

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