B.LEAGUE 2023-24シーズン 第33節 群馬戦 試合レポート

1Q

#24ブルックス、#6菊地らが加点するも、相手にイージーショットを許すなどでリードを奪われ、立ち上がりから追いかける展開となる。
その後もシュートが落ちて得点に苦しみ、#22トラビスのセカンドチャンスなどで対抗するも、相手のアップテンポな展開を断ち切れず、25-14の11点ビハインドで1Qを終える。

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2Q

開始早々#7中野、#24ブルックスらの3PTが決まると、再び#7中野、#81関野らペリメーター陣の加点が光り反撃。
ディフェンス強度も上がり、ファストブレイクからの#21ウィリスジュニアの加点、#24ブルックスのフリースローなどで猛追し同点に迫ると、#7中野の3点プレー、#22トラビスのブザービーター3PTなど一気にペースを上げ、43-45の2点リードで前半を折り返す。

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3Q

#6菊地のアタック、#15島谷のファストブレイクなどで加点するが、相手も譲らず拮抗した試合展開となる。
その後#24ブルックス、#4寺園が連続ポゼッションで加点し一歩リードするが、群馬のタイムアウト後はターンオーバーが続き再び同点に迫られる。
どちらに流れが転ぶか分からない展開の中、#21ウィリスジュニアのダンクや3PT、#17綿貫の3PTなどで前に出ると、57-67と10点リードで最終Qへ。

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4Q

群馬のペイントアタックや強力な3PTに苦しむ時間帯がありながらも、#7中野、#21ウィリスジュニアの加点、#22トラビスの3PTなどで取り返してリードを維持し、#15島谷のスティールや体を張ったディフェンスなどで相手の流れを断ち切りながら9点リードでオフィシャルタイムアウトを迎える。
しかしここで#50ベンティルの3PT、#9辻の4点プレーなどでリードを溶かし、ワンポゼッション差まで迫られるが、#21ウィリスジュニア、#4寺園が勝負所で加点してリードを死守。
最後のファウルゲームを#4寺園、#7中野らがフリースローを確実に沈めて逃げ切り、90-98でアウェーで価値ある1勝を飾る!

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

群馬さんは現在ケガなどでビッグマンの選手を複数欠く状況であり、直近のゲームではベンティル選手とジョーンズ選手にアテンプトと得点が集中する傾向にありました。
そこをふまえて、彼らに気持ちよくプレーさせないためのディフェンスを組み立てて臨みました。
オフェンスに関しても群馬さんの傾向を分析して準備していましたが、勝敗を分けるポイントはオフェンスではなく、ディフェンスであると捉えていました。

ベンティル選手に対する守りに関しては、ピック&ポップからの3PTを打たせないなど、ある程度プラン通りに守れた部分もありましたが、ジョーンズ選手のアタックに対して警戒していたフリースローを与えてしまっていましたし、辻選手には3PTを6/11本と気持ちよくプレーさせてしまいました。
最後の1分半ではタフな状況でも3PTを3本も決められてしまったので、ゲームクロージングの部分も含めて、自分たちのやるべきことを試合を通してもっとやり切らなければいけないです。

反省点はありますが、週末のゲームから今日まで準備期間も短くタフな状況の中で、選手たちはしっかりアジャストしてゲームプランを遂行してくれて、勝ち切ることができたので、今日の1勝は価値のある勝利だったと思います。

今日もAWAY会場まで足を運んで沢山の方が声援を送ってくれており、配信ご視聴を通して応援してくださる方も含め、本当にチームの力になっています。
チームは成長していますし、最終戦に向けてもっとよい試合をお見せすることができるように、また次戦に向けて準備していきたいと思います。

#21 ダラル・ウィリスジュニア選手コメント

PF/C

ダラル・ウィリスジュニア

40分間チームでしっかりハードにプレーした結果が今日の勝利に繋がったと思います。
試合の中でアップダウンはありましたが、最後まで気持ちを切らすことなくプレーすることができました。

■2Qと4Qでビッグクォーターを作りましたが、自身の得点について
チームで作ったチャンスをしっかり決め切ることができましたし、日々の練習で積み重ねている結果がコートで発揮できたと思います。

■北海道のファン・ブースターに向けてのメッセージ
いつも応援してくださっている皆さまのために捧げる勝利です。
今シーズン残りわずかですが、引き続き応援をお願いします。
そして、最終節にホームでの試合が残っているので、会場でお会いできるのを楽しみにしています。

#4 寺園脩斗選手コメント

PG

寺園脩斗

試合に勝つことはできましたが、失点が90点になってしまい、自分たちが目指していたディフェンシブな内容ではなかったことは反省しなければいけないです。

群馬さんはビッグマンを欠いている状況で、ベンティル選手とジョーンズ選手を中心にくるだろうとスカウティングでわかっていましたが、前半はベンティル選手をある程度抑えることができていましたが、後半に入りターンオーバーから走られるなどで失点が増えてしまいました。

ただ、ゲームの締め方として、コートの選手一人ひとりが自分の役割を遂行したことでゲームを最後まで繋いで、勝利という結果に結びつけることができたことはよかったと思います。

■クラッチタイムで決めた得点について
一度ベンチに下がった時も、必ずまた得点が必要な場面でコートに立つだろうと思っていたので、ベンチでもボールを触ってアップをしながら準備をしていました。
終盤はインサイドでのプレーがあまりうまくいっていなかったので、無理にインサイドを攻めるよりは、ピック&ロールからズレを作って、自分が空けば打つ、相手が出てきたらビッグマンに渡すことを意識しており、たまたま自分が空いたので打って決め切ることができたので、そこはよかったと思います。

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