B.LEAGUE 2023-24シーズン 第32節 宇都宮戦 GAME2 試合レポート

1Q

開始早々0-8のランを許す重たい立ち上がりとなるが、タイムアウトで流れを断ち切り、今季初先発を任された#6菊地の3PTや#24ブルックスのAND1で反撃。
その後、宇都宮の得意なアウトサイドからの得点を許して点差を広げられるが、点の取り合いに対して#21ウィリスジュニア、#4寺園、#81関野が3PTを沈めて喰らいつき、18-26で1Qを終える。

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2Q

#4寺園の連続得点で反撃し、再度ディフェンスから相手に対峙する。
その後#22トラビスのセカンドチャンスなどで徐々に追い上げて同点とすると、宇都宮のタイムアウト後のオフェンスを#7中野がテイクチャージでストップするなどで流れを渡さない。
中盤、#24ブルックスの加点で逆転に成功し、#15島谷のタフショット、ファストブレイクなどでリードを広げるが、終盤は内外ともにシュートが落ちて相手の追い上げを許し、結果的に36-41の5点ビハインドでゲームを折り返す。

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3Q

後半の立ち上がりはリズムが掴めず、相手の連続得点を許してタイムアウトを請求するが、宇都宮の厚いディフェンスを前に突破口を作れず最初の4分間を無得点に終える。
#22トラビス、#7中野の3PTでなんとか加点するも、ディフェンスの精度を上げられず、相手の高確率な3PTや高さから加点を許すなどで大量リードを奪われる苦しい展開が続く。
終わり際、#4寺園がアタックで意地を見せ47-63で最終Qへ。

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4Q

#4寺園の連続得点が反撃の狼煙となり、#21ウィリスジュニアや#81関野のAND1、#7中野のジャンパーなどで追い上げに成功。
その後、#22トラビスや#21ウィリスジュニアの3PTで対抗するが、取っては取り返され、一桁点差には届かず試合終盤へ。
リーグ単独首位の宇都宮に最後まで喰らい付いたが、最後はペイントからの失点が響き、点差を離されての敗戦となった。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

GAME1でラモス選手が負傷し、今日出場ができない中で、サイズのある宇都宮に対し、サイズで対抗できるラモス選手は重要な役割を担っていたこともあって、タフなゲームになるだろうと想定していました。
いかにスモール陣がフィジカルに戦って、ラモス選手の穴を埋められるかが勝負の鍵でした。

その中で、フィジカルな戦いを意識するあまり、手が出てしまってイージーなファウルにつながるケースも多く、ディフェンスの精度が落ちていく要因の一つとなってしまいました。
対する宇都宮はオフェンスの組み立て方も上手く、リバウンドも含め、リーグ全体首位である強さを感じるゲームでした。

2Q、4Qは相手に対抗できて、北海道が追いつくチャンスもありましたが、後半少しソフトに入ってしまい、勝つに値するゲームができない時間帯が続いたことが勝敗に大きく影響したと思います。
今節は上位チームとの対戦を通じて、自分たちが足りない部分を知ることができた試合でした。

あと7試合、自分たちが今シーズン求めてきたバスケをさらに追求して、しばらくアウェーが続きますが、最後、ホームのアルバルク東京戦に向けて、プレー1つ1つにこだわって成長していきたいです。

#11 桜井良太選手コメント

SG/SF

桜井良太

相手は昨日の結果も踏まえてフィジカルに戦って来るのは分かっていた中、1Qはリードされてしまいましたが、2Qで点差を戻せたことは良かったと思います。
1Qで点差が開き、そのままズルズル離されてもおかしくない展開でしたが、2Qで巻き返し、気持ちを持って戦ってくる強豪に対してもやりあえる手応えを感じました。

結果敗れてしまったものの、ディフェンスのミスが少ない試合だったので、ある程度締まった展開で、皆さんにとっても見応えのあるゲームを作れたのではないかと思います。

ただ、今日の点差が、リーグトップを争うトップチームとの力の差だと思うので、残りの7試合で自分たちをさら高めていこうという話を試合後にチームでもしましたし、良い形でシーズンを終えて、来シーズンも期待を持って応援してもらえるチームになりたいと改めて思いました。

■田臥選手とのマッチアップについて
色んな方が、色んな形で自分の花道を飾ろうとしてくださっていて、田臥選手も自分にマッチアップしてくれて、本当に嬉しい気持ちです。
田臥選手は僕たち世代だけではなく、日本バスケ会の中でも特別な存在ですし、最後一緒にコートに立って、プレーをさせてもらえて、長く続けてきて良かったなと思いました。

たとえ試合が決まっている時間帯であっても、自分が出場することが観に来てくれた方への演出的な側面があったのだとしても、コート上ではやるべきことをやって、声を出す姿を、ファンの方にも田臥さんにも見てもらいたいという思いでプレーしました。

最後にボールが回ってきた時は、照れくさいというか、まさか回ってくると思わなかったので、(試合も決まっていた状況だったので)正直打って良いのか分かりませんでした。
田臥さんも引いて守っていたので打つしかないと思って打ちました。入ったと思ったのですが、外れてしまいましたね。(ニッコリ)

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