B.LEAGUE 2023-24シーズン 第30節 長崎戦 GAME2 試合レポート

1Q

開始早々にイージーな得点を許すが、強度を持ち直し、速い展開から#24ブルックス、#21ウィリスジュニアらが加点。
そこから互いに譲らず拮抗した展開となるが、長崎の得意な形から立て続けに3PTを決められ試合の主導権を奪われる。
その後シュートが落ち点差を開かれる中、#2ラモスの3PT、#21ウィリスジュニアのゴール下などで喰らい付き、9点ビハインドで最初のクォーターを終える。

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2Q

連続加点を奪われる中シュートが落ち、リードを広げられる入りとなる。
#6菊地がジャンパーを沈めてスコアを動かし、#24ブルックスのAND1、リバウンドでのハッスルでわずかにビハインドの差を縮めてオフィシャルタイムアウトへ。
その後もトランジションオフェンスから#24ブルックスなどが加点を続けるが、相手インサイド陣の得点に苦しみ、2桁ビハインドで前半終了。

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3Q

出だしに#66松下の3PTが決まり、#24ブルックスのAND1などで加点し追い上げたいところだが、インサイドで優位に立たれ、続けて失点しタイムアウトを請求。
その後#2ラモスのアタックなどで加点するが、勢いを加速できず相手に12点のランを許して大量ビハインドを背負う。
終わり際、残り時間が少ない中で#4寺園がレイアップでのAND1を決め切って意地を見せるが、20点差をつけられ最終Qへ。

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4Q

引き続き良い流れを作ることができない中、#21ウィリスジュニアの3PTが決まり、何とかそこから反撃に出たいところだったが、ターンオーバーが続いて良い流れを継続させられず、そこからの立て直しにも苦しむ厳しい状況が続く。
#15島谷、#2ラモスらのアタックで何とか点を重ねるも、相手の攻勢は止められず、点差を縮められないままホームで悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

トラビス選手が出場できないことになり、タフなゲームになることはある程度分かっていました。
彼が出場できないことは今朝分かったことなので、想定外の出来事でしたが、自分たちのやるべきことは大きく変わらないはずでした。

しかし、オフェンスではどこでアドバンテージを作っていくのか、ディフェンスでは誰を中心に止めるのかが曖昧になってしまい、求めていた内容にはならず、試合結果としても難しいものになりました。

チームの勝利にフォーカスできず、集中力を欠いた時間帯があったことは非常に残念に思います。
今シーズンは残り10試合、ホームゲームは残り5試合と残り少なくなってきた中、多くのファン、ブースターの皆さんの前でこのようなゲームをしてしまったことが悔やまれます。
どこに目標設定すべきか、チームとして再度見直し、整理しなければいけないと感じました。

勝敗はもちろんですが、そこに辿り着くまでのプロセスをもっと大事にし、そしてワンポゼッションに対する集中力を高めて、応援してくださる皆さんにも喜んでいただける試合をしなければいけないと思います。

#2 ドワイト・ラモス選手コメント

SG/SF

ドワイト・ラモス

今日の試合に関しては、チームとしてよいパフォーマンスができなかったと感じています。
トラビス選手を欠いたことだけではなく、チームとして決めるべきシュートを決め切ることができませんでした。
自身のシュートタッチが特段悪いということはありませんでしたが、決め切ることができなかったショットも多くあったので、また日々の練習からしっかり向上していきたいと思います。

#11 桜井良太選手コメント

SG/SF

桜井良太

リード・トラビス選手を欠いた中での戦いで、相手のシュートもよく決まっていましたが、それよりも自分たちのディフェンス精度の低さが目立つゲームでした。

後半強度を上げて追いつこうとしましたが、相手も強度を落とさずに戦っていたので、追いつけないまま点差が開いてしまい、多くの方が来てくださった中で、観に来ていただいた方に対して申し訳ないゲームになってしまったと感じています。

すぐに水曜日にもホームゲームがあり、終盤に向けてこのチームで良い形でシーズンを締めくくりたいので、また調整して次戦に臨みたいと思います。

■野口大介選手とのマッチアップについて
大介は、僕と同時期に北海道に来て、長い間一緒にプレーしてきた仲間の一人です。
北海道の後は、SR渋谷や長崎でプレーして、今はベテランとしての役割を全うしていると思います。
試合中は感傷的になることはなかったですし、できれば今日も勝利したかったですが、試合を終えてみて、ラストシーズンに北海きたえーるで大介ともう一度マッチアップできたのは嬉しかったです。

出会ったときは正直自分より大介の方が長くプレーするなんて思っていませんでした。
本当に地道に努力を重ねていい選手になったなと、大介を見ていて思うので、これからの数シーズン、ここまでの選手になった姿を引退後の僕に見せてほしいと思いますし、まだまだ必要とされる選手であり続けるようなキャリアを歩むことを期待しています。
※桜井選手は1983年の3月、野口選手は5月生まれ

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第30節 長崎戦 GAME2 試合ハイライト

トラビスを欠き、スタートはラモス、島谷、ウィリスジュニア、ブルックス、松下の布陣。
序盤の拮抗した展開から長崎に主導権を握られ、良い形から立て続けに3PTを許し追いかける展開となる。
その後2Qにかけてシュートが落ちる一方、相手に連続加点を許し点差を広げられる苦しい時間帯が続く。
トランジションの速い展開からブルックスらが加点して対抗するも、相手インサイド陣の加点に苦しみ2桁ビハインを背負ってで試合を折り返す。
後半は松下の3PT、ブルックスのAND1などで加点するが、勢いをものにできず、イージーショットを打たれるなどで12-0のランを許し、大量ビハインドを背負う苦しい展開。
いい流れが得られない中、何とか反撃に出たいところだったが、ターンオーバーから走られ、立て直しにも苦しむ厳しい状況に。
終盤は島谷、ラモスらのアタックで何とか点を重ねるも、相手の攻勢は止められず、点差を縮められないまま試合終了となった。

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