バイウィーク明けの一戦、入りはターンオーバーが重なり重たい立ち上がりとなるが、#81関野のファストブレイクなどで加点すると、互いに走る速い試合展開へ。
その後は互いに譲らずロースコアで試合が進むが、泥臭いリバウンドでファイトした北海道が流れを掴み、#4寺園のジャンパー、#24ブルックスの3PT、セカンドチャンスなどでリードをものにし、13-17で1Q終了。
開始早々に#4寺園の3PT、#6菊地のアタック、フリースローでリードの差を広げるが、ペイントからの加点を許す一方で得点が停滞し、やや重たい展開でオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウト明けも仙台ペースが続き徐々に追い上げられ、#15島谷のタフショット、#4寺園の連続得点などでリードを死守するが、終盤の仙台に3PT、AND1、前半終了間際にペイントでの加点を許し、30-33の3点リードで前半を終える。
ペースアップした仙台に押され、早い段階で逆転を許す。
最初の3分半を無得点に終えてタイムアウトを請求するが、次のポゼッションもターンオーバーでオフェンスが繋がらず、仙台ペースを崩せない我慢の展開が続く。
その後、#2ラモスのレイアップ、#22トラビス、#15島谷の3PTで反撃に出るも、仙台に決め返されて点差は縮まらず、終わり際にブザービーターでの3PTを許して2桁ビハインドを背負い3Qを終える。
#15島谷の連続レイアップ、#21ウィリスジュニアの加点で奮闘し、#22トラビスの3PTでワンポゼッション差まで猛追するが、仙台に要所でアウトサイドシュートやフリースローを積み重ねられ、再び1歩先を行かれたまま時間が過ぎる。
最後は#4寺園を起点にジャンパーなどで喰らいつくが、仙台#13阿部の得点を止められず再び点差が開き、72-61で悔しい敗戦を喫した。
新加入リード・トラビスを迎えて臨んだバイウィーク明けの一戦。
ロースコアかつ互いに譲らない立ち上がりの中で、相手のミスを誘う好守とリバウンドでファイトした北海道がリードをものに。
2Q入りには寺園、菊地らの加点で2桁リードを作り出すが、その後は得点に苦しみ、試合のペースは徐々に仙台へ。終盤には相手に連続ポゼッションを奪われる痛手を負うが、3点リードを死守して前半を終える。
続く後半、なんとか前半の流れを断ち切りたい北海道だが、ペースアップした仙台にドライブなどから一気に追い上げられてリードを奪われ、3Q終わり際のブザービーターで2桁ビハインドを背負う苦しい展開に。
4Qに島谷の積極的なレイアップ、ウィリスジュニア、トラビスらの加点からワンポゼッション差まで迫るが、仙台13番阿部の躍動で再び突き放される形となり、72-61で悔しい敗戦を喫する。
小野寺龍太郎HCコメント
小野寺龍太郎
仙台さんの強みのディフェンスを消していくことが今日の自分たちのディフェンスのコンセプトで、ベースのスタイルに若干仙台さんに合わせたアジャストを入れて準備をして臨みました。
前半、後半も含めて、ディフェンスはある程度プラン通りにできたと考えています。
ただ、阿部(諒)選手には想定以上に得点を取られてしまいました。
阿部(諒)選手には20点近く取られたとしても他の選手には取らせないという狙いがあった中、ほかの選手に二桁得点を取らせなかった部分はプラン通りではありますが、自分たちのディフェンスのミスもありましたが、決め切ってきた阿部(諒)選手のパフォーマンスは素晴らしかったと思います。
途中松下選手がマッチアップしていましたが、彼が悪かったということではなく、チームとして少しずつやるべきことがルーズになり、相手にアドバンテージが生まれてしまっていた結果だと捉えています。
まだ4月に対戦が残っているので、次の対戦でしっかりとやり返せるように修正、準備して臨みたいと思います。
自分たちのオフェンスに対しては、仙台のヤン選手の数字に表れない部分での貢献度の高さが際立っていました。
得点こそ少ないですが、ディフェンスやリバウンドの部分で我々のオフェンスに対するキーマンだったと思います。
点数を取ることだけがチームに対して貢献することではないことをヤン選手のプレーで改めて感じさせられました。
チームの課題として、スイッチングディフェンスに対するカウンターの精度をもっと上げて行かなければいけないですし、ほかの面でもチームとしてステップアップしていけるように取り組んでいきたいと思います。
AWAY戦にも関わらず今日も会場に多くのブースターの方が駆けつけてくださり、配信を通して応援してくださっている方も多くいる中、なかなか勝つことができずに申し訳ない気持ちです。
チームでよいゲームをして、勝つ姿をお見せできるように、次節に向けて準備していきます。
#15 島谷怜選手コメント
島谷怜
前半はビッグマンがファウルトラブルに陥ってしまった中でも、ある程度自分たちの狙い通りにコントロールできた部分もありました。
後半の入りでオフェンスがうまくいかなくなった時に、リバウンドが取れず徐々に相手にリズムを掴まれてしまいました。
3Qの終わり方も悪く、点差を離されてしまい、二桁の差が響いて最後まで追いつけずに終わってしまいました。
前半はチームのルールを徹底できていましたが、それが緩んでしまった後半に離されてしまいました。
やるべきことを40分間やり続けることができれば、今日も失点を60点台に押さえることができたと思うので、次節に向けてチームでしっかり改善したいと思います。
Q.後半にリバウンドが取れなくなった理由
前半は狙い通りのディフェンスが機能しており、リバウンドにも繋がっていましたが、後半は全員のボックスアウトやルーズボールに対する意識が緩んでしまった部分もあったと思います。
40分間継続して、やるべきことを意識して、やり続けなければいけないです。
Q.4Qに積極的なアタックが見られたがそのことについて
ドライブはいつも狙ってはいますが、3Qで得点が停滞してしまい点差を離されてしまっていたので、積極的に仕掛けようと思っていました。
ただ、3Qの入りで得点が停滞したことに関しては、スタートで出ていた自分にも責任があるので反省しなければいけないですし、もっとチームのオフェンスをコントロールできるようにやっていきたいです。