B.LEAGUE 2023-24シーズン 第24節 佐賀戦 GAME2 試合レポート

1Q

リベンジを誓うGAME2は、入りは相手の個の力で打開され先行されるが、アグレッシブなディフェンスで対抗し激しくぶつかり合う。
その後、#4寺園のジャンパー、#66松下、#7中野らの3PTなど日本人選手の得点が光って勢いづき、3点ビハインドにつけて1Q終了。

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2Q

2Qは0-6のランで離される苦しい立ち上がりとなる。
#21ウィリスジュニアのAND1、泥くさいディフェンスなどで対抗し、守り切る時間帯がありながらも、相手のドライブインを許し22-30でオフィシャルタイムアウトへ。
その後も集中力を切らさず、ディフェンスから波を掴むことに成功。
#6菊地、#24ブルックスらの3PTに続き、#21ウィリスジュニアが3PTやアタックで連続得点すると、遂にリードを奪って41-38で前半終了。

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3Q

開始早々#15島谷がアタックから加点するが、オープンからすかさず得点する相手に再び逆転を許す。
タイムアウトで修正を図るが、その後ファウルトラブルやコミュニケーションのミスが発生して一時失速。
終盤は#6菊地の連続3PTで再び攻勢に出たいところだったが、点の取り合いから逆転には及ばず、62-65の3点差で3Q終了。

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4Q

オフェンスが繋がらず思うような追い上げを見せられない中、#2ガルシアらのドライブから失点が重なり2桁ビハインドを背負う。
さらに#66松下、#24ブルックスらをファウルアウトで欠く苦しい状況となり、攻守ともに失速して試合終盤へ突入する。
最後は#21ウィリスジュニアらの加点で粘るが、勢いを失わない相手に点差を縮めることができず、72-87で悔しい連敗を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

今日は相手に対するアジャストというよりも、自分たちのプランを整理して、普段から大事にしているルールを再確認しました。

前半はトランジションのミス、不要なファウルなどもありましたが、失点は想定内に抑えることができ、悪くはなかった展開でした。

しかし後半は、ファウルが吹かれない、シュートが落ちる、オフェンスが思うように上手く行かないなど、自分たちの思い通りに行かないプレーの後のディフェンスが非常に怠慢になり、コミュニケーションが薄くなってしまったと思います。
そこでペイントでの大量スコアに繋げられ、失点を許したことで負けに繋がってしまいました。

意識が審判に向いてしまうなど、自分の感情をコントロールできない時点で難しいゲームになったと思いますし、安定感を欠いた戦いをしていては勝利はできないと思います。

自分たちが望まないことが起きた後、攻守ともに崩れやすいことはチームの課題です。
自分たちがダメな時にどう接戦に持ち込み、どう勝ちに繋げられるのかを、この敗戦から学ばなければいけません。
ギブアップするのは簡単です。チームとして、この2日間から学んでいきたいと思います。

#4 寺園脩斗選手コメント

PG

寺園脩斗

昨日はゲームの入りが悪くて終始流れを掴めなかった展開でしたが、今日は昨日よりも比較的良い入りができたと思います。
しかし後半は少し緩く入ったような形になってしまって、そこで相手に捲られた試合となりました。

特に良くないと思ったのが、望んだジャッジが得られなかった時間帯に、審判にフォーカスしてしまい、そこで戻りが遅れたり、集中力を欠いて、相手に何本もファストブレイクをやられてしまった場面です。
これはチームのルールに反することですし、結果として40分間、自分たちのやるべきことを遂行できなかったことが今日の敗因だと考えています。

上記に加えて、勝負所で自分たちのコミュニケーションミスから相手にAND1を許した場面もあり、これもルールを逸脱したプレーでした。
大事な場面でやられてしまうのは非常に痛手になるので、コミュニケーションを欠いたことの結果については、教訓として次に活かさなければならないです。

次節の宇都宮戦は、自分たちのルールを100%遂行しないと勝てる相手ではないので、そこの共通認識を強く持って、チーム挑んでいきたいと思います。

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#6 菊地広人選手コメント

PG/SG

菊地広人

昨日は厳しい試合をしてしまった中で、今日はディフェンスの修正にフォーカスして臨みました。
良いディフェンスができた時間帯は昨日よりも多かったのですが、レフリーに対してだったり、自分たちのミスが起きた時に我慢ができず、そこで一気に崩れたところを相手に突かれたことが敗因となったと思います。

■チームにもフィットしてきているように思うが、試合中に意識していることは?
オープンになったら必ずシュートを打ちたいとは思っていますし、チームからも自分のタイミングだと思ったら打って良いと言われているので、ボールを受けた時に判断しながら、打てる時に思い切って打つようにしています。
チームにも慣れてきて、自分が打てるチャンスがどこにあるのかが理解できつつあるので、今はタイミングよく打てているのかなと思います。

ただ、ここからが勝負で、相手から打たせないように対策された時、3PT以外でどう自分のチャンスを掴んでいくかは考えなければいけないです。
アタックからの展開など、自分が3PT以外で何ができるのかは課題になってくると思います。

■次節、宇都宮戦について
今日は、自分たちのディフェンスのミスで流れを持って行かれたゲームで、自分自身もミスをしてしまいました。
まずはミスを限りなくゼロにすること、オフェンスでは、空いた時に思い切って打つ、それを決め切ることにフォーカスしたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第24節 佐賀戦 GAME2 試合ハイライト

スタートはGAME1と変わらず、ラモス、島谷、ウィリスジュニア、ブルックス、関野の布陣。
入りこそ相手の個に先行されるものの、アグレッシブなディフェンスで対抗して流れを渡さず、激しくぶつかり合う試合運びとなる。
2Qは0-6のランで離される苦しい立ち上がりとなるが、ディフェンスの集中力を失わず、そこから勢いを掴んで菊地、ブルックスらの3PTに続き、ウィリスジュニアが3PTやアタックで加点すると、遂にリードを奪って41-38で前半を折り返す。
しかし後半、早々に逆転されてからは攻守ともに安定感を欠き、思うような追い上げが叶わず苦しい展開に。
更にブルックスや松下らのファウルトラブルも相まって重たい流れとなる中、ディフェンスのミスから相手のドライブを許すなどで2桁点差となって終盤へ。
最後まで今ひとつ突破口を作り出せず、点差を縮めることなく、バイウィーク明けの一戦は72-87で悔しい連敗に終わった。

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