B.LEAGUE 2023-24シーズン 第24節 佐賀戦 GAME1 試合レポート

1Q

立ち上がりは相手の連続3PTで先行を許す。
リズムを掴めず重たい滑り出しとなり、ペリメーター陣の交代などを挟むも、シュートが決まらず最初の4分半を無得点に終える。
途中はディフェンスから流れを得るかに思えたが、ターンオーバーなどから自分たちのリズムを掴むことができず、ビッグクォーターを作られて8-27で1Q終了。

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2Q

#81関野、#15島谷らのアタックで加点するが、ビッグラインナップを前にインサイドからの失点を抑えられず、苦しい展開は続く。
なんとかディフェンスとリバウンドの強度を取り戻し、相手にプレッシャーを与えると、終盤はようやく自分たちの流れを引き寄せ、#15島谷、#21ウィリスジュニアらのアタック、#2ラモスの連続加点で対抗の姿勢を見せて21-40で前半を折り返す。

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3Q

高い壁に阻まれ思うような追い上げを見せられない中、佐賀に得意の形を作られインサイドでの失点が続く。
#21ウィリスジュニア、#24ブルックスのポストプレーで応戦するが、その後も決定力に欠けるなどでビハインドの差を縮められず、35-60で最終Qへ。

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4Q

入りに#6菊地の3PT、#24ブルックスの加点で対抗するが、佐賀の攻勢は続き、大きく点差が開いたまま時間が経過。
#7中野、#2ラモスらが貴重な3PTを沈めて対抗するが、終始相手のペースを崩せないまま、自分たちの流れに持ち込むことができず、バイウィーク明けの一戦は52-81の悔しい敗戦となった。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

ゲームの入りのディフェンスが悪く、やるべきルール、コミュニケーションが不足していて、最悪の入りをしてしまいました。
佐賀さんの良さが出たこと以上に、自分たちのルーズさが出たゲームで、試合を通して見ても、今シーズン最低のクオリティのディフェンスでした。

もちろん良い時間帯もありましたが、それが続かず、弱いチームの典型的な試合運びをしてしまいました。
自分たちの課題でもある、40分間継続できないことが顕著に出た試合でした。

オフェンス面では、相手のスイッチディフェンスへの対応として準備していたものが適切ではなく、自分のゲームプランのミスであったと考えており、試合中に早急にアジャストしなければならなかった点でした。
後半は大きく戦い方を変えてみて、より相手に通用しそうなものが何なのかを得られたので、明日は、今日のゲームとは全く違うゲームができると思います。

今日の課題を今一度選手たちと整理しながら、まずは相手の点数を抑えるディフェンスに焦点をおいて、明日もう一度戦いたいと思います。

#81 関野剛平選手コメント

SG/SF

関野剛平

今日の試合は一人一人の遂行レベルもそうですが、チーム全体のエナジーが最初から相手に負けていて、同じ流れのまま試合を進めてしまったのが敗因だと思います。
最初もミスから入ってしまい、佐賀には良い入りをさせて、自分たちには不安な空気が流れてしまう立ち上がりになってしまったと感じています。
自分はスタートで出させてもらっている分、その責任を負うべきだとも思っているので、明日はミスをしないように、そして出だしから高いインテンシティを持って戦いたいです。

こんな試合をしてしまい、自分たちはお金を払って観に来てくれたみなさんに失礼なプレーをしてしまったと思っています。
明日は、勝つことはもちろんですが、みなさんの応援に恥じないプレーをしたいです。

Q. 今日はスモール陣のファウルトラブルが目立ちましたが、その点については?
チームファウルが嵩むので不用意なファウルは良くありませんが、アグレッシブにプレーしたうえでのファウルは、チームの狙いとしてもある程度は許容されると考えています。
相手はサイズが大きいので、ファーストコンタクトの部分から、ファウルになるくらいの勢いで当たらなければいけないと思っています。

#24 デモン・ブルックス選手コメント

SF/PF

デモン・ブルックス

今日は自分たちが目指すバスケットができませんでしたし、求めていた結果に辿り着くことができませんでした。
チームとして相手のディフェンスを読んで、アグレッシブにプレーしなければならない場面で、自分も含め、選手たちが考えすぎてプレーしてしまっていたのではないかと思います。
オフェンスでリズムを掴めなかったことがディフェンスにも影響してしまったと感じています。

今日のような試合をしてしまっては、観に来てくださったファンの方々に申し訳ないので、明日に向けてしっかりと切り替え、明日は試合の入りから強度高くアグレッシブなプレーを見せたいと思います。

このチームにはチーム最年長である桜井選手やキャプテンの寺園選手など、気持ちの強い選手がおり、今日のような試合のまま終わって平気でいられるようなチームではないので、明日はまた全員で戦いたいと思います。

#15 島谷怜選手コメント

PG

島谷怜

出だしから最後まで酷い試合をしてしまいました。
せっかく観に来てくださった方々に対して申し訳ない、情けない試合をしてしまい、反省すべき点が沢山あったと思います。
明日また同じ相手と試合ができるので、明日は絶対にやり返さないといけないと思っています。

前半のターンオーバーの多さに関しては、自分の判断のミスやパスのミスが多かったです。
チームのシステムもあり、それをやろうとしすぎてしまった部分もありますが、自分のミスに尽きると思います。
特に1Qはチームのやるべきことが全くできていなかったので、自分も含めてスタートで出ている5人は、ゲームを作る最初の5分間、点差を抑えることを含め、チームのルールを遂行することに関して、求められていることをより理解して臨まないといけないと思っています。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第24節 佐賀戦 GAME1 試合ハイライト

バイウィーク明けの一戦は初対戦となる佐賀バルーナーズ。
立ち上がりからミスやターンオーバーが重なってリズムを掴めず、1Qを8-27で終える厳しい立ち上がりを迎える。
その後もインサイドからの加点に苦しみ大差をつけられたまま試合が進行。
後半はアジャストを加えて互角に渡り合う時間帯を見せながらも、決定力が上がらず、大きな追い上げの波を作り出せないまま52-81で悔しい敗戦を喫し、明日のリベンジを誓う一戦となった。

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