B.LEAGUE 2023-24シーズン 第23節 琉球戦 GAME1 試合レポート

1Q

今季初対戦となる琉球との戦いは、サイズで優位の相手に対してフィジカルにぶつかり合う戦いとなる。
立ち上がりはリズムに乗り切れず先行を許すも、ベンチスタートの#4寺園が躍動して連続得点を奪うと、ディフェンスでもエナジーを上げて連続ターンオーバーを誘うタフな守りを見せ逆転に成功。
その後はインサイドでアドバンテージを取られ再び相手のリードとなるが、#5クロフォードの加入後初得点や体を張ったディフェンスで対抗し、4点ビハインドで1Q終了。

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2Q

2Qも#6菊地のエナジーあるディフェンスや#21ウィリスジュニアの豪快なブロックショットなどで対抗するが、オフェンスではタフショットに追い込まれるなど苦戦が続き、その間相手のペイントで強さを見せられ再びリードを広げられる。
ペイントからの失点やファウルが重なり、リードを広げられる我慢の時間帯が続くが、#4寺園、#66松下らの3PTで喰らい付き、10点ビハインドで前半終了。

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3Q

#15島谷のアタックや、速い展開からの#21ウィリスジュニアの連続得点で一桁点差につけて一時攻勢に出るが、ペイントでのリバウンドを奪われて点差は縮まらず、一進一退の攻防戦が続く。
終盤は#21ウィリスジュニアの1on1などで応戦するが、均衡状態のまま4Qへ。

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4Q

3Q終わり際に#24ブルックスがアクシデントで負傷退場し、攻守ともに落ち着かず琉球にランを許す苦しい入りとなる。
再度気を吐き、#21ウィリスジュニアの加点から#4寺園、#2ラモスらの3PT、#1ナナーのAND1と続く猛攻を見せ、再度一桁点差まで追いかけるが、最後まで琉球の高い壁と強力なリバウンドに阻まれ、94-84で敗戦となった。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

リバウンドとペイントエリアのディフェンスを修正して明日に臨みたい

今の琉球さんのラインナップに対し、すべてを止めることは難しいので、優先順位を決めてディフェンスプランを準備してきました。
ゲームの入りは一定の評価ができると思っていますが、琉球さんを相手に勝つには、ミスすることなく完璧な試合をしなければ難しい中、1Qの終わり方がよくなかったり、完璧な内容にまで持っていくことができませんでした。

ディフェンスのルールの部分や、ペイントエリアをどう守るのか、オフェンスリバウンドを取らせずに1回でオフェンスを終わらせるためにどうするか、などの対琉球さんへの対応策を準備してきましたが、セカンドチャンスで20点取られてしまったり、30本近くフリースローを与えてしまうなどで、結果94点も取られてしまい、それでは自分たちに勝つチャンスはありません。

明日は上記の課題に対しての対応策を再び整理して、それをチームで完璧に遂行できるように準備したいと思います。

#4 寺園脩斗選手コメント

PG

寺園脩斗

明日勝つためにはリバウンドの部分の修正が必須

琉球さんは3ビッグのラインナップで来ることはわかっていましたし、そのアドバンテージを活かしてくることも予想して準備していました。
その中で、リバウンドで大差をつけられ、セカンドチャンスを与えすぎてしまったので、それでは自分たちがいくらシュートを決めても勝つことは難しくなってしまいます。
明日勝つためには、リバウンドの部分の修正が必須であると思っています。

オフェンスはよい形でシュートを打つことができていましたし、ウィークポイントを攻めることができていたので、ディフェンスリバウンドで相手より上回ることができれば、勝利が見えてくると思います。

■21得点を挙げるなど流れを変えるプレーが多く見られましたが、自身のオフェンスについて
琉球さんのディフェンスの特性だと、自分が活きるとわかっていたので、強気でアタックしようと決めていましたし、今日はうまくいったと思います。
ただ、明日は自分に対してアジャストされると思うので、その時は周りを活かすことができるようにプレーしたいと思います。

#21 ダラル・ウィリスジュニア選手コメント

PF/C

ダラル・ウィリスジュニア

明日もタフな試合になると思うが、今日以上にファイトしてチームで戦いたい

フィジカルな戦いになることはわかっていたので、オフェンスでもディフェンスでも、まずはそこでしっかり戦おうと試合に臨みました。
明日もまたタフな試合になると思いますが、今日以上にファイトして、チームで戦いたいと思います。

■自身のスタッツについて(29得点,10リバウンド)
個人のスタッツは、チームが負けてしまうと意味がないものです。
チームが勝つために、もっとできなかったのかと思っています。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第23節 琉球戦 GAME1 試合ハイライト

今季最初で最後となる琉球との戦いは、全体的にサイズを上回る相手に対し、ミスマッチをフィジカルにぶつかり合う戦いとなる。
やや重たい立ち上がりとなる中、ベンチスタートの寺園が4連続得点するなどで躍動してチームにエナジーをもたらし、集中したディフェンスから相手のミスを誘い互角の戦いを見せるも、相手の強力なリバウンドからセカンドチャンスを奪われるなどで差を開かれ、10点ビハインドで前半を終える。
後半は再度ディフェンスから踏ん張り、ファストブレイクなどから一桁点差に戻して攻勢に出るが、ペイントからの加点を許して一進一退の攻防戦となり、点差は埋まらぬまま最終Qへ。
4Qの立ち上がりは立て続けにランを許して流れをさらわれ、一時は20点ビハインドを背負う苦しい展開となるが、再度気を吐き、ウィリスジュニアや寺園、ラモスらの加点、ナナーのAND1などで1桁点差まで迫る猛追を見せるが、勝負所で琉球45番のクーリーにペイントを支配され、94-84で敗戦となった。

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