B.LEAGUE 2023-24シーズン 第22節 千葉J戦 試合レポート

1Q

千葉Jの先行に対し、#21ウィリスジュニアのジャンパー、#15島谷のアタックなどで早々に追いつくが、その後イージーな得点を許して再びリードを奪われる。
北海道は#81関野のジャンパーなどで応戦するも、相手にコンスタントな加点を許して追いかける試合運びが続き、終盤はオフェンスも思うように繋がらず、最後の5分間を無得点で終える苦しい展開となり、15点ビハインドを背負って1Q終了。

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2Q

開始早々#4寺園のAND1、#21ウィリスジュニアのダンクなどで勢いを取り戻すかに思えたが、千葉Jのアグレッシブなディフェンスを前にリズムを掴めず、思うように点差を縮めることができない。
オフィシャルタイムアウト後は#7中野を筆頭にタフなディフェンスから強度を取り戻し、相手の得点ペースを落として反撃の流れとなり、#17綿貫、#24ブルックスらの3PTでビハインドを僅かに縮め、41-31で試合を折り返す。

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3Q

#81関野の連続3PTで幸先良いスタートを切り、#21ウィリスジュニアのアタック、#2ラモスの3PTと続いて一桁ビハインドまで詰め寄るが、相手も譲らず取っては取り返される展開が続く。
#6菊地、#4寺園の連続得点で2ポゼッション差に再び詰め寄るものの、終盤は多彩なパターンで得点する相手に突き放され、14点差で最終Qへ。

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4Q

出だしは#2ラモス、#6菊地らが3PTを沈めて応戦するが、千葉Jのディフェンスを突破できず、フィニッシュに苦しみ攻守で失速。
オフェンスで得点に繋げられない状況が続く中、守備でも強度を失い、点差をさらに広げられて試合終盤に突入し、追い上げの兆しを見せられないまま77-58で悔しい敗戦を喫する。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

ルールの部分で逸脱してしまい、40分間やり切ることができなかった

1Qからディフェンスのルールの部分で逸脱してしまうポゼッションが多く、やるべきことができている時間とそうじゃない時間に分かれてしまいました。

富樫選手の得点は想定していた範囲に押さえられましたが、ウェルシュ選手を欠いた状況とクックス選手が3番をやる以上は、どうしてもサイズのミスマッチが起きてしまいますが、そこの部分のディフェンスもソフトになってしまいました。

千葉Jさんに勝つには40分間完璧にプランを遂行することが最低条件と言える中、一つのミスなどで自分たちから崩れてしまっては、勝つことは難しくなってしまいます。

特に上位チームに勝つには、やるべきことを40分間継続して、120%でやり切らなければいけないですし、それが最低条件でもありますが、横浜BC戦で良かった部分も今日は継続することができませんでした。

対戦相手に関わらず、継続してやり続けることができるように、しっかりとフィードバックして、次の試合に臨みたいと思います。

#81 関野剛平選手コメント

SG/SF

関野剛平

“ぬるい”時間を作ることのないように、1秒も気を抜くことなくやり続けないといけない

千葉Jさんのような強豪チームとの対戦では、気を抜く場面が1秒たりとあってはいけないです。
前節は横浜BCさんに勝利することができましたが、最初に20点差をつけることができたことで最終的にそのまま勝てましたが、後半に相手が乗ってきた時、自分たちがリズムを掴めない時に点差を縮められた中、ディフェンスでハッスルできる選手が少なかったので、そういった部分を改善しなければいけないですし、今節を迎えるまでにもっとチームに対して伝えておくべきだったと後悔があります。

今日もビハインドの状況で自分たちが乗り切れていないのに、ディフェンスでソフトになる“ぬるい”時間を作ってしまったので、強豪相手にそのような戦いをしてしまっては追いつくことも勝つこともできないです。

今自分が一番よいと思っているのが菊地選手です。
コートに立つと必ずハッスルしますし、菊地選手のプレーで中野選手や他の選手も刺激を受けてハッスルするようになり、チームによい影響をもたらしてくれています。
あのくらいの熱量がベースにならないといけないと思いますし、40分間全員ができるようにならないと、自分たちは勝っていくことができないと思うので、しっかりそれができるように、1秒も気を抜くことなく気持ちを入れて、もっともっとやっていきたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第22節 千葉J戦 試合ハイライト

レギュラーシーズンでは最後となる千葉ジェッツとの対戦は、千葉Jのペースに乗せられる苦しい立ち上がりとなる。
強度が上がらず15点ビハインドで1Qを終えるが、2Q中盤から強さを取り戻し、3PTなどから10点差まで追い上げゲームを折り返す。
続く3Qも、積極的にシュートを狙う関野が連続で3PTを沈めて幸先の良いスタートを切ると、ラモス、ウィリスジュニアのアタックや菊地、寺園らの加点で詰め寄り、逆転を狙う展開となるが、その後は攻守で崩れ、相手の多彩なパターンからの加点で突き放され14点差で最終Qに突入する。
4Qは出だしこそラモス、菊地の3PTが決まるが、その後は相手のDFを突破できず、6分間を無得点に終える苦しい展開に。そのまま試合終盤となり、追い上げの兆しを見せられないまま悔しい敗戦を喫した。

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