立ち上がりは相手に先制を許し、北海道はシュートが落ちてやや劣勢の滑り出しとなるが、#2ラモスのAND1、#21ウィリスジュニアの加点で落ち着きを取り戻すと、#24ブルックス、#15島谷のアタックで同点に戻す。
その後横浜BCに走られ再びリードを奪われるも、#4寺園、#17綿貫、#6菊地らガード陣の3PT、終了間際の#24ブルックスの3PTでリードを奪い返し、21-24で1Q終了。
序盤はディフェンス強度を上げた相手に対し、良いオフェンスの終わり方ができず攻め切れない展開となるが、北海道も前線からのディフェンスで対抗して再び一進一退の攻防戦に持ち込む。
オフィシャルタイムアウト明けに#2ラモスらの3PT、#21ウィリスジュニアのダンクなどで勢い付き、#24ブルックス、#21ウィリスジュニアらが好調な3PTを沈めて相手を突き放し、2桁リードを奪って試合を折り返す。
#2ラモス、#21ウィリスジュニアらの3PTで軽快な後半の立ち上がりを見せるが、その後連続ポゼッションを許す我慢の展開へ。
中盤に入り#24ブルックスの3PT、#4寺園のジャンパーなどで取り返し、再びリズムを掴むも、終盤は相手の激しいプレッシャーに押されて流れを渡す形となり、フリースローなどから追い上げられ、何とか二桁リードを保ちつつも相手に流れが傾き最終Qへ。
4Qも悪い流れが続き、最初は6-0のランを許すが、#15島谷、#2ラモスのアタックで断ち切る。
スコアリングでチームを牽引する#2ラモス、#24ブルックスの3PT、#21ウィリスジュニアのポストプレーで加点を続けてリードを死守し、終盤はタフなファウルゲームを仕掛けられ、相手の猛追を受ける緊迫した展開となるが、全員でボールを繋いで逃げ切り、83-89でAWAY2連勝を掴み取る!
大黒柱のウェルシュとディフェンスの要・松下を欠く中臨んだGAME2は、やや横浜ペースで走り出した展開を早々に取り戻し、昨日から好調の3PTなどでリードを奪う。
途中から相手のディフェンストーンが上がるも、北海道も前線からのタフなディフェンスで対抗して流れを渡さず、ブルックス、ウィリスジュニアらの3PTで引き離し2桁点差で前半を折り返す。
後半も相手に流れが傾き追い上げを許す時間帯がありながらも、ブルックス、寺園らが即座に決め返して譲らずリードを死守するが、3Q終盤に相手の激しいプレッシャーに押されて悪い流れに。
4Qも流れを断ち切れずランを許すが、島谷、ラモスらのアタックで断ち切ると、ここでも再びラモス、ブルックスらの3PTが決まり再び勢いづく。
試合終盤はタフなファウルゲームに持ち込まれ、猛追を受ける緊迫した展開となるが、全員でボールを繋いで逃げ切り、83-89でAWAY2連勝を掴み取る!
小野寺龍太郎HCコメント
小野寺龍太郎
タフなAWAY戦を連勝で終えられて非常に良かった
昨日のゲームは、トランジションの部分、河村選手のピック&ロール、ユトフ選手のピック&ポップなど、自分たちのディフェンスミスが多い試合だったので、チームルールを再確認して修正し、ルールから逸脱した部分は再度整理して臨みました。
後半に20点差をつけてからは様々なトラブルが起きて追い上げられる場面があったのですが、そこで決して逆転を許さず、集中力を切らさずに選手たちがプレーし続けてくれた結果だと思います。
最後の2分間では、ターンオーバーが起きる、フリースローを落とす、イージーショットを落とすなど、引き続きクロージングでの課題が残りましたが、そこまでのディフェンス強度、リバウンドはある程度高いレベルでプレーできたと感じています。
能力の高い選手が揃った横浜BC相手に、タフなAWAY戦を2連勝で終えられたのはチームの今後にとって非常によかったと思います。
現地にも多くのブースターの方がお越しいただき、配信を通じてもたくさんの方が応援してくださったことに感謝しています。
来週の千葉J戦、琉球戦はよりタフな試合になると思いますが、相手に対してのプランを遂行して、より内容の良いゲーム、正しいプロセスで勝ちに繋げていけるように良い準備をしたいです。
#15 島谷怜選手コメント
島谷怜
この連勝はチームとしてステップアップできる機会になった
前半は、出だしこそ重たい立ち上がりとなりましたが、しっかりディフェンスで我慢できて、相手のやりたいことをやらせない試合展開に持ち込めたと思います。
後半は河村選手で攻めてくることが想定された中で、昨日よりも追いつかれることなく、終盤までディフェンスで我慢できたことが大きかったです。
このようなタフな状況、展開で勝ち切れたのは、チームとしてステップアップできる機会になったと思います。
■大学の1学年下の河村選手とのマッチアップについて
河村選手には、簡単にスピードに乗らせない、アタックさせない、イージーなスリーを打たせないことを意識していましたが、やはりスピードで振り切られた場面もありましたし、トランジションでイージーな3PTを打たれてしまった場面もありました。
ただ強烈にやられた印象はなく、彼を孤立させるDFもチームとしてできたのではと感じています。
河村選手との対戦は楽しみにしていましたし、今の自分が、日本のトッププレーヤーである彼にどれだけ通用するのか、どれだけ苦しめることができるのかを知ることができる良い機会になりました。
また来週から、強豪で高さもあるチームと対戦していくことになりますが、自分たちのやるべきことを変えることなく、しっかりとやり通して臨みたいです。
#21 ダラル・ウィリスジュニア選手コメント
ダラル・ウィリスジュニア
ウェルシュ選手の不在を少しでも埋められるよう、リバウンドへの意識もさらに高めていきたい
出だしからエナジーを持って、40分間ほぼ全ての時間帯で強度高くプレーできました。
それぞれの選手が課された役割を全うし、シュートもよく決まりましたし、ディフェンスにもフォーカスして、ハードにプレーできた結果だと思います。
ゲームクロージングには課題が残りましたが、AWAY戦でリードを保ち、最後まで崩れないでプレーできたのは、チームとして大きな成長だと感じています。
総合的に見てリバウンドも頑張れましたが、まだまだ簡単に相手に取られている場面もありましたので、ウェルシュ選手の不在を少しでも埋められるよう、リバウンドへの意識もさらに高めていければと思います。
2試合連続で長いプレータイムで、正直に言うと楽ではありませんが、コーチも可能な限り休む時間を与えてようとしてくれています。
次戦の千葉Jにはより強力なリバウンダーもいますので、リバウンドへの意識をより高めて、ディフェンスに重点を置いて、チームのプラン通りにやり続けて勝利を目指したいです。