開始早々、横浜BC#5河村のAND1を許すが、その後は互いに点が決まらず重たい滑り出しとなる。
5:45に#4寺園を投入して動きをつくると、#21ウィリスジュニアの3PT、#4寺園の連続得点で勢いづき相手に傾いた流れを取り返す。
その後ビッグマンのファウルトラブルに悩まされながらも、#6菊地、#4寺園ら日本人選手の外角シュートで立ち向かい、1点リードで1Q終了。
このQも最初は互いに重たい展開となるが、7:42に#21ウィリスジュニアのダンクが炸裂。
その後トランジションで走られて同点に追いつかれ、再び流れの奪い合いとなるが、ボールへの執着心を見せ、#17綿貫から#81関野にファストブレイクを繋げると、#2ラモスのAND1、再び#6菊地の3PTと続いて攻勢に。
勢いは止まらず、#24ブルックス、#4寺園らも加点して2桁リードを奪いつつ、相手を8得点に抑える攻守を見せ24-37で前半終了。
後半の立ち上がりは横浜BC#5河村に連続得点を許して相手の流れとなる。
タイムアウトを請求するが流れを断ち切れず、猛追されワンポゼッション差まで追い上げられる展開に。
#21ウィリスジュニア、#24ブルックスらの加点で応戦してリードを死守し、終わり際に#24ブルックスが3PTを沈め4点リードで最終Qへ。
#24ブルックス、#2ラモスらが加点するが、点の奪い合いは続き、ワンポゼッション差を追いかけられる緊張した試合展開が継続する中、要所で#6菊地や#2ラモスが3PTを沈めてリードを譲らず、わずかにリードしたまま試合終盤へ。
最終盤49.9秒で寺園が3PTを沈めて横浜BCを突き放すと、ファウルゲームを逃げ切り73-80で敵地で大きな勝利を掴む!
入りは互いに重たい立ち上がりを迎る中、相手のペースで試合が進みかけたところでキャプテン寺園を投入。
そこから動きが生まれ、ウィリスジュニアの3PTを皮切りに寺園の連続加点、菊地の3PTなどで勢い付くと、2Qは相手を8得点に抑える攻守を見せつつも、関野のファストブレイクやブルックス、寺園らの加点で2桁リードを奪って試合を折り返す。
後半は横浜BC河村の強力なスコアリングに苦しめられ、ワンポゼッション差を追いかけられる緊張状態が続く。
横浜の猛追を受けながらも、要所でラモス、菊地らが貴重な3PTを沈めて相手を振り切り、残り49.9秒で寺園が決定打となるロング3PTを決めると、ファウルゲームを逃げ切り73-80で大きな勝利を掴む!
小野寺龍太郎HCコメント
小野寺龍太郎
選手たちが自分たちのルールをコートで体現して、良いディフェンスゲームを見せてくれた
横浜BCに対しての大きなアジャストを加えるのではなく、自分たちが普段から大事にしているルールの遂行、強度にこだわったゲームでした。
1Qの入りはイージーなミスショットが起きましたが、選手たちがそれにとらわれず、自分たちのルールをコートで体現してくれ、良いディフェンスゲームを見せてくれました。
遂行レベルの高い、良い内容の試合だったと思います。
前半は3得点だった河村選手に、後半22得点やられてしまったのは修正しなければいけないポイントですが、総合的に見て、それぞれの選手を想定内の点数に抑えることができ、ゲームプラン通りに進めてディフェンスで勝てたゲームとなりました。
明日は相手もさらにタフなディフェンスを仕掛けてくると思いますし、そうなれば自分たちのショットも落ちやすくなってしまうことも想定されますが、自分たちがやるべきプランをしっかり遂行し、内容と結果にこだわって明日再びチャレンジします。
#4 寺園脩斗選手コメント
寺園脩斗
河村選手にマッチアップした関野選手や菊地選手などがハッスルし続け、その貢献が大きかった
前半は自分たちがやりたいディフェンスを遂行でき、河村選手を3得点に抑えられました。
後半はやられてしまいましたが、20数得点取られるのは想定内で、彼にマッチアップした関野選手や菊地選手などがハッスルし続け、その貢献が大きかったと思います。
彼らの頑張りがあって、チームディフェンスも上手くいったと感じています。
明日はもっとタフなゲームになると思いますが、今日の遂行レベルを継続してやっていきたいです。
■残り49.9秒の3PTについて
4Q前半5分は球を散らすことを意識していましたが、終盤に河村選手と点の取り合いになることが分かっていたので、自分で行こうと思っていましたし、ディフェンスも空いたので、自信を持って打ちました。
■今シーズンの活躍について
ゲームを決めるのは自分だと思っていますし、そうありたいと思っています。
HCも自分に託してくれているので、その期待に応えたいという思いと、勝って、応援してくださる人たちのために頑張りたいという強い気持ちがあるので、自信を持ってプレーできているのが結果に繋がっているのではないかと思います。
#2 ドワイト・ラモス選手コメント
ドワイト・ラモス
リードしているゲームを落とす苦い経験から学んで、後半もチームが冷静にプレーできた
ハーフタイムの時点でしリードしており、その後点差を詰められた時でも、チームで崩れなかったことが大きな勝因だと感じています。
Bリーグの試合において、安心できる点差は無いと思っていて、どんな状況でも接戦になる可能性があります。
これまで自分たちは、そのようなゲームを嫌というほど経験してきましたが、今日はその経験を活かして、後半以降も冷静にプレーできました。
今日の試合はもちろんミスもあり、決して完璧ではなかったので、ミスはしっかり修正して、今日以上のエネルギー、勢いをもって、明日の試合に臨みたいと思います。