B.LEAGUE 2023-24シーズン 第19節 信州戦 GAME1 試合レポート

1Q

前線から激しいディフェンスを仕掛けるが、インサイドから連続得点を許してやや先行される滑り出し。
#24ブルックス、#2ラモスの連続3PTで立て直し、相手のミスを誘う好守備を見せるも、信州も譲らず得点の奪い合いとなる。
終了間際、#2ラモス、#21ウィリスジュニアのアタックで加点してリードを奪い、1点リードで1Q終了。

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2Q

開始早々、特別指定選手の#6菊地が3PTを沈めてB.LEAGUE初得点を飾り、その後もハッスルプレーでチームを鼓舞。
要所でインサイドで押し込まれ、取っては取り返される拮抗した展開となるが、信州#21トンプソンの加点でやや点差を離されタイムアウトを請求。
シュートが決まらずリードを奪い返せない我慢の時間帯が続く中、#24ブルックスが3PTを沈めて点差を縮め、3点ビハインドで前半終了。

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3Q

後半の入りは相手にタフショットやAND1を沈められるが、#40ウェルシュのアリウープ、#24ブルックスの3PT、#4寺園のアタックと続いて流れを渡さない。
その後シュートタッチを上回る信州に徐々に離され、この日最大の9点差を開かれるが、#21ウィリスジュニアのアタックや#24ブルックスの3PTですぐさま応戦。
#24ブルックスはこのQだけで12得点と躍動し、2点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

インサイドから加点を続ける信州に対し、北海道は合わせが決まらず得点に苦しむ時間帯が続く。
その後#2ラモスの加点などで一時逆転に成功するが、信州も譲らず同点のままクラッチタイムに突入。
残り2分、勝負所で信州に2本の3PTを許し再びリードを奪われると、それが決定打となり、ホームで悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

点数の取り合いをしてしまった。勝つためのメンタリティをもって明日臨みたい

今日の試合は、前半の出来が良くなかったです。
特にディフェンスの部分で点数の取り合いをしてしまい、簡単にペイントエリアまで侵入されてシンプルな1対1で打開されました。
ローポストだけでも多くの得点を取られてしまい、弱さが出たゲームでした。

後半は、自分たちのディフェンスのミスで相手にコーナーやキックアウトの3ポイントなどを取られてしまい、オープンなショットを信州さんに与え過ぎました。
本来ならば止めなければいけないショットを決めさせてしまっていたので、ゲームプランから外れた失点が多かったのが今日のゲームでした。

もっと失点をコントロールしなければいけなかったのに、すべての得点のパーセンテージで信州さんより下回ってしまったことで、勝つ内容のゲームではなかったです。
最後はクロスゲームでチャンスはありましたが、オフィシャルタイムアウト明けの試合の作り方が自分たちのやるべきバスケではありませんでした。

明日の試合に向けては、チームとしてやるべきことはいつも変わらないので、何かを大きく変えることはしませんが、ミスマッチが起きていた部分などを少し整理して臨みます。

今日は信州さんの方が自分たちが勝とうという気持ちが上回っていました。
自分たちは、何をするべきなのかわかっているのに遂行レベルが試合を通して低かったと思います。
明日勝つために、まずはしっかり自分たちの守るべきルールを守り、相手に勝とうとするメンタリティをしっかり持って臨みたいと思います。

・今日でBリーグデビューとなった菊地選手への評価
彼のプレーはアグレッシブで、スタッツに表れない部分で彼の良さを出してくれていたと思います。
いまのチーム状況はベンチから誰かが外れなければいけなく、ベンチに入った選手がコートで体現して結果を出すことは、チーム内でも競争が起きて良い流れだと思います。
これからも菊地選手の活躍に期待しつつ、コートに立つ全員が、誰が出ても遂行レベルを落とさないようにプレーをしていって欲しいと思っています。

#2 ドワイト・ラモス選手コメント

SG/SF

ドワイト・ラモス

接戦を勝ち切るためには、自分たちで崩れないことが重要

今日の試合でも接戦を落としてしまいました。
細かいところの差だったと思いますが、最後に相手は決めるべきシュートも決めましたし、どちらに転ぶかわからないルーズボールも相手が取りに行って自分たちのものにしていました。
勝ち切るためにチームに必要なことは、メンタルの部分も冷静さも含めて、自分たちで崩れないことが大きいと思っています。

接戦で最後に負けてしまう経験はもう十分してきたので、同じことを繰り返さないために、勝つ気持ちを強く持って行かなければいけないです。
明日はその点を含めてしっかり修正して臨みたいです。

#6 菊地広人選手コメント

PG/SG

菊地広人

頑張るだけではなく、チームを勝ちに導くことができるプレーヤーになりたい

今日の試合は40分間自分たちのやりたいことをやれた時間よりも、相手が上回っていた時間の方が多かったことで、この結果になってしまったと感じています。

■Bリーグ初得点となった3PTは角度のない場所からのバンクショットでしたが、狙ったのでしょうか?
バンクショットは狙って打ちました。
あの位置からは大学の時からバンクで打った方が入るので、狙える余裕がある時は、あの位置からはバンクで打つように意識しています。

■Bリーグ初得点を決めた感想
得点を決めたことは嬉しかったのですが、負けてしまったことの方が大きく残っています。
後半も得点を決めれずに終わってしまったので、初得点はできましたが、自分に対して納得しづらいという気持ちの方が大きいです。

■チームを鼓舞するようなプレーも観られましたが、実際にBリーグのコートに立ってみての感想は?
どちらかと言うと試合が始まる前の方が少し緊張していたのですが、コートに立った時は、やるべきことをやろうと緊張感もあまり感じることなく臨めました。
自分の持ち味を少し出せたことはよかったと思います。

■ご自身の持ち味について改めて聞かせてください
3ポイントシュートと、ディフェンスでの泥臭いプレーが持ち味だと思っています。
3ポイントは前半に1本決めることができ、ディフェンスは40分間通してハードにはプレーすることができたと思います。
ただ、頑張るだけではチームを勝ちに導くことはできないと思うので、細かい判断や遂行レベルを上げたうえでハードにプレーして、今日できたハッスルプレーなどでチームを鼓舞することができたらと思います。

■今日実際にB1のコートに立ってみて、改めて目指したい選手像について
改めてチームを勝たせることができるプレーヤーになりたいと感じています。
今日も自分が決めていれば勝つことができたと思いますし、流れは変わっていたと思うので、決めるべき場面で決め切ることができないのが自分の現状だと思うので、決めるべきシュートを決めることができる、チームを勝ちに導くことができるプレーヤーになりたいと思います。

■明日もう1歩先の活躍をするために、どのような点をより成長させたいですか?
一つはディフェンスの部分で、今日は自分だけではなくチームとしてコミュニケーションでのミスがあったと思いますし、コーチ陣が用意してくれたディフェンスのプランを遂行できずにボロが出てしまった部分もあったと自分では感じているので、まずはそこを修正したいと思います。
ただ、コミュニケーションを取らずに起こったミスではなく、お互いに取ったうえでのミスだったので、そこはポジティブに捉えて、ディフェンスの細かい部分を修正していきたいです。
オフェンスの部分では、今日はシュートを打つチャンスを沢山作ってもらえたので、あとはそれを決め切ることと、細かい判断の部分をより向上させていきたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第19節 信州戦 GAME1 試合ハイライト

約1か月ぶりのホームゲームは終始拮抗した試合展開に。
1Qから点を奪い合うが、ペイントでの失点を抑えきれず3点ビハインドで前半を折り返す。
後半は、開始早々に相手のペースに乗せられそうになったところでウェルシュ、ブルックス、寺園らの加点で対抗。ブルックスが3Qだけで12得点をスコアリングで躍動するも、オープンから次々と加点する信州に徐々に離され、再び追いかける展開となる。
終盤、ラモスの加点などで一時リードを奪い返すが、信州も譲らず同点のままクラッチタイムに突入。 残り2分、勝負所で信州に2本の3PTを許し再びビハインドに転じると、それが決定打となり、ホームで悔しい敗戦を喫した。

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