立ち上がりは茨城の連続得点で先行される。
早めのタイムアウトでディフェンスの強度を取り戻し、#21ウィリスジュニア、#2ラモスらの加点で同点に戻す。
その後#4寺園の連続得点などでリードを奪い返すが、茨城も譲らず試合は拮抗。
終わり際に#17綿貫のスリーが決まり、4点リードで1Q終了。
入りはシュートが決まらず、ターンオーバーから走られ流れを渡しかける。
#2ラモスの3PT、#40ウェルシュの加点などで対抗するが、茨城#84オブライアントを中心に取り返され試合が拮抗。
終盤に入ると、合わせから#7中野、#81関野らが3PTを沈めて均衡状態を破り、9点リードで試合を折り返す。
開始早々#11桜井のジャンパー、#2ラモスのレイアップなどで加点するが、その後が続かず、ファウルも重なり重たい試合展開となる。
インサイドからの加点を許し差を詰められ、一進一退の攻防が続くが、ディフェンスの集中力を切らさず対抗し、9点のリードを維持したまま最終Qへ。
#4寺園の連続得点で引き離すかに思えたが、茨城もAND1や3PTで譲らない。
その後、ディフェンス強度を落とさない北海道が流れを掴み、#4寺園が4Qだけで11得点と躍動して相手を突き放すと、リバウンドでも強さを見せた北海道がアウェーで2024年初勝利を掴み取る!
立ち上がりは相手にイージーショットを許して先行されるも、早めのタイムアウトで修正して早々に追いつくと、そこからはややリードしつつも僅差を争う拮抗した試合展開が続く。
均衡状態を破ったのは2Q終盤、中野、関野らが続けて3PTを沈めて9点リードで試合を折り返し、追い上げられる我慢の時間帯もディフェンスで凌いで試合終盤へ。
4Qは『ゾノタイム』が発動し、寺園がこのクォーターだけで11得点の活躍を見せて相手を突き放し、リバウンドでも強さを見せた北海道が勝機を手にしてアウェーで2024年初勝利を掴む!
小野寺龍太郎HC コメント
小野寺龍太郎
ゲームの入りは課題だが、ディフェンスの遂行度が勝利に繋がった
自分たちがソフトなディフェンスで入ってしまい、イージーなショットを許してしまう試合の入りになったことは今日、そして今後の課題です。
ただ、早めにタイムアウトを取り、その後は修正することができ、10-0のランを作るなど、自分たちの展開にすることができましたが、それは最初からやるべきであって、チーム全員はもちろん、特にスタートで出ている選手はその責任を負って入りから強度の高いプレーを遂行しなければならないです。
今日はゲームを通して、ある程度プラン通りにできたのではないかと思います。
ディフェンス面では、多少ミスはあったもののすぐに修正して、想定していたケースでルールを逸脱せずに遂行できたと思いますし、ディフェンスの遂行度が勝利に繋がったと考えています。
オフェンスでは茨城さんのディフェンスが想定とは少し違う部分もありましたが、試合の中でアジャストすることができましたし、攻守両面で内容的にもよい勝ち方だったと思います。
AWAYでの平日のナイトゲームにも関わらず、会場にも多くのファン・ブースターの皆さんが足を運んで声援を送ってくださったことも勝利の大きな要因ですし、感謝しています。
また週末の千葉戦に向けて、自分たちが求めるよい内容のゲームができるように準備していきます。
#4 寺園脩斗選手 コメント
寺園脩斗
みんなの力で最後シュートを打つからには責任を持って決めなくてはならないと思って臨んでいる
オールスターでのリーグ戦中断期間に、桜井選手とラモス選手は不在でしたが、チームミーティングをした際に、改めて自分たちはディフェンスのチームであるという認識を全員で整理して、今日の試合に向けて準備してきました。
40分間とは言えませんが、チームのディフェンスルールを全員で遂行できたことが今日の勝利という結果に繋がったと思っています。
オフェンスに関しては、自分たちは取られたら取り返して勝つようなスタイルのチームではないので、まずは守って走るということを意識して臨んでいますし、チームで遂行できたと思います。
自身のプレーとしては、前半はパスを回して相手のディフェンスを見て、後半は勝負所で自分が得点を取りにいこうと考えていました。
ただ、自分だけの力で点が取れるプレーヤーではなく、いいスクリーンをかけてくれるビッグマンも、支えてくれるチームメイトもいるので、そのみんなの力で最後シュートを打つからには責任を持って決めなくてはならないと思って臨んでいます。
だからこそ練習していますし、その成果が今出ているので、取り組んでいることは続けていきたいと思っています。
■リバウンドで相手を上回ったことについて / TR:茨城28 北海道50
自分たちのチームにはウェルシュ選手という常に体を張ってリバウンドを取ってくれる大きな存在がいますが、今日はそのほかの選手も体を張って飛び込んでくれていましたし、自分たちガード陣もロングリバウンドのこぼれを意識して取りに行けたことがチームとしてリバウンドで上回れた要因だったと思います。
■次節千葉J戦に向けて
コーチ陣によるディフェンスのプランを40分間遂行すること、強豪相手に自分たちから崩れてしまっては取り戻せなくなるので、まずはチーム全員でやるべきディフェンスを頑張り、よいオフェンスのリズムに繋げ、今日のように勝利に繋げたいと思います。
#17 綿貫瞬選手 コメント
綿貫瞬
たくさんの人の支えでここまでこられて、本当に感謝のひとことです
試合の入りは相手に先行されてしまいましたが、そこでしっかり我慢をして、走り切って、チームのやるべきことを全員が遂行できたことが勝利の要因ではないかと思います。
■開幕直後の負傷から復帰後、一番長いプレータイムだったことについて
正直に言うと、本当につらくて、どん底と言ってもいいほどでした。
ただ、そんな中でも、チームメイトやトレーナー陣、家族が支えてくれて、チームが遠征中で札幌に残っている時も、アカデミーのコーチが練習に付き合ってくれたり、たくさんの人の支えでここまでこられて、本当に感謝のひとことです。
やっとコートには立てましたが、まだみんなには追いつけていないと思っているので、しっかりとここから追いついていきたいと思いますし、まずはここまでこられたことに、とにかく感謝しています。
■次節千葉J戦に向けて
やっぱり鍵になるのは富樫選手の部分になってくると思います。
チームの規律を全員で守り、HCのプランを全員で遂行すること、しっかり我慢して北海道が目指すバスケをすることで勝てると思っているので、週末に向けてチームで準備していきたいです。