B.LEAGUE 2023-24シーズン 第14節 京都戦 GAME2 試合レポート

1Q
ビハインドの立ち上がりを激しいディフェンスで凌ぐ

#11桜井が今季初先発を任され、スタートは#2ラモス、#11桜井、#15島谷、#21ウィリスジュニア、#40ウェルシュの布陣。
激しいディフェンスを仕掛けるが、好調な京都#7ライトのアウトサイドなどで立ち上がりにリードを許す。
北海道は得点ペースが上がらない時間帯が続くが、終盤は#40ウェルシュ、#66松下とテンポよく加点し、#4寺園のブザービーターとなる3PTで7点ビハインドで1Q終了。

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2Q
流れを渡さず互角の戦いを見せて前半終了

ディフェンスで奮起し、#81関野の3PT、#7中野のジャンパーなどで1点差まで詰め寄る。
その後フリースローやAND1などを奪われ再び離されかけるが、#40ウェルシュの加点、#24ブルックスの3PTなどで再び追い上げて流れを渡さず、32-33で前半終了。

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3Q
開始すぐに逆転。ディフェンスでファイトし2桁リードへ

開始早々#21ウィリスジュニアの3PTで逆転に成功。
#40ウェルシュがペイントで奮闘するなど最初の2分半は京都を無得点に抑え、#11桜井の3PT、#2ラモスのペイントアタックで11-0のランをつくり攻勢に出る。
その後も#7中野の連続3PTなどで加点、ディフェンスでもインテンシティを一段上げ、11失点に押さえ、12点リードで最終Qへ。

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4Q
京都の猛追を意地で振り切りホームで白星奪取

#81関野が前線からプレッシャーをかけて相手に流れを渡さない。
#40ウェルシュ、#21ウィリスジュニアらの加点、#24ブルックスがセカンドチャンスから豪快なダンクを沈め、15点リードでオフィシャルタイムアウトへ。

その後ターンオーバーからやや慌てる試合展開となり6点差まで詰め寄られるが、残り35秒で寺園がジャンパーを沈め再び10点差とし、京都の猛追を振り切りホームで待望の勝利を掴み取る!

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

ディフェンスとリバウンドで相手にアドバンテージを与えないプレーができた

昨日のGAME1を踏まえて、自分たちがやらなければいけないことにフォーカスし、気持ちの部分でもカムバックできて、内容的にも良いゲームをすることができました。
後半の入りで出たメンバーが自分たちの役割を遂行し、ベンチメンバーも含めて、昨日の課題だった「ディフェンスとリバウンドで相手にアドバンテージを与えない」プレーができた時間が長かったと思います。

敢えて個人名を挙げるとすれば、桜井選手は、ベンチでもコートで自分の役割をしっかりと表現してくれましたし、結果として一体感のある組織的なバスケを体現することができたと思います。

ホーム2戦目以降、今日までずっとホームで勝利できておらず、駆け付けてくださっている多くのブースターに白星を届けられなかったことをずっと心苦しく感じていましたが、今日は自分たちでカムバックし、粘り強くファイトし続けて白星を掴むことができました。

来週末もホームで富山戦があります。
2連勝を目標に定めて、もっと成長できるように、もう一度チームでしっかりと準備して臨みたいと思います。

#11 桜井良太選手コメント

SG/SF

桜井良太

自分が活躍できると会場が盛り上がることは感じていて、流れを持ってくるチャンスだと思った

まずは昨日の負けからカムバックできて良かったです。
課題だったリバウンドはスタッツ上でも上回ることができ、相手のセカンドチャンスポイントも押さえて修正できたことが勝利のポイントだったと思います。

■桜井選手が活躍するとアリーナの空気が変わるように思うが、その点について
とにかくディフェンスから入ることを意識していて、今日は足も動いて体の調子も良かったです。
特に今シーズン、自分が活躍できると会場が盛り上がることは感じていて、3Qに3PTを決めた後はここが流れを持ってくるチャンスだと思ったので、その後のディフェンスは特に頑張りました。

毎年のように手術を繰り返した後のどん底の状態から比べると体の調子は上がって来ていると感じていますし、プレータイムを掴んだままシーズン終盤まで走り抜いてやろうという気持ちはあります。
ただ出るだけではなく、チームを鼓舞したり、貢献できる活躍をしていきたいと思います。

■ホームでの久しぶりの勝利について
毎試合4000人以上の方が来てくださっている中、負け続ければその数は減っていってしまうと思っています。
ホームでの勝利には、色々なことが吹き飛ぶくらいの大きな力があると思っているので、来週末の重要な富山戦に連勝できれば、チームとしても気持ち新たに2024年を頑張れると思いますし、ファンの方にも、また来年も応援に行こうと思ってくれるきっかけになると思います。
年末の試合がホームであることをプラスの力に変えて、年内を連勝で締めくくりたいです。

#7 中野司選手コメント

SG

中野司

オフェンスリバウンドや1on1の部分をしっかりと改善することできた

試合を通して自分たちのシュートが入ったという印象はあまりなく、2ポイントに関しては30%を切るような確率ではあったのですが、昨日やられてしまったオフェンスリバウンドや1on1の部分をしっかりと改善することができて、失点を抑えることができたことが今日の勝利に繋がったと思います。

自分自身は、ここしばらく、特に3PTが入っていなかったのでですが、今日は(寺園)脩斗さんや島(島谷怜)が自分が打ちやすいように作ってくれて、気持ちよく打つことができました。
最初の1本が脩斗さんのドライブからのパスをもらって、それを決め切ることができたので、次にも繋がったと感じています。

シュートが入っていない状況の時も、入る・入らないに関わらず、しっかり打ち切ることが大事であると捉えています。
あまり入らない日であっても、試合の中で調整し、感覚を戻せるようにしていかなければいけないと思っていますし、打ち切ることを意識して、継続していきたいと思います。

■桜井選手の活躍について
ベンチもですが、会場がものすごく盛り上がるのを感じています。
今日はスタートでの出場でしたが、特に3Qの入りで、(桜井)良太さんをはじめとしたメンバーがよいスタートダッシュを切ってくれたので、後に出て行ったメンバーもやりやすかったと思いますし、その勢いをもたらしたのは良太さんだと思うので、3Qはじめの良太さんの3PTはチームにとって大きかったと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第14節 京都戦 GAME1 試合ハイライト

ホームで連敗を止めたい北海道。
スタートは1-3番が変わる形となり、ラモス、桜井、島谷、ウィリスジュニア、ウェルシュの布陣。
滑り出しは好調の京都・ライトにアウトサイドからの加点を許してビハインドのスタート。
ディフェンスで奮起して詰め寄るが、1点ビハインドで前半を終える。
続く後半、開始早々ウィリスジュニアの3PTで逆転に成功すると、桜井、ラモスらが続き11-0のランで一気に攻勢に。
その後も中野の連続3PT、インテンシティ高いディフェンスで3Qの京都を11得点に押さえ、12点リードで4Qへ。
終盤は京都の猛追で6点差まで詰め寄られるが、残り35秒で寺園がジャンパーを鎮めて再び10点差に乗せ、相手を振り切りホームで白星を奪取!

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