B.LEAGUE 2023-24シーズン 第14節 京都戦GAME1 試合レポート

1Q
京都に先行を許しビハインドの立ち上がり

立ち上がりに京都の強力なインサイドと高確率なショットで先行を許す。
#40ウェルシュのAND1、#2ラモスの果敢なアタックなどで対抗するが、思うように京都のペースを崩せず、2桁ビハインドで1Q終了。

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2Q
苦しい時間帯を凌ぎ、勢いを取り戻して前半終了

シュート精度を欠き得点を積み上げられない中、京都に押し込まれてさらなるリードを許す我慢の展開が続く。
その後も高確率でシュートを決める京都に対し点差を開かれるも、終盤は自分たちのディフェンスから流れを引き寄せ、#7中野と#21ウィリスジュニアの連続得点で勢いを得てビハインドを一桁に縮めて前半終了。

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3Q
一時詰め寄るが流れが停滞し大量ビハインドを背負う

#81関野が3PTを沈め5点差まで迫るが、ファウルが嵩み、フリースローなどから再び2桁ビハインドへ。
その後もアタックなどから得点を試みるが決めきることができず、スコアが停滞。終盤、京都にアウトサイドからの連続加点を許して突き放され、大量21点ビハインドで最終Qへ

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4Q
終始イニシアチブを握られホームで悔しい敗戦

#24ブルックス、#21ウィリスジュニアが加点するが、要所で得点を重ねる京都に流れを渡してもらえず、点差が埋まらないまま試合終盤へ。
終盤は#4寺園の連続得点などで追いすがるが、試合の主導権を最後まで奪い返せず、ホームで悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

全員で1つのボールを守り、一人ひとりがチームで守り切るという責任感を再確認して明日は臨みたい

入りから自分たちが相手にやられてはいけない部分が出てしまいました。
最初の5分間、そして1Q全体を通しても、まずペイント内の得点を簡単に許してはいけないと意識して臨んだにも関わらず、ペイントやセカンドチャンスに対するディフェンスがソフトになってしまい、もっともっとフィジカルに戦わなければいけなかったです。

1Qだけで28点も取られてしまっており、入りで自分たちのディフェンスが大きく崩れ、修正できずに最後まで引きずってしまいました。

普段のゲームでは徹底できていた部分がルーズになってしまい、簡単にドライブからのフィニッシュを許したり、ピック&ロールの部分でもハンドラーがルーズになってしまい、ルールから逸脱したディフェンスが目立った40分だったと考えています。

オフェンスに関しては、互いにターンオーバーからの失点が少なく、最後はショットで終えるオフェンスを遂行していましたが、フィニッシュの精度の差が大きく出た部分もありました。

どの対戦でも言えることですが、自分たちはサイズがない分もっとフィジカルに頑張らなければいけないですし、やろうとしているのは個に頼るのではなくチームで戦うバスケです。
全員で1つのボールを守ること、一人ひとりがチームで守り切るという責任感を再確認できれば、自分たちが目指すべきチームディフェンスができると考えています。

明日の試合に向けて、アイディアは用意しておくべきですが、何か特別なことをやるというよりは、自分たちのやるべきことを徹底し、基本となるべきプレーレベルを引き上げ、自分たちの良いところを出し、相手の良いところを出させないようにすることで、明日は今日とは違う結果を手にできるよう準備したいと思います。

#40 トーマス・ウェルシュ選手コメント

C

トーマス・ウェルシュ

非常にタフな試合だった。修正すべきところは修正して、明日こそは勝ちを取りに行きたい

相手が自分たちより非常に良くプレーをしてシュートを決めて、非常にタフな試合でした。
結果としても負けてしまいましたし、チームとしてもフラストレーションが溜まる内容の試合となってしまいました。
明日に向けて今日の試合を振り返り、修正すべきところは修正して、明日こそは勝ちを取りに行きたいと思います。

■ともにダブルダブルとなったチャールズ・ジャクソン選手について
ジャクソン選手は素晴らしい選手ですし、日本でも長いキャリアを積んでいて、フィジカルが強くスキルもあります。
そういった選手を相手に1対1をする場合は、よりフィジカルにプレーしないとやられてしまうので、ジャクソン選手とのマッチアップだけを考えるのであれば、もっとフィジカルにプレーしなければいけないと感じています。

■4,500人を超える歓声はどのように届いていましたか?
ファンの声援は、今シーズン通してとても素晴らしく、チームの後押しになっています。
ファンの期待に応えたい、ファンのために勝ちたい気持ちは、チーム全員同じく持っています。
なかなか結果が出ず、ホームでも自分たちが思い描いているより勝ち星が少ないと感じています。
ファンの期待に応えるためにチームはプレーしていますし、応援してくれていることへの感謝の気持ちをコートでしっかり表現して、恩返しをしなければいけないと思っています。
そのためにも、明日はもちろん、シーズンを通してチームで全力で戦い、勝利をプレゼントしたいと思っています。

#66 松下裕汰選手コメント

PG/SG

松下裕汰

入りから強度の低いディフェンスをしてしまったことが結果に繋がってしまった

試合の入りから強度の低いディフェンスをしてしまったことが今日の結果に繋がってしまったと思います。
スタートからディフェンスを任されているメンバーとして、明日は強度の高いディフェンスを遂行できるように、自分からも積極的にコートでコミュニケーションをとっていきたいです。
今日のように点差が開いてしまった試合内容も、チームとしても個人としても修正すべきポイントはあるので、明日に向けてしっかり切り替えて、勝てるように準備したいと思います。

■直近7試合先発出場が続いているが、求められている役割は?
ディフェンスの部分で相手のエースとなる選手に自由にプレーをさせないディフェンスをすることが役割だと思っています。
今後、外国籍選手の強いフィジカルやハンドラーとの駆け引きにもっとうまく対応して守り切っていけるようにしたいですし、ファウルがこんでしまうことも含めて改善しなければいけないです。

明日は、ハンドラーもビッグマンも共にディフェンスの強度を上げて、よりコミュニケーションをとり、チームディフェンスを遂行して、いつも会場にお越しくださっているファンの皆さんへ感謝の気持ちを伝えられるよう勝ちに行きたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第14節 京都戦GAME1 試合ハイライト

なんとかホームで勝利を掴みたい北海道だが、立ち上がりから京都の強力なインサイドと高確率なショットで主導権を握られて追いかける試合展開となる。
中野、ウィリスジュニアの連続加点で流れを呼び込んで前半を終え、後半開始早々に関野の3PTで5点差まで追い上げるが、その後が続かず得点が停滞。
インサイドだけでなくアウトサイドからの連続得点を沈められて突き放され、苦しい状況のまま最終Qに突入。
寺園の連続得点、ウィリスジュニア、ブルックスらビッグ陣の3PTなどで追いすがるが、イニシアチブを奪い返せずホームで悔しい敗戦を喫した。

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