仙台のフィジカルなディフェンスと互角にぶつかり合い、#40ウェルシュが強力なリバウンドで対抗すると、#24ブルックスのAND1、#4寺園のプルアップ、#40ウェルシュの連続得点などで攻勢に。
その後も積極的なアタックから加点すると、28得点を生み出し8点のリードで1Q終了。
立ち上がりは高いディフェンス強度を保ち、#7中野のプルアップなどで2桁リードとするが、ターンオーバーやファウルから失速し仙台に追い上げを許す。
タイムアウトを請求し流れを断ち切りたいところだが、仙台#45ブースの連続得点などで遂にリードを奪われ、思うような得点が得られないまま7点ビハインドで前半終了。
仙台のペースを崩し切れず、得点してもすぐに取り返され、ビハインドが2桁と1桁を推移する我慢の展開が続く。
その後も点差が埋まらず試合は平行線となるが、再度ディフェンスや#21ウィリスジュニアの加点、#4寺園のAND1などで粘り強く応戦し、わずかに追い上げ最終Qへ。
我慢が功を奏し、#40ウェルシュのダンクや#4寺園のジャンプショットで徐々に追い上げ4点差まで猛追するが、その先が埋まらず試合時間が過ぎていく。
積極的なリバウンドからチャンスを繋ぎ、残り2:31で#21ウィリスジュニアの加点でワンポゼッション差まで詰め寄るが、要所でシュートを沈めた仙台に勝機が傾き、ホームで悔しい敗戦を喫した。
松下が今季初先発を任された今節、何としてもホームで連敗を食い止めたい北海道は、フィジカルな仙台のディフェンスに対しリバウンドなどで対抗して流れを掴むと、ウェルシュの連続得点や積極的なアタックから加点し、1Qだけで28得点を奪取する好スタートを切る。
2Qはターンオーバーやファウルから失速すると、仙台#45ブースにイージーショットを許して逆転され、ビハインドで前半を終える。
後半も仙台のペースを崩しきれず10点差を追いかける我慢の時間帯が続くが、ディフェンスの奮闘やウィリスジュニア、寺園らの加点で粘り強く応戦してワンポゼッション差までに迫ることに成功。
しかし最後、要所でシュートを沈めた仙台に逃げ切られ、悔しい連敗を喫した。
小野寺龍太郎HCコメント
小野寺龍太郎
勝つためにはやるべきことの強度と精度を上げて40分間遂行しなければいけない
前節含め、試合の入りは自分たちのプラン通りにある程度進められたのですが、すぐに崩れてしまい、崩れた時間帯に大量失点したことが大きく響いてしまいました。
特にディフェンスの崩れ方が悪く、トランジションからのピック&ロールゲームでイージーショットを許してしまい、自分たちが一番警戒していたプレーを簡単にやらせてしまいました。
仙台の良さを出させてしまい、前半だけで50点近く失点を許す非常に良くないものでした。
後半はカムバックできた時間もありましたが、前半のマイナスを取り戻せずに、勝つところまでは持っていけませんでした。
自分たちがやるべきことの強度と精度を上げて、40分間遂行しないと、勝ち星に繋がらないことはみんな分かっているので、今いるメンバーでしっかりと勝ち切る準備をして、週末の群馬戦に臨みます。
#4 寺園脩斗選手コメント
寺園脩斗
相手に負けているのではなく、自分たちに負けている。絶対に下を向かず、前を向いてチームで戦っていきたい。
今日は絶対に勝たなければいけなかった試合を落としてしまいました。
ゲームの入りは良かったのですが、2Qで崩れてリードを許し、自分たちが決めきれない時間に相手に決められてしまいました。
勝つチャンスはたくさんあったと思います。
プラスだったのは、一人一人のディフェンスの頑張りがこれまで以上に見られて、こまめにハドルを組んだり、よりチームで戦う意識が見えたと思います。
良い部分があったとはいえ、今日は絶対に勝たなければいけなかった試合でした。
下を向くのは簡単です。
ただ、誰かが前を向いて次のゲームに連れていかないといけないです。
それは自分の役割だと思っていますし、自分は絶対に下を向かず、前を向いてチームで戦っていきます。
このチームはポテンシャルもあるし、勝てるチームだと思っています。
ただ、やるべきことをやらないで負けているんです。
相手に負けているのではなく、自分たちに負けています。
戦術云々ではなく、それが今のチームの課題なので、チームとして、引き続き自分たち自身にチャレンジして、次の試合に臨みたいと思います。