互角の立ち上がりとなる中、集中したディフェンスをから相手のミスを誘い出し、#24ブルックス、#40ウェルシュらが加点しリードを奪う。
その後相手の連続3PTやターンオーバーからの失点で追いつかれ、4点ビハインドで1Q終了。
2Qは#4寺園、#15島谷らWガードの布陣でスタート。
#40ウェルシュの高さを活かしたプレーなどで追いつくが、その後得点が停滞。
三遠#0ラベナのアタックなどで7点ビハインドとなりタイムアウトを請求する。
再度ディフェンスから立て直し、#24ブルックス、#21ウィリスジュニア、#15島谷らが強気なアタックから続けて得点。
終盤は三遠のビッグマンに押し込まれるが、反撃の兆しを見せて前半終了。
#15島谷の加点で口火を切るが、#24佐々木の連続得点などで点差を離される我慢の展開に。
その後セカンドチャンスなどから泥臭く得点を続けるが、シュート精度を欠き思うような反撃に出られず、2桁ビハインドを背負い最終Qへ。
要所でのターンオーバーが響き2桁ビハインドのまま試合が進むが、タイムアウトで流れを断ち切りエナジーを取り戻す。
#4寺園のプルアップを皮切りに、#40ウェルシュの連続得点などで追い上げる。
一時1桁点差に戻すも、終盤、三遠#24佐々木の3PT、#1メイテンのAND1などで流れを奪われ、追い上げ叶わず73-87で敗戦を喫した。
試合序盤は三遠のトランジションからの得点を抑え、ロースコアの展開に持ち込むも、1Q終盤に逆転されてしまう。 2Qも厳しい時間帯が続く中、ブルックス、島谷らの得点で粘りを見せ、前半を5点ビハインドで折り返す。 後半、我慢の展開が続く中、徐々に三遠の得点が伸びはじめ、点差が離れてしまい、悔しい敗戦。
小野寺龍太郎HCコメント
小野寺龍太郎
課題を整理しながら迷わずに戦っていくことで明日の勝利に繋げたい
三遠さんとの対戦に向けて攻守ともに準備をしてきましたが、良い状況を作れるケースとそうではないケースがはっきりと分かれたゲームだったと思います。
相手のストロングポイントであるトランジションとオフェンスリバウンドの部分で警戒しなければいけなかったのですが、自分たちのターンオーバーから14点、セカンドチャンスから16点の計30点を取られており、三遠さんの今シーズンの得点のアベレージが87.9点、セカンドチャンス、ブレイクのポイントのアベレージは32点なので、アベレージのポイントを取られてしまいました。
本来であれば、自分たちがもっとディフェンスの良い部分でもあるリバウンドなどで三遠さんをスローダウンさせることを徹底してやらなければいけなかったのですが、ルーズになる時間帯がありました。
オフェンスでは、3ポイントやフリースローなどオープンなショットを決めきるということがまだまだ足りず、継続した課題が今日のゲームで出てしまったと考えています。
今日は14点差ついてしまいましたが、明日はこれをゼロにして、さらに相手を上回っていかなければなりません。
相手のセカンドチャンスポイントを減らすことと、オフェンスのプレーの一つひとつの精度が低いポゼッションが多かったので、そこを整理しながら迷わずに戦っていくことが勝ちにつながる要因になると考えています。
#4 寺園脩斗選手コメント
寺園脩斗
一人一人が限られたチャンスで決めなければいけない。もっとそれぞれにやれることがあると思う。
リーグ戦中断期間明けの試合で、準備してきたディフェンスの部分は出せていた時間帯もありましたが、それ以外のリバウンドの部分で、これまで相手が総得点の3分の1はファストブレイクとセカンドチャンスポイントから得点を取ってくることを理解していたものの、今日はメイテン選手のところでセカンドチャンスポイントをつながれてしまい、追いつきそうで追いつけず、相手にリズムを掴まれたまま終わってしまいました。
自分たちのターンオーバーと相手に与えたセカンドチャンスポイントが今日のゲームの敗因であると思います。
オフェンス面では、後半は相手のディフェンスの動きに対してどう動いたら良いのか、それぞれ迷いがプレーに出てしまい、自分たちのリズムを作りきることができませんでした。
リーグ戦中断期間内の練習でやってきたファストブレイクからのポイントは良かったと思うので、そこは継続していき、まず明日はオフェンスの組み立てを整理することがポイントになると思っています。
これまでの試合では、フリースローをもらえないことが課題でもありましたが、今日のようにフリースローをもらえたときに決定率が悪く、チームとして得点を取ることを改善しなければいけない中、点を積み重ねるためにはしっかり一人一人が限られたチャンスで決めなければいけないと思いますし、もっと選手それぞれがやれることはあると思っています。