序盤は集中力の高いディフェンスで互いに好機を作らせない中、#2ラモスの確率のよいアウトサイドシュートなどで得点を積み上げる。
6:00 #0オーガストにダンクを許すと、その後#54ガードナーへのディフェンスでファウルを吹かれるなど、警戒していたインサイドを抑えられず先行される。
#21ウィリスジュニアや#2ラモスの3PTで差を詰め、6点ビハインドで1Q終了。
#24ブルックスの連続得点で一気に差を詰めるかに見えたが、7:18に#24ブルックスが早くも2つ目のファウルを吹かれベンチに下がる。
#1ナナーや#11桜井、#81関野がディフェンスでハッスルし、相手の得点ペースを抑えることに成功するも、自分たちの得点ペースも上がらず、#21ウィリスジュニアの3PTなどで追いかけ、7点ビハインドで前半終了。
入りは#4寺園のレイアップや#2ラモスの3PTで追い上げるも、#19西田の3PTなど外からの得点を立て続けに許すと、リバウンドも支配され、シュート確率も上がらず、攻守に歯車が狂い、一気に点差を離される。
26-12のビッグクォーターを作られ、大量ビハインドを背負って最終Qへ。
ようやく#7中野の3PTが決まり、集中したチームディフェンスからのスティールなどで流れを手繰り寄せ追い上げたい北海道だが、大量点差を詰めるほどにシュート確率が上がらない。
#24ブルックスのペイントアタックや#4寺園の3PTなど、最後まで有効な道を探るが、追い上げは叶わず悔しい敗戦となった。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
今日のゲームは、三河さんに気持ちよくゲームをさせてしまったことが敗因
今日のゲームは、三河さんに気持ちよくゲームをさせてしまったことが敗因です。
自分たちのやるべきディフェンスとして、特にガードナー選手や、レイマン選手、オーガスト選手といった外国籍選手へは高いレベルで警戒しなくてはならず、プラスして日本人選手の久保田選手、西田選手、イ デソン選手といったキープレーヤーのハンドラーを自由にさせないことが大きなポイントだったのですが、彼らを気持ちよくプレーさせ続けてしまったことが大きな敗因だと思っています。
3Qの失点は、ゲームの入りや、やるべきディフェンスのルールを守れずに、自分たちのカラーが崩れてしまったことが要因ではないかと思います。
何か一つうまくいかないことがあると、そこから自分たちがやるべきプレーをおろそかにしてしまい、前節のゲームでもあったのですが、そういう時間が長かったことはチームとして改善しなければならない課題であると感じています。
戦術的に何をやるのか、何を選択していくのか、対戦相手へのアジャストが入ってくる中で、自分たちの感情のコントロールなど色々な要素があると思いますが、コートでマイナスなことが起きたときに、相手よりもフィジカルに我慢強くプレーできるのか試されるゲームでした。
明日、またチャンスがあるので、勝つために準備していくことと、北海道からもたくさんのファンの皆さんに会場までお越しいただき、そして、バスケットLIVEを通して応援してくれているファンの皆さんもいる中で、今日の様な内容ではなく、しっかり内容にも結果にもこだわって三河さんにチャレンジしたいと思います。
#4 寺園脩斗 選手
寺園脩斗
絶対に負けない、という気持ちの大前提の部分で負けてしまっていた
戦術戦略の前に、今日は相手の方が“勝ち”を取りに行く気持ちが強かったと感じています。
キープレーヤーを抑えに行く練習をしていましたが、1対1のディフェンスで簡単にやられてしまっており、絶対に負けない、という気持ちの大前提の部分で負けてしまっていたと思います。
試合展開の中で思うようにいかない時に、勝負所での集中力を切らしたり、感情のコントロールができなかったなど、反省すべき点は多くありますが、今季初のAWAY戦で、北海道からも会場に応援に来てくれたファン・ブースタの皆さんの前で、やってはいけない試合をしてしまい、申し訳なく感じています。
明日、しっかりとリベンジできるよう、今日を取り返すチャンスがあるので、目の前の相手に負けないよう気持ちを入れ直して、勝ち切ることにチームでフォーカスして臨みたいと思います。