試合直後から#7中野、茨城#17山口を中心に得点を取り合いハイペースな立ち上がりとなる。
#21ロングの連続得点で一歩リードを奪うかに思えたが、再び山口に走り込まれ同点に。
その後#25平尾らに高確率なアウトサイドシュートを許しリードを奪われるが、#11桜井のフリースローなどで加点して、21-24の3点ビハインドで1Q終了。
茨城の緻密なディフェンスを前に思うようなオフェンスを展開できず得点が伸び悩む。
その間インサイドからの加点でリードを広げられ、9点ビハインドとなったところでタイムアウトを請求。
その後#21ロングや#4寺園の連続得点で一時はビハインドを返し切るが、#8多嶋らに決め返されて再び追いかける展開に。
終わり際にタフショットを沈められて僅かに点差を広げられ、44-50で前半終了。
どちらに転ぶか分からない展開の中、#7中野が3PTやテイクチャージでチームを鼓舞。
3Qだけで9得点と躍動すると、#2ラモスのアタックで逆転に成功する。
その後も僅差を争う展開が続き、再び茨城にリードを奪われるが、#12モータムのアタックなどで流れを渡さず、70-71の1点ビハインドで最終Qへ。
リードチェンジを繰り返すクロスゲームの中、#7中野、#12モータムの3PTなどで応戦するが、茨城#25平尾にAND1から3PTを沈められてタイムアウトを請求。
流れを断ち切りたい北海道はその後も#21ロングのダンクショットなどで喰らいつくが、タフショットを沈める茨城にあと一歩追いつけず我慢の時間帯が続く。
終盤はファウルゲームに持ち込み最後まで懸命に相手の背中を追いかけるが、92-98で惜敗となった。
B1残留決定後初の試合となった茨城戦GAME2。
GAME1のロースコアな展開とは打って変わり、立ち上がりから外角シュートを沈め合うハイペースな展開となる。
僅かにリードされたまま試合が進むが、大きく離されることもなく、要所でのロング、寺園らの連続得点で喰らい付き前半を終える。
後半は中野が3PTやテイクチャージでチームを鼓舞し、なんとか流れを確実なものにしたいところだが、茨城のタフショットやファウルからの流れで得点を許し、試合は次第にやや茨城ペースに。
最終Qでは再びリードを奪い返してクロスゲームに持ち込むが、高確率で外角シュートを沈める茨城の背中を捉え切れず悔しい敗戦となった。
今シーズンも残すは4試合、来週4/29-30はホーム最終戦。
一つでも多くの勝利を掴み取ってシーズンを締め括るべく意地を懸けて戦いたい。
GO! LEVANGA!
小野寺龍太郎HC代行コメント
小野寺龍太郎
このメンバーで戦う最後のホーム戦で、感謝の気持ちを勝利という結果でお見せしたい
クロスゲームの中、良いオフェンスの形は昨日よりも多く作れたと思いますが、ディフェンスの強度が少し足りなかった場面、イージーなファウルからチャンスを与えてしまった場面、コミュニケーションの部分など、改善していかなければいけない要素が多くありました。
今日も沢山の方が観に来てくださっている中、決して良いとは言えない内容で負けてしまいましたが、あと2試合、ホームで勝利をお見せできるチャンスが残っているので、しっかりと良い準備をして臨みたいと思います。
Q. B1残留が決まった後のゲームでしたが
残留は一つの目標ではありましたが、それはあくまでも通過点にしか過ぎません。
残留が決まったからといって何かが大きく変わるような選手はおらず、一つでも多くでも勝って、順位を上げてシーズンを終えることに向かって、選手たちはモチベーション高くプレーしてくれたと思います。
Q.次節 仙台戦に向けて
今シーズン、このメンバーで戦う最後のホーム戦です。これまでの感謝の気持ちを勝利という結果でお見せしたいです。
良い準備をして、良い内容で最後のホーム2試合を勝利で終えたいと思っています。
#0 橋本竜馬選手コメント
橋本竜馬
どんな相手にも粘り強く戦うことを続けていけば、それが『レバンガらしさ』に繋がっていくはず
昨日とは違う展開で、茨城のオフェンスに手を焼いたゲームになりました。
ディフェンスでコントロールして試合を進めたかったのですが、それができず、相手のペースで試合が進んでしまったゲームでした。
Q. 昨日で残留で決まりましたが
今シーズンが始まった時はCSを目指していた中、佐古前HCの退任とともに「残留」ということに目標の軌道修正をせざるを得ない状況でした。
そこからチームとして再び積み重ねて、決して簡単ではありませんでしたが、強豪チーム相手にも粘り強く戦ったり、勝ったりできるようになりました。
昨日の残留決定は他会場での結果を受けて決まったことではありますが、自分たちが勝利を重ねたからこそ掴み取った結果だと思っているので、しっかりと評価したいと思っています。
これからレバンガ北海道がB1で戦っていく中で、ビッグクラブとは異なり難しい局面もたくさんあると思います。
ただ、自分たちの足元をしっかりと見ながらステップアップして、一勝でも多く勝つ、どんな相手にも粘り強く戦うことを続けていけば、それが『レバンガらしさ』に繋がっていくはずです。
それをこの短期間でも強く実感しました。
粘り強く戦うことができればどんな相手にも勝つことができるし、自分たちが諦めたら勝つことはできない。
この教訓を生かして、これからもしっかり進んでいきたいと思います。
Q. 次戦に向けて
本来であれば今日は絶対に勝ちたかったので、それができず残念に思いますが、いよいよ次節が今シーズン最後のホームゲームです。
ファンの皆さんを不安にさせてしまったことも多かったかと思いますが、ようやく光が見えてきて、自分たちもその光を掴んで、それは皆さんに支えてもらってきたからこそだと思っています。
ホームゲームも含めて最後4試合、しっかりと粘り強く戦って、来年も応援に来たいと思ってもらえるようなゲームをお見せできればと思います。
#7 中野司選手コメント
中野司
気持ちの部分も強く臨めるように練習から取り組んでいく
今日は試合前のシューティングの時点で、シュートがよく入る感覚がありました。
前半最初の2本が入ったあと、もっと積極的に打つべき場面があったとハーフタイムに反省する部分があったので、後半はしっかりと打ち切り、結果的に6本(8/6)決めることができたのはよかったです。
ただ、最後の勝負所で、チームにフリーにしてもらった形で2本落としてしまったので、次の試合でチャンスを得ることができたらしっかりと決め切れるようにしたいです。
追い上げる勝負どころの場面でコートに送り出してもらい、自分がシュートを打つ場面を作ってもらった中、自分がノッている状態の試合でも決め切れなかったことに対して、自分の未熟さを感じましたし、
あのような場面で決め切るのは技術どうこうではなくメンタルの部分だと思うので、技術的な面の成長はもちろん、気持ちの部分も強く臨めるように練習から取り組んでいきたいです。