B.LEAGUE 2022-23シーズン 第30節 群馬戦GAME1 試合レポート
1Q
互いに譲らず立ち上がりから激しい展開に
入りから激しくぶつかり合い、#4寺園や#13フローリングのアタックなどで先行するが、内外から得点を重ねる群馬に追いつかれ逆転を許す。
ラストプレーで#2ラモスがタフショットを沈めて喰らい付き、16-17の1点ビハインドで1Q終了
2Q
重要な時間帯をディフェンスで凌ぎリードを奪い返す
群馬#15チェンバースのAND1などで離されかけるが、タフなディフェンスで凌ぎ#12モータムの3PT、#21ロングのゴール下などで応戦。
更に#66松下、#12モータムの3PTなどでリードを奪い返す中、群馬#16並里の個人技で再び追い上げられるが、#0橋本のアタックなどでリードを守り切り、38-36で前半終了。
3Q
モータムの爆発で流れを引き寄せる
後半の立ち上がりは僅かにリードして試合が進むも、群馬の速い展開から一時リードを奪い返される。
その後ファストブレイクから取り返してクロスゲームに突入するが、#12モータムの連続3PTなどで波に乗った北海道が#21ロングのAND1などで71-65と群馬を突き放し、6点リードで最終Qへ。
4Q
球際の強さで逆転を許さずホームで勝利
ハードなディフェンスから群馬の追撃を許さず、#7中野の3PT、#21ロングのダンクショットなどでリードを維持。
その後点の取り合いとなるも、#7中野のジャンパー、#4寺園のアタックで連続得点し2桁リードに。
中盤は相手のアタックに対してファウルがかさみ徐々に差を詰められる我慢の展開になるが、#2ラモスの3PTなどで再び引き離すことに成功。
残り12.2秒、パスワークから#12モータムが加点して流れを確実なものとし、97-88でホームで連勝を飾る。
小野寺龍太郎HC代行コメント
小野寺龍太郎
難しい状況の中でも終始我慢し続けたことが勝ちきれた要因
得点力のある群馬に対して、自分たちはディフェンシブなゲームで戦う準備をしてきましたが、なかなかうまくいかずミスが目立ってしまい、内容としてはあまり良くなく、スタッツ上では負けていてもおかしくない状況でしたが、その中でも終始我慢し続けたことが、最終的に勝ちきれた要因だったと思います。
選手たちも流れが悪いときに自分たちでコートでハドルを組んでコミュニケーションをとってくれていましたし、苦しい状況の時にモータム選手やラモス選手が悪い流れを断ち切ってくれたことはチームにとって大きかったと思います。
明日は相手もさらに激しく戦ってくると思うので、自分たちももう一度やりたかったディフェンスの部分を改善できるよう、また準備していきます。
たくさんの応援がチームの力になりました。ありがとうございました。
#12 ブロック・モータム選手
ブロック・モータム
「ゾーン」に入っていた時間が長く、得点でチームに貢献できてよかった
互いに水曜日に試合があり、短い期間の中で対策をしなければいけないという、非常にタフな試合でした。
直近で群馬とは試合をやっていたので(第26節3/22)手の内がある程度わかっていたということはありますが、疲れもある中、チーム全体でやるべきことに40分間取り組めたことが勝ち切れた要因だったと思います。
前半の最初に接触があり一度ベンチに退きましたが、一本目のシュートで今日は感覚がよいと感じていたので、自信を持って空いていれば打とうという気持ちで臨めたことがよかったです。
シュートに関しては感触も大事ですが、常にスペーシングを大事にして、相手との距離ができれば必ず打つという姿勢を忘れずにこれまでやってきました。
今日はリングしか見えない「ゾーン」に入っていた時間が長かったので、得点を取れてチームの勝利に貢献できたことはよかったです。
ただ、今日の勝利は今日で忘れて、明日の試合に向けてしっかり切り替えて準備しなければいけないですし、今日以上にディフェンスの強度を高めていかなければ勝つことは難しいので、チーム全体で明日に向けて頑張りたいと思います。