B.LEAGUE 2022-23シーズン 第27節 A東京戦GAME2 試合レポート

1Q
タフなディフェンスで北海道ペースの滑り出しに

互いにスロースタートで拮抗した立ち上がりとなる中、北海道は#21ロングのミドルやゴール下で加点する。
A東京#11サイズにAND1を許すも、集中したディフェンスで守りきり、#4寺園のAND1などでリードを奪って流れを引き寄せるが、終盤はターンオーバーなどからやや失速し、A東京#9安藤の3PTで逆転され15-14で1Q終了。

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2Q
流れを奪い合いうがリードを守りきり前半終了

開始早々#12モータムがオープンから3PTを沈めてリードを奪い返す。
その後もリバウンドでハッスルしてチャンスを掴み、アタックから相手のファウルを誘い出すと、#12モータム、#21ロングらがペイントで得点し、#4寺園のプルアップで10点リードに。
その後は流れの奪い合いとなり、A東京に走られ一時2点差まで詰め寄られるが、#21ロングのAND1、#7中野の3PTなどでリードを守りきり33-36で前半終了。

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3Q
どちらに転ぶか分からない一進一退の展開が続く

後半の立ち上がりはディフェンスの隙を突かれてイージーショットを決められて1点差まで迫られ、A東京#9安藤の3PTなどでリードチェンジされクロスゲームに突入。

#13フローリングのドライブ、積極的なアタックから獲得したフリースローなどで加点するが、A東京#3岡本の3PT、#10バランスキーのダンクなどで追随され一進一退の攻防戦となる。
#15島谷のディフェンス、橋本の3PTなどで流れを繋ぎ、55-56と僅かにリードし最終Qへ。

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4Q
最後まで息を呑む試合運びの中、猛追を振り切り勝利

開始早々に#9安藤の得点で逆転を許すが、#21ロングがゴール下で強さを見せて連続で加点し、A東京はタイムアウトを請求。
その後#66松下のオープン3PTなどで一歩リードするが、A東京も譲らず1、2点差を争う展開が続く。
両者ともにファウルが嵩む中、0:14の#1コブスの3PTなどで猛追されるが、#0橋本らがフリースローをきっちりと沈めて得点を積み上げ、敵地で白星を奪う大きな勝利!

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小野寺龍太郎HC代行

HC代行

小野寺龍太郎

ファンの皆さん、頑張ってくれた選手たちに感謝している

昨日のゲームでやられてしまった、相手のピックアンドロールに対するディフェンスの部分、ターンオーバー、セカンドチャンスからの失点に関する部分だけを試合前のミーティングで話しました。
特に相手のコブス選手、安藤選手らのピックアンドロールへの警戒や、マッチアップする選手に対してのアジャストなどは意識しましたが、チームとして大きなプラン変更はしておらず、とにかく自分たちのルールを遂行する強度と精度を高めることにフォーカスして臨みました。

前半はセカンドチャンスやファストブレイクからの失点だったり、イージーなファウルからの失点など、昨日は無かった展開も起こりましたが、どのQでも選手たちがディフェンス、オフェンスのプランを高いレベルで遂行してくれたことが今日の結果に繋がったと思います。

北海道からも多くのファンが駆けつけてくださり、このような会場で勝利できたことはチームの自信にも繋がっていくと思います。
ファンの皆さん、頑張ってくれた選手たちに感謝しています。

#0 橋本竜馬選手

PG

橋本竜馬

全員がMVP

率直に、勝てて嬉しいです。
今日は全員が、チームとしてやりたいことを徹底できた試合でした。もちろん厳しい時間帯もありましたが、我慢して粘り強く戦った結果、勝ちを引き寄せられたと思います。

昨日はチームとして取り組んでいることが崩れた分点差が開いてしまいましたが、個人的には点差は開いてしまいましたが、内容には手応えを感じていたので、今日は全員が頑張って、我慢し続ければ必ず勝つチャンスはあると思っていました。
我慢し続けることはとても難しいことなのですが、これをやり切れさえすれば、どんな相手にも勝てることを実感できました。
今日の勝利はレバンガにとって大きい一勝だと思いますし、これを続けていくことがチームとしてのステップアップに繋がると思います。

Q. キャプテンから見て、今日のMVPは?
全員です。
一人一人が任せられた仕事をきっちり遂行した結果です。
昨日の反省をしっかり修正したということも含め、今シーズンのベストゲームになりました。

#21 ショーン・ロング選手

PF/C

ショーン・ロング

チームの自信につながる勝利だった

リバウンドやゴール下での得点は自分に求められている部分でもあるので、4Qに限らず、試合を通じて泥臭くやり続けた結果だと思います。
ただ自分がどうこう、というよりも、チームとして昨日決められなかったシュートを今日は決め切ったり、ディフェンスの強度をしっかり上げた状態をキープして試合に臨めたことなど、自分たちのルールを徹底できたことが勝利に繋がったと思います。

みんなが信頼してボールを集めてくれることに対しては自分としても嬉しく思っていますし、特に終盤戦に入ってからはチーム全体の成長も感じています。
今日の勝利は、チームの大きな自信になると感じています。
これからの自分たちには、より「安定感」が求められてくると思うので、勝利を重ねていくために大切にしていきたいです。

Q.ベンチに下がる時間帯を含め、 集中力を保てた要因は?
ベンチから試合を見ながら、自分がコートに立っていたらどのようなポジションに立つか、どうボールに絡むかを常に考えていました。
ベンチにいると試合に出たい気持ちが高まってくるので、その気持ちをコートにぶつけるようにしています。

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B.LEAGUE 2022-23シーズン 第27節 A東京戦GAME2 試合ハイライト

GAME1からのカムバックを誓う北海道は、出だしからアグレッシブなディフェンスを仕掛けて相手にペースを握らせず、積極的なアタックから相手のファウルを誘い出して優位な試合運びに。
しかしA東京も譲らず、安藤や岡本の要所での3PTなどで迫られ、1、2点差を争う一進一退の攻防戦に突入。
1点リードで迎えた4Qでは開始早々に逆転を許すものの、ロングがゴール下で強さを発揮して連続得点し再び一歩リード。
両者ともにファウルが嵩み、どちらに転ぶか分からない試合展開の中、最後は橋本らが確実にフリースローを沈めて得点を積み上げ、70-73と3点差の接戦を制し敵地で大きな勝利!

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