互いに譲らず拮抗した滑り出しとなるが、千葉J#2富樫、#34スミスらの得点でわずかに一歩先を行かれる展開が続く。
リバウンドへの執念を見せて喰らい付き、#2ラモスの連続得点などで加点するが、中盤からは千葉Jの強力なディフェンスを前にフィニッシュに繋げられず得点が停滞。
終盤、#2富樫に連続3PTを決められ8点ビハインドとなり1Q終了。
#11桜井、#7中野の連続3PTで幸先良いスタートを切る。
その後激しく攻守が入れ替わる速い展開から、#4寺園がフローター、3PTなどで加点し、5点ビハインドまで詰めてオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウト明けも5点を追いかける展開が続くが、千葉J#11西村の連続得点で流れを渡し二桁点差に。
#21ロング、#12モータムがゴール下を打開し加点するも、ビハインドの差を14点に広げられ前半終了。
後半の入りから点の取り合いとなり、#7中野、#21ロングらが加点するが、3PTで得点を伸ばす千葉Jに徐々に離され一時20点ビハインドになるが、タイムアウトで修正を図り、#13フローリング、#2ラモスの外角からの得点を皮切りに反撃を開始。
ディフェンスからファストブレイクに繋げて#12モータムが連続得点、フローリングのゴール下などで得点ペースを上げると、終わり際に#0橋本が3PTを沈めて10点ビハインドで最終Qへ。
入りにフローリングが1on1から加点し一桁点差まで迫るが、千葉Jにアジャストされてその後が思うように続かず、#2富樫のアタックや高確率な3PTに再び離され我慢の展開に。
なんとか流れを奪い返したい北海道は、好調な#4寺園、#13フローリングの得点で追いかけ、#12モータムのゴール下、#10荒川のジャンパーで加点するが、詰め切ることができず94-80で黒星となった。
小野寺龍太郎HC代行
小野寺龍太郎
継続して課題に取り組む必要があるが、収穫もある1戦となった
今日の試合は、相手のラインナップが変更したことによって、より外角に特化した展開になることはわかっていましたが、ディフェンスでルーズな部分やミスが続いた時間帯に確率の高いシュートによる失点を与えてしまいました。
そういった課題は継続して取り組んでいかなければならないですが、選手たちはやるべきことを遂行してくれたと思いますし、#13フローリング選手のパフォーマンスが上がってきたことはいい収穫であったと思うので、今後に繋がる試合にはなったと思います。
課題としていたリバウンド面に関しても、相手のビッグマンが揃っていない状態なので純粋な評価は難しいですが、フィジカルの部分やスモール陣のコンタクトだったりは少しずつ改善できてきていると思います。
シーズン終盤ではありますが、ベテラン選手たちのサポートがあってチームはまとまってくれているので、チームとしてそれぞれの選手の役割や強みを出せるような展開を増やしていきたいと思います。
#4 寺園脩斗選手
寺園脩斗
攻める姿勢は遂行できた。リバウンドは引き続きチームで改善していきたい
天皇杯優勝の千葉の強さはわかっているので、自分たちはしっかりチャレンジしようと話をして臨みましたが、試合の入りから相手のペースにしてしまい、外からの得点を与えてしまいました。
途中、スイッチやディフェンスの対策をしても、それを上回られてしまい最後までリズムを崩すことができませんでした。
課題にしているリバウンド面に関しては、毎試合全員で意識して取り組めていますが、まだまだ大事な場面や取らせてはいけない状況で取られてしまっているところはチームで改善していかなければならないと感じています。
個人としてはシュートタッチも良かったですし、コーチからも攻める意識を持っていくように言われていたので、そこに関しては遂行できたと思います。
タフなスケジュールが続きますが、自分たちは1試合も落とせない試合が続くので、いい準備をしてHOMEで連勝できるように頑張ります。