入りから積極的にシュートを狙った#7中野が開始5分強で11得点を量産。
#21ロングのダンクなどで更に勢いづいてリードして試合を進め、2:25には#13フローリングがBリーグ初得点をするなどで得点を重ねるが、終盤ややシュート精度を欠いた北海道は茨城#1ケネディの連続得点で逆転を許す。
タイムアウトで修正を図り、終わり際に#8高橋のアタックでリードを奪い返して、21-20で1Q終了。
#1ナナーのAND1、#4寺園のジャンパーで得点するが、その後が続かず重たい流れに。
対する茨城に外角からのシュートを狙われ、逆転を許しオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウト明けもシュートが決まらず、思うような流れに乗れず苦しい展開が続くが、#2ラモスのペイントアタックを皮切りに#12モータムの3PT、橋本のゴール下と続いて再びリードを奪い返し、2点リードで前半終了。
後半入りから#21ロングが存在感を見せてペイントで連続得点。
茨城#11タプスコットに連続バスカンを許すも、#7中野の3PT、#21ロングのダンクなどで相手の流れを断ち切り再び北海道ペースへ。
勢いをものにし、再び#21ロングが連続得点、#12モータムが3PTを沈めて一気に二桁リードに持ち込むと、流れを失うことなく64-54で3Q終了。
#12モータムの3PT、AND1などで加点していくが、茨城も#8多嶋、#25平尾らの3PTで譲らない。
拮抗した展開が続くなか茨城に切り込まれて連続得点を許すと、2:29には5点差まで迫られタイムアウトを請求。
#12モータムの得点で対抗するが、#13中村に4点プレーを許して更に点差を詰められると、3点差を追いかけられる一進一退の攻防戦に。
ファウルゲームが展開されるも、着実にフリースローを沈めた北海道が猛追する茨城を振り切りホームで白星、連勝を飾った。
小野寺龍太郎HC代行
小野寺龍太郎
良い時も悪い時も、選手・スタッフ全員が前向きに試合に臨むことができた
今日はどこでオープンショットを作るか、茨城さんの調子の良い選手をどう守るかがゲームプランの鍵でした。
ゲームの入り、特にオフェンスはよかったと思います。
中野選手のオープンの状況をしっかりと作ることをしっかりできて、中野選手もそれを決め切ってくれていました。
ただ、自分たちが点を取っても、相手にも得点を取られてしまう状況が続いてしまったのは反省点です。
後半は自分たちがやるべきことに集中できて、求めているバスケが少しずつ見えてきたゲームになりました。
Q.新加入のフローリング選手について
サイズもありながらアクティブに動ける選手だと思います。
リバウンドも強く、これまで足りなかったものを補ってくれるような選手です。
彼にとっては今日が初の実戦で、日本でのプレーも初めてなので、これからもっとアジャストしていく必要があるとは思いますが、
非常に賢い選手なので、試合を重ねていくうちに更に本領発揮できると思っています。
Q.ホームでの指揮は初めてでしたが
前節、宇都宮戦で初めて指揮を取らせていただいた時、黄色で会場が埋まっておりアウェー感満載だった中、緑色のシャツを着たブースターの方々が後押しをしてくれたからこそ良いゲームができたと思っています。
今日はホームで、更にたくさんのブースターの皆さまが後押ししてくださったので、良い時も悪い時も、選手・スタッフ全員が前向きに試合に臨むことができました。
あと21試合残っていて、自分たちもここからもっと上げていきたいと思っていますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
#7 中野司選手
中野司
バイウィーク期間で磨いてきたことがプレーの中で表現できた試合だった
バイウィーク明けの試合でしたが、この期間で確認してきたことがチームとしてしっかりと出せた結果だったと思います。
個人的には、新しく加わった戦術の中で自分自身が活かせそうだと思う部分を磨いてきたのですが、それが今日の試合のプレーの中で表現できたと思います。
今日は点差がついた時にペースを落としてプレーすることで点差を維持し続けていたのですが、終盤ハイペースになってしまったことは課題だと感じているので、誰が出てもしっかり試合を締めくくれるような準備をしていきたいです。
ただ、これまでは勝つべき試合を落とすことも多かった中、今日は勝ちきれたというのがチームとして非常に良い経験になったと思います。
改善すべきことはしっかりと改善して、次節以降に臨みたいと思います。
Q.次節千葉J戦に向けて
自分たち全員が理解していることですが、千葉Jは強いチームです。
コーチが組み立てた戦術の中で、どう攻めて守るか、全員で考えていきたいと思います。
ゲームプランを遂行することが勝利に繋がると思っているので、この1週間でしっかり落とし込んでいきたいと思います。
#21 ショーン・ロング選手
ショーン・ロング
ここからチームとしてもっと勝利を重ねていきたい
全体的に良いパフォーマンスが出せたと思いますが、点差を離している時にしっかり離しきれなかったり、終盤に点差を詰められたところなど、チームとしてもっと成長していかなければいけない部分もありました。
苦しい状況のときにディフェンスで乗り切らなければいけないなど、学びもあったゲームだったと思います。
今日は中野選手が非常に良いパフォーマンスを見せてくれたので、これを一つの自信にして次に繋げていってほしいと思いますし、また仲間が自分を信頼してボールを預けてくれていたことにも感謝しています。
バイウィークの前後で様々な出来事がありましたが、直近3試合中2試合で勝利できていますし、この3週間はチームとしてもハードに、そして怪我なく練習に臨むことができて、全員が有意義に過ごすことができたと感じています。
ここからチームとしてもっと勝利を重ねていきたいと思います。