B.LEAGUE 2022-23シーズン 第19節 横浜BC戦GAME2 試合レポート

1Q
3PTの打ち合いで互いにハイテンポな滑り出し

入りから3PTの打ち合いとなり、#0橋本、#21ロングらが加点。
互いに譲らない展開の中、インサイドでも得点を重ねる横浜BCにリードされ一時10点ビハインドとなるが、タフなディフェンスで喰らい付き、#12モータム、#11桜井らの3PTで追い上げ23-26で1Q終了。

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2Q
終盤、速い展開のバスケで反撃の兆しを見せる

出だしから#12モータム、#7中野が3PTを沈めるが、相手に決め返され点差が縮まらない。
その後もアタックするが点に繋がらず、タフショットを決める相手に再びリードを許す展開に。
思うように追い上げられない時間帯が続くが、#2ラモスの3PT、アーリーオフェンスから#5マーフィーが得点して相手に傾いていた流れを断ち切り40-51で試合を折り返す。

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3Q
苦しい時間帯を乗り越え反撃の流れへ

やや重たい立ち上がりとなり#5河村の連続得点で引き離されタイムアウトを請求。
得点が欲しいところだがシュートが決まらず徐々に点差を離される苦しい展開に。
何とか踏ん張りファストブレイクから#5マーフィー、#12モータムが得点して停滞した状況を打開すると、終わり際に#11桜井の3PTで点差を縮め15点ビハインドで最終Qへ。

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4Q
流れをものにできず悔しい連敗

出だしはタフなディフェンスで流れを繋ぐも、ターンオーバーから流れを手放し、さらに点差を広げられてしまう。
タイムアウトで落ち着きを取り戻し、#4寺園のアタック、#12モータムのゴール下などで加点して点の取り合いとなるが、終盤リバウンドとシュート確率を上回られた相手に離され悔しい連敗となった。

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佐古賢一HC

HC

佐古賢一

コミュニケーションミスを突かれて離された試合になってしまった

今日は出だしから良いディフェンスのプレッシャーをかけることができ、思い切りの良いショットも決まって良い入りでしたが、ミスマッチやタフショットからのリバウンドを取られて得点に繋げられてしまいました。

後半は縦に割る動きを抑えて外からのオープンショットを狙っていったのですが、ここぞという勝負所で再びマッチアップミス、コミュニケーションのミスが出てしまい、ペリメーターとインサイドのズレを突かれて簡単な得点を与えてしまったので、ここのズレを無くしていくことが急務だと思っています。

後半追い上げないといけないタイミングで、タイムアウト明けにも同じミスが起こってしまったのは自分の責任であると思っています。
次戦に向けて、また明日以降の練習から準備を重ねていきたいと思います。

2日間、冷え込みも厳しく足元も悪い中、多くの方にお越しいただきありがとうございました。
チームへの声援が背中を押してくれていますし、支えてくださる皆さんに感謝しています。

#0 橋本竜馬選手

PG

橋本竜馬

苦しい時こそ自分自身にベクトルを向けて勝ちを引き寄せたい

3Qで相手にやられて自分たちの展開を持っていかれてしまい、それを戻すのに時間がかかってしまいました。
4Qに積極的なプレーができたのは良かったのですが、3Qのように点差を離される時間帯があると苦しくなってしまいます。

最近は自分たちが崩れたタイミングで相手に突かれることが多いので、いま自分たちがどういうバスケをすべきか、我慢すべきところを我慢するために、どういう形でプレーすべきかを1人1人が考える必要があると思っています。
またその思考をチームとしてどれだけ求めて、個人としてもそこに気持ちを注げるか、精神的な部分も含めて考えなければ、ここから強豪クラブと戦っていく中で、どれもが難しいゲームになってしまうと思います。

■今は勝利が遠ざかっている状況ですが、どういったことを感じていますか?
試合の中で苦しい時間帯は必ずあります。
ただそういう時間帯こそ、ベンチメンバーも含め、ポジティブに、どうしたら良くなるかを話し合う必要があると思っています。
どんな時でも顔を下げる必要は無いんだ、ということをベンチでもコートでも声をかけ続けています。

一度勝つことで、チームとして違う風向きに変わることはよくあります。
今は喉から手が出るほど勝ちが欲しいのですが、こういう時こそどう振る舞うか、いかに自分自身にベクトルを向けられるかが選手としての価値だと思っています。
全員がもう一度自分自身にフォーカスすることで勝ちを引き寄せられると思いますし、勝ちを引き寄せられるような動き、声掛けを練習から取り組んできたいと思います。

#12 ブロック・モータム選手

PF

ブロック・モータム

全員勝つための答えを必死で探している。勝利のためにハードワークし続けるのみ

タフな週末でした。
昨日は3Qまで、今日は前半まで良い流れで臨めたのですが、それ以降に自分たちが足りないものが露呈した形になりました。
得点面でもゲームメイクでも素晴らしい結果を残した河村選手に対し、色々なディフェンスを試してはみたものの、彼を止めきることができませんでした。
自分たちのプレーの精度を高めていく必要があることを強く感じた週末になったので、また来週に向けて練習を重ねていくのみです。

Q. 今日はチームトップの28得点でしたが、自身のパフォーマンスについてはどうですか?
自分は勝つためにプレーしているので、勝利に貢献できなかったことに対して悔しい思いでいっぱいです。
これからもチームの勝利のためにやっていくのみです。

全員、勝つための答えを必死で探しています。
リバウンドやディフェンスを諦めている選手は1人もいません。
全員がトライして、それでも取れない、上手くいかない現状なので、現状を打破するためには全員の更なる努力が必要だと思っています。

Q. 今のチームの雰囲気をどう見ていますか?
もちろん負けが続いているので最高の雰囲気だとは言えませんが、負けたいと思っている人は誰もいません。
勝利のために全力で戦った後、負けてロッカーに戻りたい人など誰もいません。
今はタフな状況ですが、僕たちは鼓舞し合い、ハードにプレーし続けなければいけないと思っています。あと28試合残っていますが、落ち込むにはまだ早過ぎます。

とにかく今は勝つ方法を探り続けたいですし、一つ勝利を掴めば、きっとそこからチームはもっと上向きになっていくと信じています。

チームメイトは全員素晴らしい選手ばかりで、みんなハードに戦おうとチャレンジしています。
とにかく今はやり続けるのみ。勝つために挑戦し続けるのみです。

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