立ち上がりは0-7のランで先制するが、大阪に外からの連続得点を許し勝負は振り出しへ。
その後も高確率な3PTで加点されるが、#7中野の3PT、#5マーフィーのアタックなどで対抗して一進一退の攻防戦となる。
ややシュート確率を欠く時間帯もディフェンスで繋ぎ、流れを渡さず21-18で1Q終了。
入りは2分間無得点に終わり得点に苦しむも、#5マーフィー、#0橋本のAND1で加点。
その後#33ブラウンにビッグプレーを許し、ターンオーバーなどから流れに乗り切れない時間帯が続くが、#0橋本のバックカット、#12モータムのアタックで喰らい付き、50-39で前半終了。
要所でシュートを沈める大阪に対し#7中野の3PT、#11桜井のファストブレイクなどで応戦して流れを渡さない。
序盤で#21ロングを投入、ゴール下で連続得点すると、#7中野のファストブレイクで一桁点差まで迫り、#4寺園、#12モータムらのアタックで追い上げ70-65で3Q終了。
開始早々に#21ロングがバスケットカウントを沈め幸先の良いスタートを切ると、#66松下、#7中野らが続けて得点し2点差まで迫る。
対する大阪も#25ニュービルが要所で得点し譲らないが、#21ロングの連続得点、#0橋本の3PTで遂に同点へ。
その後も集中力を切らさず#4寺園が連続得点してリードを奪うが、終わり際に大阪#14橋本に4点プレーを許し、98-98の同点に追いつかれオーバータイムへ。
入りから点の取り合いとなり、#4寺園のアタック、#12モータムのAND1で加点し僅かにリードするものの、#25ニュービルのアタック、#14橋本のフリースローからの加点で1:25に逆転を許す。
残り13秒、#5マーフィーのフリースローで再び同点まで持ち込むが、終了間際の大阪のフリースローでリードを奪われ、最終スコア110-108の惜敗となった。
佐古賢一HC
佐古賢一
2日間選手たちはタフに戦ってくれた。切り替えて次節に向けて準備したい
試合の入りはよい形で入れたと思います。
2Qはゴール下で押し込まれる場面が多くなり、ペイントエリア内での得点を与えすぎてしまいました。
後半はオフェンスのテンポを上げることによってよいシュートチャンスをつくれるようになり、相手のビッグマンへのアタックもある程度うまくできたと思います。
4Qの最後、ラスト数秒で4点差でリードしている状況で、相手に3PTシュート、そしてバスケットカウントを取られた場面は、勝ちきるには与えてはいけないポイントでした。
Q毎の終わりとゲームの終わり、ここの締めくくり方が勝利するためには大きな意味を持つので、この部分を強く意識して取り組んでいかなければいけないです。
オーバータイムに入り、シーソーゲームで最後の最後まで勝負の行方がわからない展開となり、最後は歯切れの悪い終わりになりましたが、少し自分たちに運がなかったかなと思います。
この2日間、選手たちはタフに戦ってくれましたし、すぐ水曜日にまたA東京との試合があるので、しっかりと切り替えて、次戦に向けて準備をしていきたいと思います。
#0 橋本竜馬選手
橋本竜馬
どんな試合も次に繋げていく
あと少しのところで勝利を逃したことは本当に残念ですが、その中でも次の試合は来るので、自分たちのできることに注力して向かっていくしかないと思います。
自分がプレーしている間はできることを100%やり切るということをチームとして掲げていた中で、最後(体力的に続かなくて)チームに迷惑をかけてしまった部分は申し訳なく思います。
ただ、自分としてもできることをやり続ける意識は持っていたので、3PTのタイミングなど色々なことを考えていましたが、今日の試合の終盤でしっかりと仕事をしたかったという気持ちが強いです。
最後は寺園選手が本当に頑張っていたので、彼を基点にしながらどうプレーしていくかを考えていました。
同時に、ラスト1点を上回るためには、何をすればいいのかを考えていかなければならないと思っています。
どんな試合も次に繋げるべきだと思いますし、そこから学ぶべきこともあるので、その点を積み上げていく作業は常に必要だと思っています。
負けが続いてしまうと気持ち的に何が良くて何が良くないかが分かりにくくなってしまいますが、今日はチームとしてできた部分とできなかった部分がはっきりし、試合内容を解析していくと課題が出てくると思うので、その点をクリアにして次戦に挑んでいきたいと思います。