入りは桜井の3PTが決まりそのまま波に乗りたいところだが、その後が続かず重たい立ち上がりとなる。
タイムアウトで修正をはかるもFE名古屋に内外から得点を許し追いかける展開に。
#12モータムの連続得点、#7中野のファストブレイクなどで加点するがFE名古屋#13中村、#21笹山らに外から得点され早くも二桁ビハインドとなり、終わり際に#21ロングがゴール下をねじ込んで15-26で1Q終了。
FE名古屋#14ウィリアムズの連続得点を押さえることができずリードを広げられる。
#0橋本が3PTを沈めて反撃の足掛かりとし、#5マーフィーの連続得点で加点するが、インサイドでの失点を抑えきれず点差が縮まらない我慢の時間帯が続く。
思うように得点ペースを伸ばせない中、FE名古屋に外からも得点され苦しい展開となるが、終盤は速い展開から#12モータム、#5マーフィーらが得点し、わずかに流れを引き寄せ前半終了。
攻守ともに高いエナジーを取り戻し、入りに7-0のランで猛追。
相手のタイムアウト明けも流れを渡すことなく#11桜井の連続得点などで一桁ビハインドまで詰め寄るも、FE名古屋も#22ジョーンズ、#21笹山らが得点して譲らない。
その後も#12モータム、#5マーフィー、#66松下らのアタックで加点を続け、一進一退の攻防戦に持ち込み最終Qへ。
入りから#66松下の3PT、#21ロングの体を張ったプレーで得点を重ねる。
各所でのディフェンスも光り相手の得点を抑えると、中野が4Qに2本の3PTを含む8得点を挙げ点差を縮める。
最後は#21ロングがゴール下を決めて残り50秒で1点ビハインドまで追い上げるが、逆転となる得点を決めきることができず、83-85と惜しくも敗れた。
惜しくも敗れた2022年ラストゲーム。
今節、流れを引き寄せ会場を沸かせたプレーの数々をハイライトにまとめています。
今年も全緑応援ありがとうございました。
佐古賢一HC
佐古賢一
選手たちは頑張ってくれた。年明けに向けて良い準備をしていきたい
前半は良いショットを打ててはいたものの得点に繋がらず、そこで相手に走られて、自分たちのペースを掴み切れない試合展開になりました。
どちらのものでもないリバウンドやルーズボールを取られたり、嫌なタイミングで3PTを決められて攻守双方が重くなっていってしまいました。
後半は走れる時に走り、良いショットを早いタイミングで打つことを心がけてくれたことで、スピードやテンポをしっかり上げて良いリズムで試合を運ぶことができたと思います。
選手たちは非常に頑張ってくれましたし、今日は我々コーチ陣の責任だと思っています。
年の瀬に会場に足を運んでいただいたファンやブースターの皆さまには、勝利を届けられず申し訳なく思っています。
年明けは連勝を掴めるよう、まずは大阪戦、良い形で入れるようにしっかり準備していきたいと思います。
#0 橋本竜馬選手
橋本竜馬
自分たちの勝ち方を掴んでいく必要がある
試合の中盤に点差を離されたところから、ディフェンスを頑張ってカムバックできたことは良かったです。
ただ最後勝ち切ることができなかったので、こういった試合展開の中で自分たちの勝ち方を掴んでいく必要があると改めて思いました。
これができるチームが、勝ち星を重ねていけるチームだと思います。
ディフェンスで我慢して相手を苦しめることができている時間は増えてきていて、ディフェンスの意識はチームとして変わってきていると思います。
今日点差を離されたのは、自分たちが崩れた結果だったと思うので、ここを無くしていけば、もっと早い段階から拮抗した試合展開に持ち込めたと思うので、改善していかなければいけないです。
■2023年に向けて
ディフェンスは40分間安定して粘り続けられるようにしていきたいです。
オフェンスは、相手の点に直結してしまうのでターンオーバーを無くすことを第一にやっていきたいと思います。
ただターンオーバーを無くしたいからと言って、積極性を失うのは良くありません。
リスクを冒しつつも良い判断をし続けていくのがバスケットボールというものなので、そこの判断をもっと向上させていきたいと思います。
#7 中野司選手
中野司
今のレバンガには「勝ち切ること」が大事なこと
まず前半と後半で、攻守ともに自分たちの強度を保てなかったことが今日の試合で良くなかったと思います。
ディフェンス面では相手のトランジションを止められなかった事がダメージとなりましたし、オフェンス面ではシュートが入らない時間帯に我慢し切れず、リバウンドから相手のトランジションオフェンスに繋げられてしまったことが点差が離れた要因だと思います。
後半はディフェスリバウンドを取って相手のオフェンスを止められた時間帯が多かったので、それをきっかけに自分たちの流れを作って相手に追い付くことができたことは良かったです。
ただそこで満足するのではなく、勝ち切ることが今のレバンガにとって大事なことであると、改めて今日の試合を通して痛感しています。
■自身のシュートタッチについて
昨日悔しい結果に終わり、今日は積極的に攻めようと思っていたのですが、前半はシュートが落ちてしまいました。
後半に入る前、打ち続けることを躊躇いそうになるのではと不安がよぎりましたが、何があっても打ち続けることがチームにとってプラスになると思い、迷わずしっかり打ち続けた結果、タッチを取り戻して得点に繋げることができたと思います。