B.LEAGUE 2022-23シーズン 第14節 仙台戦 試合レポート
立ち上がりから激しいDFをセットしてリードを奪う
前線から激しいディフェンスを展開し、#11桜井のロング2、#0橋本のプルアップなどで加点。
仙台#30田中に外から連続得点を許すが、#5マーフィーのアタックで取り返して流れの奪い合いに。
その後#7中野、#4寺園、#10荒川らペリメーター陣がテンポ良く得点を重ねると、#66松下のテイクチャージなどで流れを引き寄せ、16-21と5点リードで1Q終了。
バランス良い得点で仙台を引き離してゲームを折り返す
立ち上がりは#8高橋のジャンパー、#12モータムの3PT、#21ロングのペイントアタックと、3ポゼッション連続でバランスよく得点を重ね仙台を引き離すが、一時#24バーレルに押し込まれてリードの差を縮められる。
流れを渡しかける時間帯もプレッシャー強度を落とさずに対抗すると再び北海道ペースに。
#0橋本のレイアップや#21ロングのゴール下などでさらなるリードを奪い、26-41で前半終了。
我慢の時間帯を凌ぎリードを保って最終Qへ
後半の立ち上がりも強度を落とさず、#12モータム、#5マーフィーらのアタックで20点のリードを作り出すが、その後やや得点ペースを落とし我慢の時間帯に。
相手にプレッシャーを与え続けて踏ん張り、#21ロング、#10荒川らのゴール下、#4寺園のフリースローなどで加点して、41-59とリードを維持し最終Qへ。
仙台の猛追から逃げ切り同地区対決で勝利
入りはターンオーバーなどから思うようにオフェンスを繋げられず最初の5分間は無得点に終わる厳しい展開に。
その間#24バーレルにビッグプレーを許し7点差まで追い上げられてオフィシャルタイムアウトへ。
その後もシュートが決まらず、#21ロング、#0橋本らが得点してようやくスコアを動かすが、勢いに乗った仙台の#31加藤に残り26.9秒で3PTを沈められ2点差まで猛追される。
終盤は仙台が5ファウルになってから得た6本のフリースローを#0橋本が全て沈めてファウルゲームを制し、アウェーで白星を飾った。
佐古賢一HC
佐古賢一
苦しい時間帯も選手たちがDFで我慢して戦ってくれた結果
今日は選手たちが前半から非常に良いディフェンス強度でパフォーマンスしてくれて、立ち上がりから良い流れをつくることができました。
4Qは(得点できなかった)7分間、良いシュートを打ててはいたものの入らず、少し慌ててしまったように思いますが、その時間帯にディフェンスでよく我慢してくれたと思います。
前半はレバンガのペース、後半は仙台さんのペース、というゲームになりましたが、本当によく我慢して戦ってくれたと思います。
8日間で5試合というタフな日程で、準備期間も少ないので選手たちも多少なりとも難しさがあったと思います。
その中でも出だしからしっかり強度高く臨んでくれて、勝利に繋げることができて本当に良かったです。
#0 橋本竜馬選手
橋本竜馬
DFの強度を落とさずに進められたことで勝利を手繰り寄せられた
まずはディフェンスのインテンシティがチーム全体を通してよかったと思います。
第4Qでは受けに回ってしまい、難しい展開になってしまいましたが、そこまでディフェンスの強度を落とさずに進められたことで勝利を手繰り寄せることができたと感じています。
タフな日程の中でコンディションを保つうえで、個人としてトレーニングや栄養管理に関しては気を付けていますが、最後は自分たちの持っているエナジーを出すこと、泥臭くプレーをすることが必要だと思っているので、まずは最初の3分間でそのことを自分が体現しようとコートに立ちました。
みんなもついて来てくれましたし、今日はチームでディフェンスの良いインテンシティを保てたと思います。
Q.勝負を決めるタイミングでのFTを6本全て決めましたが、フリースローを打つ時のルーティーンや臨む際に考えていることは？
「ドルブルを3回ついてから打つなど色々ありますが、まずはレーンに入るときに気持ちを落ち着かせていつも通りに打つことを心掛けています。
今日のような展開・場面では、自分が必ずファウルを受けて、自分が打つことを決めて臨んでいます。
自分がレーンに立つところまでを意識して、ここは自分の時間であると捉えてしっかり仕事をしました。