B.LEAGUE 2022-23シーズン 第7節 SR渋谷戦GAME2 試合レポート
1Q
互いに譲らない拮抗した滑り出しに
互いに譲らず拮抗した入りとなる。
#1ナナーのインサイド、#0橋本のアタック、#7中野の3PTで加点するが、サイズのあるSR渋谷にインサイドで優位に立たれて逆転を許す。
北海道は#21ロング、#11桜井らを投入して対抗し、#12モータムの連続得点、#8高橋のアタックで喰らいついて16-16で1Q終了。
2Q
意地を見せて相手の流れを断ち切り同点で前半終了
入りにSR渋谷に連続3PTを許して引き離されるが#66松下のアタック、#8高橋の3PTで追いかける。
中盤はSR渋谷に内外からシュートを沈められてリードを奪われるが、泥くさいルーズボールなどから相手に傾きかけた流れを断ち切ることに成功。
#7中野のミドルジャンパー、#0橋本の連続得点でラスト1分を切って同点に戻し、38-38で前半終了。
3Q
相手の高確率な3PTに苦しみ我慢の時間帯が続く
前半に引き続き点の取り合いが続き、#12モータム、#21ロングらがペイントから加点するが、相手にリバウンドを許して得点のチャンスを奪うことができず、流れを渡してしまう。
#4寺園のアタックなどで応戦するも、中盤はSR渋谷#34ケリー、#1関野らに連続で3PTを沈められて2桁ビハインドを背負い、66-55で3Q終了。
4Q
最後まで相手に詰め寄るも僅かに及ばず
ディフェンスから立て直しを図り、入りは相手の得点ペースを抑える。
さらに#66松下の3PT、ファストブレイクから連続得点して追撃するが、その後ターンオーバーからの失点で再び10点ビハインドへ。
タイムアウトでディフェンスの強度を取り戻し、ここから#12モータム、#21ロングらのインサイドプレーを中心に反撃を開始。
#7中野が2度に渡りテイクチャージするなど徐々に差を縮め、ワンポゼッション差まで詰め寄るが、試合中盤の点差を埋め切ることができず惜敗となった。
佐古賢一HC
佐古賢一
チーム全体として上向きになりつつある
今日は試合の入りで、渋谷さんのプレッシャーの強度が上がった中でも我慢しながらプレーできていましたが、後半に入り自分たちのターンオーバーを多く出してしまいました。
昨日から変更したプレーの中で、成功したと言える部分もありましたが、試合を通してインサイドのリバウンドを繋げられてしまい、その点は継続した課題でもあるので、その部分の精度を上げることができるよう取り組んでいきたいと思います。
最後は選手たちも喰らいついていきましたが、ターンオーバーが嫌なタイミングで出てしまい、そこから走られた部分が試合結果に影響してしまったので悔まれます。
今、チーム全体として上向きになりつつあるので、怪我人がいる中ではありますが、また水曜日のホームゲームに向けてしっかりと準備していきたいと思います。
#0 橋本竜馬選手
橋本竜馬
最後まで粘れたことはチームとしてのステップアップだと思う
GAME1を勝利することができて、今日は試合の入りから渋谷さんがハードにプレッシャーをかけてくることはチームスカウティングで予想できていた中、自分たちのミスが出てしまいましたが、前半は同点で終えて、難しい展開の中でも我慢することはできていたと思うので、そこはひとつチームの進歩であると捉えています。
ただ、勝つためにはディフェンスの強度を落とさずリバウンドまで取りきらなければ勝利を手繰り寄せることは難しいので、しつこさとボールに喰らいつく気持ちを1試合通じて出していかなければと改めて感じました。
勝負を決める最終Qで、オフェンスリバウンドを取られたり、相手にうまくコントロールされてしまい、GAME2に勝利できなかったことは残念ですが、最後まで粘れたことはチームとしてのステップアップでもあるので、もちろんこれに満足することなく、次はこのような展開でも最後に勝ち切れるようにやっていかなければならないです。
#8 高橋耕陽選手
高橋耕陽
厳しいチーム状況の中で評価できる部分もあったと思う
今節は負傷者も出ていてメンバーが欠けた中での試合でしたが、厳しいチーム状況の中で評価できる部分もあったと思います。
ミスを多く出してしまった部分に関しては、反省点として今後の試合に活かしていきたいと思います。
古巣相手ということで、厳しい状況の中でも勝利したいと思っていた中、昨日の試合で勝つことができたのは素直に嬉しかったですし、今は対戦相手としてコートに立ちましたが、自身が良いプレーをすることで成長した部分を見せることができ、そのことで恩返しができたらいいと思っています。