#8高橋のアタックで先制。
続いて#1ナナーのAND1、#12モータムの連続得点、#7中野の3PTと11-0のランで先行するが、中盤に連続ターンオーバーから相手の得点を許して主導権の奪い合いとなる。
SR渋谷の高確率な3PTで一時ビハインドに転じるも、終盤に#21ロング、#1ナナーらインサイド陣が強さを見せて僅かにリードを奪い返し1Q終了。
#21ロングのタップショット、AND1でリードを広げると、#10荒川、寺園の得点と続いて8点にリードを広げる。
中盤は渋谷#44盛實、#27石井らの3PTやミスマッチを突かれて逆転を許し、得点が停滞する我慢の時間帯となる。
しかしここでディフェンスのエナジーを保ち、#7中野の3PT、#12モータムのインサイドでリードを奪い返すと、1点リードで後半へ。
後半の入りはSR渋谷#9ベンドラメの3PTからスタートしてビハインドに転じるが、#12モータムの得点ですぐに同点に戻す。
その後、#1ナナーのダンクや#4寺園のジャンパー、#12モータムの連続得点などで再びリードを奪うと、そこから激しい点の取り合いへ。
SR渋谷もシュート確率を伸ばすものの、プレー強度の高い試合運びから#66松下のコーナー3PT、#21ロングのAND1などでリードを死守して68-70で最終Qへ。
#4寺園、#11桜井の得点からスタートするが、ターンオーバーから相手にチャンスを与えて8:25には再び同点へ。
ハイエナジーな試合運びから#12モータムの3PT、#4寺園のファストブレイクで再びリードを奪うが、渋谷も3PT確率が下がらず再びクロスゲームとなる。
その後リードチェンジを繰り返すが、勝負所でのリバウンドを取りきった北海道に流れが傾き、#0橋本、#8高橋、#21ロングらが加点して92-99で白星を飾った。
佐古賢一HC
佐古賢一
全員で掴み取った勝利だった
試合の入りから良いショットを決めることができていましたし、全体的に前半も後半も我慢しながらプレーできていたと思います。
前半はターンオーバーからのファストブレイクやセカンドチャンスで約15点を失い、後半はその部分を一桁に持っていけるようにと、ハーフタイムのミーティングで話し合いました。
前半は我々が主導権を取りかけている時にターンオーバーが続いた場面もありましたが、後半は選手たちもしっかりと対応できたというところが、今日の試合で良かった部分にだと思います。
現状は怪我人が多くなってきて苦しい状態ではあります。
ただ、ビッグマンを3人で回さなければいけない中、ロング選手はタフな状況でのプレーでしたが我慢してチームに徹してくれたと思います。
そして今日特に良かったのは桜井選手です。
ディフェンス面でチームに貢献してくれ、桜井選手が取った2つのリバウンドはチームにとっても非常に大きいものになりました。
今日は全員で掴み取った勝利だと思います。
モータム選手が32得点を挙げてくれましたが、今節に向けての練習では積極的にシュートを打つように、攻撃の起点になるようにとモータム選手には伝えていました。
もともと3PTシュートの得意な選手であり、先週はなかなかうまく決め切れていなかったですが、今日は頼もしいプレーをしてくれました。
#12 ブロック・モータム選手
ブロック・モータム
明日は今日以上のエナジーを持ってプレーしたい
本当にタフな試合でした。
このようなクロスゲームで渋谷さんのような素晴らしいチームに勝ち切ることができてよかったです。
リバウンドをしっかりと取りきることと、3PTからの得点を防ぐことを意識して試合に臨みました。
明日は今日以上のエナジーを持ってプレーしないと勝つことはできないと思うので、今日のように、今日以上に、チーム全員でハードにプレーしたいと思います。
長いシーズンの中で誰かが欠けてしまうことは必ずあると思いますし、その時は自分も含めてプレーできるメンバーがステップアップしなければなりません。
今日はそれができていたと思うので、明日も今戦えるメンバーで引き続きハードに戦いたいと思います。
北海道から遠く離れた渋谷まで応援に駆けつけてくれた方、配信ご視聴から応援してくれた方、皆さんの応援が力となって今日は勝利することができました。
明日もぜひチームの背中を押してもらえると嬉しいです。
Q.32得点という自身の得点について
何よりもチームの勝利に貢献できたことを嬉しく思います。
32得点という数字はアグレッシブにプレーした結果だと思うので、この姿勢はこれからも続けていかなければいけないですし、自身はまだ日本でのプレーが10数試合という状況なので、これからも日本のスタイルを継続して学び、向上していかなければならないと思っています。
また、自分には様々な国での経験があるので、その経験値から必要なものを引き出し、よりよいプレーに繋げていきたいです。
自分はシューターであると自負していますし、決めきるための練習を積み重ねています。
まだ数字としてあまり残すことができていませんが、どんな状況でも打ち切ることを意識し継続しなければならないですし、シュートに関する自信は常に持っています。