B.LEAGUE 2022-23シーズン 第5節 茨城戦 試合レポート

1Q
入りから互いに譲らぬ展開へ

入りから互いのオフェンスをぶつけ合う激しい展開となる。

開始早々に#0橋本が2本の3PTを続けて沈めると、寺園の連続得点、インサイド陣の奮闘で加点する。

中盤、ペイントからの失点で相手のペースに引き込まれそうになるも、#2ラモスの3PT、#5マーフィーの得点で譲らず、僅かにリードを奪って1Q終了。

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2Q
追いかける展開となるもエナジーを失わずに後半に繋ぐ

序盤は互いにリードチェンジを繰り返すが、北海道のFG %がやや落ちたところで茨城にバスケットカウントを許し6点ビハインドへ。

しかし#2ラモスのロング2、#12モータムの得点で喰らいつき、4点を追いかける展開でオフィシャルタイムアウトに突入。

その後、#7中野、#12モータムらの3PT、#4寺園のレイアップなどで得点ペースをあげ、1ポゼッション差まで点差を詰めて前半終了。

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3Q
ディフェンスからファストブレイクに繋げてリードを奪う

入りからハイエナジーなディフェンスで相手のターンオーバーを誘い、#5マーフィーのダンクショット、ファストブレイクから#12モータムが得点して勢いを掴む。

6:29には#0橋本の得点で逆転に成功し、そこから再び点の取り合いへ。

中盤からは粘り強いリバウンドからチャンスを手にしてアタックを仕掛け、#2ラモス、#4寺園らのフリースローから着実に点を重ねて4点リードで最終Qへ持ち込む。

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4Q
アウトサイドからの得点を伸ばして茨城を振り切る

開始すぐに#7中野の3PT、更に#5マーフィーのスティールからのダンクショットで続けて加点して流れを自分たちのものにする。

その後#4寺園、#7中野らの得点で、6:49にはこの日初めての2桁リードを奪う。

中盤も激しく攻守が入れ替わる展開となるが、リバウンドで強さを見せた北海道が流れを掴み、#5マーフィー、#0橋本の3PTなどで加点。

1:10には#2ラモスがショットクロック終了間際で3PTを沈めて勝利をほぼ手中にし、80-93で今季アウェー戦初勝利を飾った。

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佐古賢一HC

HC

佐古賢一

今日の勝利は我々にとって非常に大きな1勝になった

前半は相手の形でかなりやられてしまいました。
ただ、我々もオフェンス面のリズムは良かったと思いますし、ディフェンス面では縦に割られてしまっていたところを、後半ではうまく修正できたと思います。
今日は後半にディフェンスのプレッシャーレベルを上げることができましたし、全員で守り切り、リバウンドに対して注力した部分が非常に良い形でできました。
オフェンスに関しては、ボール回しのリズムも良く、橋本選手と中野選手がタフな場面でシュートを決めてくれたので非常に助かりました。彼らのシューティングの技術は高いレベルを持っていると分かっていますし、今日は打てるタイミングでしっかりと打ち、決めきってくれました。

勝った試合と負けた試合の差が大きいということが、まだ良い波に乗っていけない理由になると思うので、これから良い部分と悪い部分を精査、チームとして改善し、バイウィーク明けの試合に臨んでいきたいと思います。

(Q. 松下選手をスタメン起用したことに関して)
茨城さんは、PGの2選手が好調だったので、今日はディフェンスをより重視したスターティング5にしました。
それが非常に良い形として展開できていたと思います。

(Q. AWAYでの初勝利に関して)
前節の名古屋Dさんとの試合では良くない試合をしてしまい、どうしても気落ちする部分があった中、全員が集中して試合に臨み、評価できる内容で勝利したことは大きな成果だったと思います。
ディフェンス面でも、今日のような良い形で機能するといった成功体験ができてくると、自分たちが目指しているところのイメージが具現化できてくると思うので、今日の勝利は我々にとって非常に大きな1勝になったと思います。

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#0 橋本竜馬選手

PG

橋本竜馬

勝利を手にすることができてよかったです。
AWAY連戦、連敗のあと迎えた今日の試合だったので、とにかく勝てて嬉しいというのが素直な気持ちです。

前節の名古屋D戦での連敗を受けて、チームとしてどうしても気落ちしてしまう部分もあったので、そこを打破するために、今日の試合の入りを重視していました。

ホームでは連勝することができましたが、自分たちの目指す目標、ファンの人と共有している想いはもっと大きなものであると思っていますし、その分期待が大きいこともわかっていて、その想いも背負っています。
引き続きレバンガ北海道を応援していただければと思いますし、自分たちも応援に値するチームになっていかなければいけないです。

(4QOTに入る直前に3PTを決めた時のことについて)
あの場面は自分の中でもキーポイントであると考えていましたし、決めるのと決めないのではその後の試合展開に大きく影響すると感じていたので、決めることができてよかったです。
誰が決めてもよい場面でしたが、自分が決めきることができてよかったです。

(B1個人通算300試合出場達成について)
自分の努力だけではなく、コンディションを維持する面でも、チームスタッフのみんなや、沢山の人のおかげで試合に出ることができていると、歳を重ねてより一層実感するようになっています。

記録については聞くまで意識していませんでしたが、自分だけで(B1個人通算)300試合出場を達成できたわけではないと思っています。

今自分にできることは試合に出続けることだと思っているので、引き続き様々なことに気を配り、自分のルーティーンを守りながら、息の長い選手になれたらいいなと思います。

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